ブラック・ショーマンのレビュー・感想・評価
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推理マジックショーの開幕!
手品を見るコツは、種明かしを求めず素直に驚いて拍手することだと思います。福山雅治さんのマジシャン振りを予告編で観て、なんだか楽しそうで気になってました。ちょっと座席が獲りづらかったけど選んでしまった。
開幕早々の派手なチャンバラマジックショーがキモなのか、解決編の推理ショーに繋がっている気がする。なんか黒歴史にしたがってたけど、ご自分の本領で筋金入りのショーマンってことなんでしょう。福山さんの手品師振りもなかなかだけど、チャンバラの太刀筋が凄い。
作中の端々で見せる技の数々は、どうかといえばスリのテクニックみたいだったけど、本来、手品師とはそういうものか。マジシャンが見せるときも客への言葉がけも大事だという。有村架純さんの仰る通り、詐欺師といわれればマジシャンってつまるところ詐欺のプロかと。
捜査の在り方はずっと攻め攻めで、スパイのエージェントやハッカーもかくやと言うほど、プロの警察官がこんなに翻弄されていいんでしょうか。犯罪捜査にこれほど長けている点、福山さん演ずるマジシャンには、なんだか裏の顔がありそうな予感。シリーズが続けば、それが明かされていくのかどうか。
でもシリーズが続く状況がありうるのだろうか。行く先々で殺人事件が起こるコナンシリーズよりももっと過酷な、二人の共通する身内が殺されるという悲劇が続いてしまうのか。何故なら、今回の事件同様、殺されたのが身内でなければ、二人が捜査に乗り出す理由は無いはずだから。そもそも警察でもないし、探偵として雇われでもしないかぎり。
今回の事件、いろいろ人気漫画を巡って怪しい人物が浮き沈みしていたけど、結局、殺された教師・漫画家・原案作家の関係でしかなかったような。それでも、事件の筋が通っているようで面白かった。田舎での教師生活、本棚に卒業生の作文を並べるアナログな教師と、ネットの時代でも活躍する漫画家の、二人の意識の温度差が良い味だった。
推理サスペンスとしても、捜査編・怪傑編と明確に別ける、古畑任三郎シリーズのような王道パターン。これをシリーズ化しても楽しいと思う。劇場版で続けるか、テレビドラマに移行するか。そうすると福山さんの手品修行が大変そう。でもなんか、すごく器用そうだから大丈夫な気がする。
それにしても、中條健太さんが演ずる婚約者の立ち位置がいいですね。事件とあまり関係なくて、ちょっと素朴な人格で。最初と最後にしか登場しない仕事人の嫁と姑みたいな感じかな。シリーズ化するなら、良い存在であって欲しい。なんか女性関係が怪しまれてて、ちゃんと解決してほしかったけどw あと、濱田マリさんもよかった。短い場面だけど良い味してますね。
というわけで、あたらな推理サスペンスのシリーズとして確立できるかどうか。期待して待ってます。
設定に乗れるか
王道ミステリー系の展開に探偵役がマジシャンという斬新な設定を加えた作品。ストーリーや各キャラクターの背景もよく練られているため、観ていて退屈しない。
設定のせいで自殺を図る犯人の生死等のストーリーにおいて重要な結末が事前に予想できてしまうため、やや緊張感に欠ける。また、度々挿入されるトランプの演出も少しくどく感じられる。
本作を楽しむことができるかどうかは、マジシャンが探偵役という設定に乗ることができるかどうかにかかっていると思う。
ショータイム
冒頭の台詞そのままな作品ではあった。
どうにも…甘ったるい喋りかたがそう思わせるのか、彼だけが舞台に立ってたように思う。
文集を犯人に叩きつける激昂があって良かったと思う。彼の唯一の種明かしだろうか。
ネタとしては込み入ってて、色んな事情や事実が浮上してくる作りにもなってて、展開が気になる内容だとは思う。小説ならば、ページを捲る手をいつ止めればいいのか迷う感じだ。
犯人がSNSに縛られるプロジェクションマッピングの使い方とかとても好きだ。
ただ、まぁ…どうにも作為に溢れた感じもしてて、興醒めなとこもなくはなかった。
ど頭の霧に覆い尽くされた山々の俯瞰の絵とか、話を聞く佇まいだとか…手の内を見せすぎなような気もする。
犯人の事を娘は許せたのだろうか?
