ブラック・ショーマンのレビュー・感想・評価
全485件中、81~100件目を表示
答え合わせ
役者の魅力を見せる映画
殺人事件で殺された男(仲村トオル)の娘(有村架純)と弟のマジシャン(福山雅治)がバディを組んで警察をそっち除けで容疑者の中から犯人を特定していく鉄板のストーリー展開である。ガリレオの様なトリックを解明していく醍醐味やそうだったのか感には乏しい。ストーリーの面白さや展開の意外性はともかく、見処は、ダサく見えがちな劇中のマジックを福山雅治がダークヒーローとしてクールに演じているカッコ良さと有村架純の豊かな喜怒哀楽の表情に尽きる。癒し系の可愛さに魅了されるが、時折見せる芯の強さも魅力的だ。終盤で犯人に対して「そんなことも分からなかった!」とブチ切れる怒りと悲しみが混じり合った表情は圧巻であり、映画の枠を越えて全ての犯罪者に届いて欲しい。
何となく犯人は。
観賞後、犯人探しだったり人間の表裏だったり、福山さんと有村架純さんの共演だったり、福山さんのマジシャンぶりだったりと充実感も得られて面白かった。久しぶりに、程良く頭も使いながら最初から最後まで只々、このエンターテイメントを楽しませて貰えた。
ひとつ物足りなかったのは原作を知ってる人は別として、何となく犯人はこの俳優さん?って思って、その通りになってしまう事。勿論、この俳優さんだからこそ微妙な心理を演じられたんだろうとも思う。紙一重の演技と言うか最終的に犯人はどう言う人間であるか理解してなければ出来ないんだろうと思うし、中々難しい事だとは思います。
でも何故か福山雅治さんは東野圭吾さんのミステリーには欠かせない俳優さんだと、本も読んで無いのに勝手に思ってます。話が進むスピード感が要点を取りこぼす事無く、且つスムーズに流れてるからなのかなと思うのですが。
キザが絵になる福山雅治
最初から最後までIt's showtime by福山雅治。この一文に尽きるのだが以下レビュー。
結婚式場で式の相談をしている最中に電話が来て父が殺されたことを知り叔父と一緒に犯人探しをするという話。この書き方だと有村架純が主役になるけどあくまで福山雅治が主役、いやダブル主演でも良いか。全体的にはドラえもん+コナンって感じかなぁ。木村昴の立ち位置がまんまジャイアンでおかしかった。マジック的な要素もあるが手先が器用っていう描写に使われてるだけで(一部葬儀中にマジシャンっぽいところはあったが)、大部分は人間心理を利用した謎解きで事件解決してた。
娘の同級生の有名漫画家(のび太っぽい)が犯人なのだが亡くなった親友のアイデアを使って売れっ子になったことを世間に知られないために犯行に至ったのだが、軽いよね。原作通りなのかわからないけど殺人事件の場合、映画だともっと人間の業のような深いものを期待してしまう。その点からすると物足りないんだけど謎解きドラマとしてはOKかな。
新シリーズ開幕って謳ってたけど第二弾とかやるつもりなのかな?次あったら観に行くかはビミョウかな。
土曜の最後の回で終わりが0時近かったんだけど残って仕事してたスタッフさんに感謝です。
ブラックショーマン
ミステリーとしての精度は求めず、会話を楽しむ
原作未読・福山出演作は容疑者Xしか観ていないです
観る映画を決める時、ミステリー系は比較的候補に上がる。(作品数がそもそも多いのと、ホラーと恋愛系を候補から外すから)
けれど、単話で終わる映画では、今作に限らずミステリー、推理、事件物としての精度は求めない。文章と違って、自然な状況説明やミスリード、隠しておきたいけれど後であっとなるような構成とかが、映像で短時間となるとかなり難しくなるし、『警察がこれを調べない筈がない、気づかない筈がない』というのにすぐ引っ掛かってしまうのだが、そこまで突き詰めたモノを映像で見せちゃうと模倣の心配も出てしまうので、そこのハードルは常に思い切り下げる事にしている。
その上で、 叔父と姪の会話のテンポ感と美しい景色はそれだけでも楽しめたので、娯楽作品としては良いかな…と。(自分が有村架純が好きという事もあるけど)
同級生役でも好きな役者さんが何人も出てるので、それも楽しみにして…。ただ、『全員嘘をついている』という予告煽りは却って期待外れ感を招くのでやめた方が良かったかと(笑)ミスリード用のエピソードも薄くて、勿体ないかな(原作のままなら仕方ないけど)
どうでも良い事を二つ
主人公と婚約者、役者の実年齢以上に年齢が離れて見えるんだけど、良いの?もっとその、もうちょっとなんか、イケメンとは言わないけど、若くて素朴そうな人、いくらでもいそうなんですけど。(原作でそういう設定?)
仲村トオルと福山雅治が兄弟役?って思っていたんだけど、思った以上に似てた!兄弟ぽかった!
