劇場公開日 2025年6月6日

「期待度○鑑賞後の満足度◎ アンドリュー・ガーフィールドとフローレンス・ピューの名演で魅せる令和版“ある愛の詩”。」We Live in Time この時を生きて もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0期待度○鑑賞後の満足度◎ アンドリュー・ガーフィールドとフローレンス・ピューの名演で魅せる令和版“ある愛の詩”。

2025年6月11日
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鑑賞方法:映画館

①アンドリュー・ガーフィールドとフローレンス・ビューの相性がこんなに良いとは思わなかった(英語で云うところの“On-screen chemistry”ってやつ)。
口下手なトビアスだけれども、代わりに口を開いていない時に見せるアンドリュー・ガーフィールドの様々な表情が素晴らしい。
「スパイダーマン」の印象が強いが、大変繊細な演技が出来る俳優さんである。
フローレンス・ビューも、一人の女性の持つ多様な面をきっちりと演じわけてアルムートの造形に生きた人間を感じさせる。

②可笑しさを出そうというようなシーンが所々あるが、スベっていたり、あと始末大丈夫なの?(アルムートがトビアスをハネた後のお咎めなし?)(渋滞したトンネルで産気づいたアルムートをトビアスが追いかけてガソリンスタンドのトイレでアルムートが出産するくだりは良いシーンだが、トンネルに置きっぱなしの車はどうなった?というか後続の車にスゴい迷惑を描けてるんじゃない?)と頭を傾げてしまう。
そういう欠点はあるが、主役2人の名演で帳消しにしましょう。

③アルムートが娘にその姿だけを愛娘に記憶されるのを嫌ったように、弱まって死に行く姿まで撮さずに、スケートリンクの端と端とに別れてトビアスと娘にアルムートが明るく手を振る姿で彼らの別れを暗示した演出は大変宜しい。

④卵の巧い割り方を教えて貰って参考になりました。

もーさん
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