身勝手な理由で殺されなければならなかった父の死に感じた怒りや悔しさは抑えられたのだろうか。
…可能だったような台詞が気にはなる。
なんか、既定路線を嵌めたかのような最後でもあった。
マジックってやっぱ紙一重だなぁ…視線誘導とか心理操作とか、人心を掌握するスキルに長けてないとダメなのだろうし、警察を手玉に取ったりするトコは面白くもあったんだけど、トリックとなるとなあ…。
教室を覆う赤い布とか、心理的な作用を誘発する色なのだろうけど、あのネタを仕込んでるとこを想像しちゃうとどうにも滑稽ではあって…クライマックスなのに雑念が振り払えずで困る。
とまぁ、色々書いてはみたけれど、やっぱちゃんと言おう。福山氏じゃなくても良かった。マジシャンは舞台を下りてもあんなにスカしてるものなのか?あんな誰に対しても傲岸不遜な物言いをするものなのか?なんちゅうか…品性が足りてない。どうにも役との違和感が冒頭から拭いきれなくて…ガリレオの湯川さんはハマりまくってただけに、このキャラは、どうにもしっくりとこなかった。
「全て繋がった」
あの台詞は笑って言うものなの??
架純ちゃんがかわいいだけの映画
一番最初のショーと実況見分のシーンがクライマックスでした
だらだら調べ物をしながら申し訳程度のマジシャン要素がたまにでてきて、あとは福山雅治がカマをかけつづけるだけです
このような部類の映画は目が覚めるような新事実が発覚して展開が雪崩のように進み、そこに客を引き込んでこそ魅力的な映画になると思うのですが、こちらの映画にはそのようなメリハリがほぼなかったのでただただ眠くなりました
また、ただの田舎村で人が一人死んだのをさも大きい事件かと誇張しようとして誇張しきれてないのでテレビドラマのサスペンスレベルでやったほうがいいんじゃないと思いました
事件解決のシーンは演出こそ壮大そうですが、結局一田舎村の中学教師殺人事件なんだよな、と脳裏によぎってしまうとちんけに見えてしまいました
極めつけに犯人の動機がクソしょーもなさすぎて架純ちゃんが犯人にブチギレて言ったセリフはほんとそのとおりだと思いました
さらに人を殺しておいて自殺しようとするぐらいなら最初から人殺すんじゃねーよとおもったし、福山雅治に助けられて号泣するシーンには殺意すら芽生えました
親友との回想を交えながらの演出をしてなんとか美化しようと試みてたと思いますが全然自分には無理でした
また、結婚要素いらなくねと思ってましたが最後の電話のシーンにつながるのでそこはよかったとおもいます
そこまでなんとか我慢して観てほしい映画だと思いました
期待しすぎた
予告見てた時から楽しみにしてました。
だからこそ、つまらなかったです笑
最初はワクワクしながらみていましたが、途中からストーリー読めすぎて、でしょうね!って気持ちになりました。
原作未読なのですが、福山さんが「おじさん」呼びを嫌がってるシーン、最高に寒いです。
誰がどうみても「おじさん」じゃないですか。
それを嫌がってるの、普通にかっこ悪くて引きました。
「おじさん」や「おばさん」を悪い意味で捉える必要はないですし、おじさんなのにおじさんの自覚がないキャラってカッコよくないです。
おじさんが作った「オモシロ」と感じました。
後、婚約者が普通に理解できなかったです。
実の父親が亡くなっている状況で、全くそばにいないなんてあり得ますか?
本人が大丈夫といってももっと寄り添う描写あっても良くないですか……?
映画を見た感じだと福山さんがわざわざお店に呼んでいるので悪い人ではないのかなと推測しましたが、婚約者といえど葬式に顔出すだけの人なんて、普通に結婚反対です。
次回以降の匂わせみたいなシーン削って、もう少しキャラを深掘りした方がよっぽど面白そうです。
というか、どのキャラも浅すぎてつまらないというか、でしょうね!というか。
最後屋上から落ちるのなんて、分かりやすすぎてハラハラもしませんでした。
なにより、あの最後の学校の教室の演出!
