劇場公開日 2025年2月21日

「基本しんどい空気は流れている」死に損なった男 ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0基本しんどい空気は流れている

2025年2月22日
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鑑賞方法:映画館

2025年劇場鑑賞58本目。
エンドロール後映像無し。

中盤まで出てくる人出てくる人役名ある人からエキストラクラスまで、とにかく全員イライラしていて、殺すぞ!死ね!とか舌打ちとかもうとにかく弱った心にはしんどいなぁと思って観ていました。監督がもう病んでんのか?と思いましたよ。
まぁなんやかんやあっで、起承転結の結では「やさしいせかい」になっていてこのメリハリのためかとは思ったんですが、ちょっと極端過ぎかな。

お笑いコンビでボケがキャラ強くて一見そっちの方がイカれてそうだけど、実はツッコミの方が狂気をはらんでいる、というパターンが好きで、レインボーの池田とか、この空気階段のかたまりもそうなんですが、やっぱり一番はキングオブコメディの高橋健一ですね。大ファンだったんですが本当のヤバい人で逮捕されちゃいました。制服も安くないので盗まれた被害者の方には金銭的にも精神的にもご苦労あったと思いますが、やっぱりこれくらい狂った人のお笑いというのは一線超えて面白かったんだなと思いました。

話はずれましたがかたまりさんの個性が強すぎてちょっと邪魔になるかな、と思っていたのですが実際この脚本でこの行動に無理がなくなっていていいキャスティングだと思いました。後正名僕蔵がこんなにメインで見ることないので、それも貴重だなと思いました。

ガゾーサ