ここから下に、モロではないがミスリードエピソードを無効化するネタばれ書きます。しかも作品の評価に関係ない個人的な思いの書き散らしで、あまり意味がないので、興味のない方はお捨て置きください
↓
↓
↓
楽しんだと書いたけど、実は正直強い後味の悪さを感じたラストだった。
殺人があったのだから当然ではあるが、そのトリガーになったのが人気マンガ作品絡みだった事がつらかった。(つまり自分がマンガのライトおたく故なんですが)
連載は終了しているが(これはせめてもの救い)多分アニメは全部終わっていない。多分今後劇場版やスピンオフも期待されていた筈で、それが全ておじゃんになってしまった。
それどころか単行本や円盤は店頭から回収され、少なくとも公式には今後一切名前が出る事もないだろう。
これファンの気持ちを考えると、本当にやるせない気持ちになってしまうのですよ。
我ながらアホだとは思いますけど(笑)
もうね、創作、表現、芸能の制作に関わる人はみんな、犯罪は絶対しないで!そして特に作者さんは健康管理に極力留意して、作品にエンドマークがつくまで病気や事故やその他で亡くなる事の無いよう気を付けてください!!お願いします!
と、色々思い出してしまったのでした。
うーん、面白かった
損したかな、千円なにがし。
原作は読んでません。福山のファンでもない。前評判が良かったから観てみたが正直つまらなかった。何処がブラックなのか?、何処がショーマンなのか。マジシャン辞めてるじゃん。流行らないバーのマスターじゃん。ならば、有村架純が演じた役に思い入れ出来たかといえばそれも無く。紅葉の景色や各シーンに出てくる紅葉の映像は確かに綺麗だし、迫力も有った所もあったけど、何処かCGぽい所も有って、、、。
It's show time・・・but, ummm
コロナウイルス流行後、観光客が遠のき、かつての活気を失ってしまった町で、
多くの教え子に慕われていた元中学校教師・神尾英一が何者かに殺害される。
父の訃報を受け、2カ月後に結婚を控えていた娘の神尾真世が、
実家のある町に帰ってくる。
父はなぜ殺されなければならなかったのか。
真実を知りたいと願う真世の前に、元マジシャンの叔父・神尾武史が現れる。
かつてラスベガスで名を馳せた武史は、卓越したマジックの腕前と
メンタリスト級の観察眼、誘導尋問を武器に、真世とともに事件の謎に挑む。
といったあらすじ。
東野圭吾さん作、福山雅治さんと有村架純さんが主演、
そして豪華キャスト。
そりゃ気になるでしょ、という感じでしたが。。。
期待しすぎたのかな、というのが率直な感想。
いや、そりゃ、みなさん、演技は素晴らしいです、素晴らしかったです。
普通に楽しめました。
ただ、警察を差し置いて、被害者の実弟マジシャンと被害者の娘が
謎を解き明かし、さらに関係者を呼び出しての最後の謎解きは、
かなり大掛かりな仕掛け、マジシャンならでは?
でも、一人でこれは無理、とか思いながらも。
まさに、It's show time
なんだけど、んーーー(but, ummm)
原作も同じなんだろうか笑
なお、城好きの私には、山城からの映像がいちばん萌えました。
(おそらく、苗木城)
有村さん生田さんが出るので観ました
逆の意味で終わり良ければ全て良しを体現した作品
エンターテインメント
肩の力を抜いて楽しめた。厳密に言うと、犯人の動機が荒唐無稽過ぎて、そんな事で人を殺す?ってなったけど。今時ストーリーを外注してる漫画家さんなんて山ほどいるのに。。。て思ったけど。そこを無視したら、まぁ演出過剰な面もエンタメという事で楽しめました。福山雅治が格好つけて面白い映画です。
面白いに決まってる
ダークヒーロー?
原作未読。他の東野作品は多数読んでおります。福山氏のガリレオも全て視聴済み。
福山雅治氏がガリレオの次はダークヒーローを希望して作られた作品らしいですがダークヒーローと言うにはセコさだけが目に付くキャラでした。ダークヒーローの日本での代表格はブラックジャック先生辺りになるのでしょうがあちらは何千万という報酬をふっかけるのに対しこちらは旅館のディナー代とか…
まぁあちらは命の値段になるので一概には比較出来ませんが…
それとこの作品に限った事ではありませんが、この手の作品は原作を読んでいる人にとっては「どの様に映像化するのだろう?」という興味で観に行く人や出演者のファンが多数なのでしょうが、私の様な頭まっさら状態で観る者にとっては顔ぶれを見てコイツが犯人なんだろうなという先読み出来るキャスト設定はいい加減やめてほしいと願います。案の定ヤツが犯人だったし…
2時間ドラマで良かったのでは?と思える内容でしたがただ一つだけ褒められる箇所が…
この作品の舞台の街とされるロケ場所は圧巻でした。映画館の大画面で観るに相応しい景色でした。わざわざ映画化した理由はこれか!と思えるほどの美しさでした。今作の設定同様実際にさびれた街なのかどうかは無知な私には分かりませんが、もしさびれているのならこの作品をキッカケに聖地巡礼者が増え活気を取り戻すに違いありません。この作品が映画化された最大の理由は大スクリーンの画角に入るあの景観かもしれません。いかんせんそこしか褒める箇所が無いので強調してしまいました。
何故マジシャンを辞めたのかが描かれていなかったので続編が出来るのでしょうが続編はレビュー等を参考に多くの東野圭吾氏、福山雅治氏、ガリレオファンの期待を裏切らない作品の完成を心より願っております。「容疑者X〜」超えを期待しては酷でしょうが…
という訳で今回はあのロケ地を選んだスタッフに対して⭐️3つを…
突っ込み無用
福山雅治のための映画
キムタクのための映画的なアレですね。
展開や仕掛けはある程度読みやすいけど、それも含めて楽しめるといいのかな。
犯人以外も色々暴かれて、みんながかわいそうな内容だった(笑)
全485件中、81~100件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。