アレ非常にちゃっちくて、あのメンツであんなB級ホラーみたいな演出はドン引きです。
もったいない!という気持ち。
きっと原作のボリュームがあったからこそ、あの浅さでどんどんストーリーを展開したのだと思いますが、だったら無駄なシーン削って深掘りして欲しかったです。
ハイカット!と聞こえるくらいブツブツしているというか、なんというか……
警察も無能すぎません!?
あのキャストで!?
2人の推理の凄さより、警察のあまりの無能っぷりに驚きです。
もったいない!!
亡くなってしまった同級生の子や母親、お父さんのシーンはとても悲しく、涙が出ました。
良いところもあっただけに、残念です。
なにより期待しすぎました。
続編出ても見ないかもなぁ。
福山さんのキャラの過去に全く興味がわかなかったです。
そういう意味では、どのキャラクターにも魅力がなかったですね。
俳優さんのお顔は綺麗でしたが、キャラクターとしてみるなら、主役2人は魅力的ではなかったです。
楽しめたけど期待以上ではなかったかな
原作未読
シリーズものからの劇場版とかではなく、今のところ単発作品だからか登場人物に魅力を感じず…
メインの2人の関係も特には……
有村架純の役どころも中途半端感が否めず
マジシャン設定は好きだけど派手な演出は好みではなかった。でも小技的なテクニックは良かった(盗み技や相手に話させる話術など)
こういうのをもっと見たかったなぁ
映画作品としては仕方ないんだけど、解決シーンで事件の解明以外の事まで明かす必要あるのかなと
しかもみんな裏があるような……なんか見てて気持ち悪いと感じた(まぁこの人は犯人ではないみたいに順々と見せたいのだろうけど)
設定や舞台は好みだったし役者さんたちも好きだったので楽しめはしました
何となく犯人は。
観賞後、犯人探しだったり人間の表裏だったり、福山さんと有村架純さんの共演だったり、福山さんのマジシャンぶりだったりと充実感も得られて面白かった。久しぶりに、程良く頭も使いながら最初から最後まで只々、このエンターテイメントを楽しませて貰えた。
ひとつ物足りなかったのは原作を知ってる人は別として、何となく犯人はこの俳優さん?って思って、その通りになってしまう事。勿論、この俳優さんだからこそ微妙な心理を演じられたんだろうとも思う。紙一重の演技と言うか最終的に犯人はどう言う人間であるか理解してなければ出来ないんだろうと思うし、中々難しい事だとは思います。
でも何故か福山雅治さんは東野圭吾さんのミステリーには欠かせない俳優さんだと、本も読んで無いのに勝手に思ってます。話が進むスピード感が要点を取りこぼす事無く、且つスムーズに流れてるからなのかなと思うのですが。
キザが絵になる福山雅治
最初から最後までIt's showtime by福山雅治。この一文に尽きるのだが以下レビュー。
結婚式場で式の相談をしている最中に電話が来て父が殺されたことを知り叔父と一緒に犯人探しをするという話。この書き方だと有村架純が主役になるけどあくまで福山雅治が主役、いやダブル主演でも良いか。全体的にはドラえもん+コナンって感じかなぁ。木村昴の立ち位置がまんまジャイアンでおかしかった。マジック的な要素もあるが手先が器用っていう描写に使われてるだけで(一部葬儀中にマジシャンっぽいところはあったが)、大部分は人間心理を利用した謎解きで事件解決してた。
娘の同級生の有名漫画家(のび太っぽい)が犯人なのだが亡くなった親友のアイデアを使って売れっ子になったことを世間に知られないために犯行に至ったのだが、軽いよね。原作通りなのかわからないけど殺人事件の場合、映画だともっと人間の業のような深いものを期待してしまう。その点からすると物足りないんだけど謎解きドラマとしてはOKかな。
新シリーズ開幕って謳ってたけど第二弾とかやるつもりなのかな?次あったら観に行くかはビミョウかな。
