「忘れてるかも知れないけど、死んでんだからね、アンタ!」死に損なった男 Mr.C.B.2さんの映画レビュー(感想・評価)
忘れてるかも知れないけど、死んでんだからね、アンタ!
2月24日(月・祝日)
右手小指の骨折はまだ治らない。MOVIX川口で「死に損なった男」を。
昔、熱帯魚を飼っていた。だから映画の主人公が熱帯魚を飼っていると水槽に何がいるのか気になる。本作でも主人公が熱帯魚を飼っているが、ネオンテトラやコリドラスだった。ある意味定番だ。
お笑いの構成作家の関谷一平は、ある程度成功して良い部屋に住んでいる。熱帯魚も飼っているし、部屋も片付いている。
しかし、締切りに追われて疲れ充実感が無く、付いてない事が続き駅のホームから身を投げたくなる。しかし、隣の駅で人身事故が発生し電車が来ない。そのアナウンスで我に返った一平は会社に戻り眠る。
翌日、人身事故は自殺だったと知る。彼の事故のため助かった?一平は調べて森口友宏の葬式に行く。しかし、部屋に戻った一平の前にジャージを着た森口友宏の幽霊が現れる。「お前は誰だ?何で俺の葬式に来た?」
そして幽霊は娘のDVで別れたが付き纏う元夫を殺せと命じる。殺さなければ一生背後霊のように一平に纏わりつくと言う。
一生纏わりつかれてはと、言われるままに付き纏う元夫を監視したり、殺そうとしたりする一平だったが、…。
元国語教師の幽霊がコントのネタ作成に手を貸すのを含めて意外な展開の脚本は面白かったのだが、幽霊が登場するまでがもう一つだ。あと、幽霊ネタだからかも知れないが、画面が暗すぎた。コメディタッチなのだからもっと明るくても良かった。殺しを強要していたが、最後には一平の彼女へのアプローチを後押しする幽霊もなかなかだ。
結局、丸く収まる?ラストも良かったが、もう一つランクアップする余地もあった。
コント監修がインパルス板倉なのも納得だった。
共感ありがとうございます。
先生ちには強力な武器は熊手しか無い・・料理しないんですかね、それとも燃えよドラゴンに心惹かれてしまったのか。
全体的にあまりゲラゲラ笑う体では無かったですね。
共感とコメントありがとうございます。
コメディのようなのに、あれなんか違う、とずっと思いながら見ていました。笑いもシュールで爆笑という感じではなかったような。
でも、面白かったです。板倉さんはコント監修だけでなく、内幕もアドバイスしたんでしょうか。相方があれだし、何かと引き出しが多いような気がします。
今晩は。コメント有難うございます。
私は、何となくですがあの面白き元高校教師のオジサンは、自分では殺せなかった気がしますね。幽霊になった故に、エラソーに指示を指していた気がします。今日は仕事で疲れたので。御身体、お大事にして下さい。では。