「(オンライン試写会は内容に関係せずネタバレ扱い)正規の公開日にはおすすめ枠に入りそう」死に損なった男 yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
(オンライン試写会は内容に関係せずネタバレ扱い)正規の公開日にはおすすめ枠に入りそう
今年35本目(合計1,577本目/今月(2025年1月度)35本目)。
オンライン試写会に招いていただいた fansvoice さま、ありがとうございました。
さて、こちらの作品です。
いろいろ自信が持てず、ある駅から飛び降りようとしたその瞬間、別の駅で事件があり、その「別の人」がお化けになって主人公と色々交流しながら成長するお話です。
もともと、この作品自体が、お笑いコンビの水川かたまりさんが出演されているなど、全般的にコメディ色が強いのは確かですが、「駅から飛び降りる」「命とは何か」といったやや重い話題を扱うため、明確に「ここで笑って」というようなシーンはなく、また配慮が必要であろう点についても配慮されていた点が良かったです。
「やや」問題提起の点を含む映画ではありますが、全般的にコメディ色もありつつ、そうした重い話題を扱うがゆえに明確なコメディ枠でもなく、色々と考えさせられることが多いです。
この映画に関して特筆すべきなのは、その主人公を演じる水川かたまりさんをはじめ、比較的経験が浅い方を重点的に起用しているのか、一般的に映画でよくエンディングロールほかでお見掛けする方があまり出てこない点があります。ただ、いわゆるインディーズ映画かというとそのようなところも感じられず(実際、正規の公開日は大手のなんばパークスシネマでの放映扱いになっている)、いわゆる「重役勢ぞろいの豪華キャストで成功が約束されている」映画と異なり色々チャレンジングがある中で作品としては無難に揃っているといったところです。
主人公とその「幽霊となって出てくる人」との交流と結末は…といった映画ですが、ここに関してはネタバレになりましょうから回避します(一応、いくつか「これは書かないで」というものが2、3個ありますので、それらは意図的に回避しています)。
採点は以下まで考慮はしたものの、4.7以上あるため5.0に切り上げています。
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(減点0.2/心裡留保と第三者保護要件)
(身分行為ではない)心裡留保は、善意の第三者に対抗できません(相手方には善意無過失まで要求する)。