土曜の最後の回で終わりが0時近かったんだけど残って仕事してたスタッフさんに感謝です。
ミステリーとしての精度は求めず、会話を楽しむ
原作未読・福山出演作は容疑者Xしか観ていないです
観る映画を決める時、ミステリー系は比較的候補に上がる。(作品数がそもそも多いのと、ホラーと恋愛系を候補から外すから)
けれど、単話で終わる映画では、今作に限らずミステリー、推理、事件物としての精度は求めない。文章と違って、自然な状況説明やミスリード、隠しておきたいけれど後であっとなるような構成とかが、映像で短時間となるとかなり難しくなるし、『警察がこれを調べない筈がない、気づかない筈がない』というのにすぐ引っ掛かってしまうのだが、そこまで突き詰めたモノを映像で見せちゃうと模倣の心配も出てしまうので、そこのハードルは常に思い切り下げる事にしている。
その上で、 叔父と姪の会話のテンポ感と美しい景色はそれだけでも楽しめたので、娯楽作品としては良いかな…と。(自分が有村架純が好きという事もあるけど)
同級生役でも好きな役者さんが何人も出てるので、それも楽しみにして…。ただ、『全員嘘をついている』という予告煽りは却って期待外れ感を招くのでやめた方が良かったかと(笑)ミスリード用のエピソードも薄くて、勿体ないかな(原作のままなら仕方ないけど)
どうでも良い事を二つ
主人公と婚約者、役者の実年齢以上に年齢が離れて見えるんだけど、良いの?もっとその、もうちょっとなんか、イケメンとは言わないけど、若くて素朴そうな人、いくらでもいそうなんですけど。(原作でそういう設定?)
仲村トオルと福山雅治が兄弟役?って思っていたんだけど、思った以上に似てた!兄弟ぽかった!
ここから下に、モロではないがミスリードエピソードを無効化するネタばれ書きます。しかも作品の評価に関係ない個人的な思いの書き散らしで、あまり意味がないので、興味のない方はお捨て置きください
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楽しんだと書いたけど、実は正直強い後味の悪さを感じたラストだった。
殺人があったのだから当然ではあるが、そのトリガーになったのが人気マンガ作品絡みだった事がつらかった。(つまり自分がマンガのライトおたく故なんですが)
連載は終了しているが(これはせめてもの救い)多分アニメは全部終わっていない。多分今後劇場版やスピンオフも期待されていた筈で、それが全ておじゃんになってしまった。
それどころか単行本や円盤は店頭から回収され、少なくとも公式には今後一切名前が出る事もないだろう。
これファンの気持ちを考えると、本当にやるせない気持ちになってしまうのですよ。
我ながらアホだとは思いますけど(笑)
もうね、創作、表現、芸能の制作に関わる人はみんな、犯罪は絶対しないで!そして特に作者さんは健康管理に極力留意して、作品にエンドマークがつくまで病気や事故やその他で亡くなる事の無いよう気を付けてください!!お願いします!
と、色々思い出してしまったのでした。
損したかな、千円なにがし。
原作は読んでません。福山のファンでもない。前評判が良かったから観てみたが正直つまらなかった。何処がブラックなのか?、何処がショーマンなのか。マジシャン辞めてるじゃん。流行らないバーのマスターじゃん。ならば、有村架純が演じた役に思い入れ出来たかといえばそれも無く。紅葉の景色や各シーンに出てくる紅葉の映像は確かに綺麗だし、迫力も有った所もあったけど、何処かCGぽい所も有って、、、。
エンターテインメント
肩の力を抜いて楽しめた。厳密に言うと、犯人の動機が荒唐無稽過ぎて、そんな事で人を殺す?ってなったけど。今時ストーリーを外注してる漫画家さんなんて山ほどいるのに。。。て思ったけど。そこを無視したら、まぁ演出過剰な面もエンタメという事で楽しめました。福山雅治が格好つけて面白い映画です。
ダークヒーロー?
原作未読。他の東野作品は多数読んでおります。福山氏のガリレオも全て視聴済み。
福山雅治氏がガリレオの次はダークヒーローを希望して作られた作品らしいですがダークヒーローと言うにはセコさだけが目に付くキャラでした。ダークヒーローの日本での代表格はブラックジャック先生辺りになるのでしょうがあちらは何千万という報酬をふっかけるのに対しこちらは旅館のディナー代とか…
まぁあちらは命の値段になるので一概には比較出来ませんが…
それとこの作品に限った事ではありませんが、この手の作品は原作を読んでいる人にとっては「どの様に映像化するのだろう?」という興味で観に行く人や出演者のファンが多数なのでしょうが、私の様な頭まっさら状態で観る者にとっては顔ぶれを見てコイツが犯人なんだろうなという先読み出来るキャスト設定はいい加減やめてほしいと願います。案の定ヤツが犯人だったし…
2時間ドラマで良かったのでは?と思える内容でしたがただ一つだけ褒められる箇所が…
この作品の舞台の街とされるロケ場所は圧巻でした。映画館の大画面で観るに相応しい景色でした。わざわざ映画化した理由はこれか!と思えるほどの美しさでした。今作の設定同様実際にさびれた街なのかどうかは無知な私には分かりませんが、もしさびれているのならこの作品をキッカケに聖地巡礼者が増え活気を取り戻すに違いありません。この作品が映画化された最大の理由は大スクリーンの画角に入るあの景観かもしれません。いかんせんそこしか褒める箇所が無いので強調してしまいました。
何故マジシャンを辞めたのかが描かれていなかったので続編が出来るのでしょうが続編はレビュー等を参考に多くの東野圭吾氏、福山雅治氏、ガリレオファンの期待を裏切らない作品の完成を心より願っております。「容疑者X〜」超えを期待しては酷でしょうが…
という訳で今回はあのロケ地を選んだスタッフに対して⭐️3つを…
福山雅治のための映画
キムタクのための映画的なアレですね。
展開や仕掛けはある程度読みやすいけど、それも含めて楽しめるといいのかな。
犯人以外も色々暴かれて、みんながかわいそうな内容だった(笑)
ガリレオが好きなら好き
あまり気にしてなかったけど、ちょうど何か観れそうだったタイミングでやっていたのと、予告を見た時からどう考えてもガリレオみ感じるし、これは面白くないことないよねって思って観ました。
福山さん以外ほぼ誰が出ているかも知らずに行きましたが、かなり見たことのある人達で揃えられていて安心して観れました。話もガリレオが好きなら好きな気がします。色々な関係が絡み合ってて面白かったし、犯人の動機的にもう少し話すれば良かったのでは…って思ったけど、人間って追い詰められてると視野狭くなりますしね。
最後はちょっとほろっと泣けました。が、そこで終わるんか、大丈夫なの?あれは本当のことなの?違うよって言ってくれよ!って思ってしまいました笑
個人的に声が良い人が揃っているし、有村さんも滑舌いいし素敵でした!
ハナコの秋山さんはずっとガチ俳優さんだと思っていてエンドロール見て驚きました。
続編作れそうですね〜
福山雅治とフジTVのshow time
まずは紅葉🍁と有村架純に見惚れてしまう。それを引き立てているのは、フジTVと福山雅治かつ、マジックショーという虚飾の華やかなペテンという世界のコンビネーション、最後に締めるのは、生徒を想う仲村トオルと生徒であり子供である有村架純。
マジックショーマン、漫画家、建築家、原作者、学校の先生、誰もが成功を目指す為に、出来る限りの努力をし、手に入れようとして頑張り、維持するために、頑張り、いつからか、自分だけの欲に変わってしまう。
焦るな、正直に生きなさい。仮に大変であっても、正直に自分と他人ともにごまかさないで生きてくだい、嘘と見栄がでたら、また、やり直してください、ごまかしたぶんまた大変だけどもやり直してくださいとの先生から生徒へのメッセージ。ごまかし続けないでくださいと。
最近のフジTVはまさに、show time、大変ですが、やり直してく自局へのメッセージ。
誰もが、その場面にいると同じ虚飾と、我欲にとらわれてしまう可能性がある事、正直に生きる強さを身につけていきたい。 生徒であり、子どもである有村架純が婚約者の過去と、未来に対する結婚をどう選択するかは教えて欲しい。 これが、最後に謎として残る?
エンタメとしては〇
Theフジテレビ〜な映画ですね。
元々15年前まで笑、福山さんのファンでガリレオシリーズなど追っかけていました。今回は原作者の東野圭吾さんのミステリー映画化なので面白そうだなと。
最近の福山さんの女性化というか、クセのある話し方で大丈夫かなと心配してましたが性格にも一癖二癖のあるマジシャン役だったので観た感想としてはひとつのキャラになっててまぁ良いのかな?
ガリレオの湯川先生とは違う役作りと信じたい笑
映画でのブラックショーマンさんはケチでセコい、姪っ子に対しても他人に対してもドSな物言いで、湯川先生とはキャラが違います。マジシャンで人を欺く表情とか何処と無く他人を信じて無さそうなスンっとした感じとか。
東野圭吾さんの原作のキャラの描き方と照らし合わせて見たいと思いました。
内容はまぁそうだよな感。仲村トオルさんの実直そうなお父さん役良かったです。
福山さんのマジックも見応えはありますよ。うん。有村さんはわたし的にはあまり…だったな。
痛快なエンタメ作としてはまあまあ
有村架純が大好きなので見に行きました!
内容としては思ってた通りの感じで
犯人もわりとそうだろうなーと思ってた人だし
犯人判明からのその後の展開も想定できて
本当その通りになるので
良い意味でわかりやすく見やすいかなと思いますし、痛感なエンタメ作品としてはよくできてるとは思います。いわゆるフジテレビが連ドラで作りそうなやつです。
なので、普段いろんな連ドラとか見てる人はそれなりに楽しめるかと思います。
演者の方もみなさんベテラン揃いなので
安心して見れます。
ま、福山さんは自分としてはいわゆるガリレオと同じ感じがしましたが。
それとなぜに有村架純の婚約者がおじさんで
ブサイクの伊藤淳史なのか?
マジでそれが違和感ありでした。
ま、面白いと思いますよ!
「弱さ」が全てを狂わすという事
本作、面白かったです。
個人的には「新参者」に似た作風だなぁと冒頭から感じ、その通りの展開と雰囲気だったと思いました。
そもそも初手から、不明な「他殺」である事の発表と、神尾武史と神尾真世の「なぜ殺されなければならなかったのか真実を知りたい」という、物語の「根幹」の設定が早々に確定されたので、私の中では「あ、新参者の展開だ!」と。
※サントラもどことなく雰囲気が似ていた。
そして周りには(神尾武史・真世含め)怪しい隠し事を匂わせる登場人物ばかりだったので、私の中では完全に「新参者」(特に麒麟の翼のイメージ)感覚で「犯人探し」や「秘め事」の考察を楽しむ作品となりました。
全体的には面白さを感じましたが、物足りない部分、不明な部分も在りました。
それが以下、
①神尾武史が「サムライ・ゼン」時代の話をNG扱いにした理由。
②神尾武史の「守銭奴」意識が強い理由と、どうやってBARを存続経営できているのか。
③神尾真世が神尾武史と一緒に真実を追う事を誓った時の、あのスマホの映像の意味と関連性。真世は英一に虐待されてた?でもそうなると英一の性格像と関連するその思考に筋が通らなくなる気が……。謎。
④神尾真世の婚約者、中条健太の「本性(本音)」と「その真偽」。
……以上が最後まで分からなく、「モヤモヤ」した気持ちを残しました。
もしかしたら、原作ではハッキリしている「ふくみ」なのかもしれませんが、映画のみを鑑賞をした限りではハッキリしなかった気がします。※見逃してたら不覚ですが。
それ以外は推理ドラマよろしく、終始考察を楽しむ展開が随所にちりばめられ、最後の真実の公表までとても楽しく見入ることが出来ました。
それに、それぞれの関係者の「裏の真実」も、そんなに複雑にしておらず受け入れやすい種明かしでした。
神尾武史の、「ハッタリフェイク画像」も、最初はやや強引な手法に感じましたが、「マジシャン」という職業柄を上手く使いこなした手法だったかなと思えました。
種「事実」(目なんかつぶっていない事)を知ってる人物なら、おもわず声を上げてしまう事が理解できる。
あれで、自白と完落ちに上手く誘導する形になりましたしね。
そして一番目立っていなかった人物が犯人であり、またその動機も大きな憎悪では無く、弱さゆえの勘違いと妄想に捕らわれた、ある意味最低最悪の殺人だった事は、じわじわと怒りを感じることができて、あのラストは良く出来ていると思いました。
神尾武史の釘宮に対する最後の言葉「生きて苦しみ続けろ」は、まさに象徴的。
釘宮と津久見の友情は美しいし尊いが、釘宮の「犯行」を決行させた「意識」があまりにも「無責任」過ぎたのが、じわじわと怒りの沸点に辿り着きました。
神尾英一は、作文の公表を控えることを約束したのに、釘宮は現代の情報技術の「拡散力」と「破壊力」だけを意識し、「証拠の消去」しか方法は無いと決断したその余りに自己中すぎる理論。
恩師を信用する事も出来ず、事情を説明して懇願する事も出来ず、ただただ「消去」することしか考えなかった。
そして絞殺をも実行してしまった。
映画としては良い意味で、心から許せない犯人に昇華しました。
同時に、現代の「決断能力」のない時代を憂いているメッセージ性が有るようにも思えました。
重要な決断、声を出すべき時に実行できない人が多い世の中で、それがこのドラマでは最低最悪な「殺人行為」に辿り着いてしまった。
そんなに重大な悪意をもって実行したわけでは無かった(盗作の事)。
が、なんと惨い無自覚の非道の連鎖だろう。
①「魔がさした」のかもしれないが、津久見がそのノートを託したという事は、その「物語」を実現してほしかったはず。
その想いに気が付けなかった自己中。
②あれよあれよと「栄華」に溺れ、「その物語」を使う事、使った事を、一言でも津久見の母に伝えなかった自己中。
③神尾英一を信じることが出来ないばかりか、「放火」などと安直な蛮行に辿り着いた最悪の思考の自己中。
しかも自分の手で恩師を絞殺。
以上、救いようがない。
「弱い思考」と「強い意識の経験不足」が故の、最悪な自己中の「アンパイ」解決策しか考えなかった。
弱いがゆえに酷い行いを無神経に行ってしまう「代表的パターン」と言っても過言ではないと思う。
弱くても良いのに。
大事な事、大事な局面でしっかりと「思いやり」をもって行動する一欠けらの「勇気」だけ持ってれば、全て上手くいったのに。
そんな事を考えさせられた事件物語でした。
「新参者」とは違い涙は流れませんでしたが、全体的な構成としては面白かったと言いたい作品です。
※ちなみに、大変失礼ながら最後の最後まで、神尾真世が、有村架純さんだとは気が付きませんでした……!
もうちょっとふっくらしたとした愛らしさが有ったようなイメージが強かったので……すっかり綺麗になられて。
そんな意識もあって、若い綺麗な俳優さんかと思っていたので、伊藤淳史さんと婚約者同士の役回りって、一回り以上年の差あるんじゃ?などと、見てしまっていました(笑)。
年下彼女役には変わりはないけど10歳も離れてないから、そんなに不自然ではなかったのねと、思いました。
どうしても福山雅治=ガリレオだった
東野圭吾原作の推理小説だと福山雅治=ガリレオのイメージが強いので、この作品で「福山さんが脱ガリレオをどのように演じるのかしら?」を期待したのですが、演じ方やセリフの言い回しが、私にはガリレオにしかみえなかった😭。
たとえが悪いかもしれないが、横溝正史作品の金田一探偵を何作品も演じた石坂浩二さんが、同じ横溝正史作品で別の探偵役を演じたらどうなの?という感じですね。(←2時間ドラマのテレビで、横溝作品で別の探偵 由利廉太郎役を石坂さんが実際に演じたようですが...)
作品としてはテンポも良く、解りやすかったのだが、「そんな動機なのか?」でビックリでした。
「花まんま」に続いて有村架純さんのウェディング姿を拝見できたのは良かったです。
面白かったけど
ストーリーは先が読めるかな…
ミスリードも弱かったかも(中村里帆ちゃんもっと見たかった)
推理ものの場合、キャスティングで犯人想像つくのは残念だよなぁ
寧ろ伊藤淳史(役)の女性問題の方が気になったわw
全119件中、1~20件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
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