ブラック・ショーマンのレビュー・感想・評価
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イッツ・ショータイム
ミステリーの謎解きという方向性、つまり、
事件が起こって→様々な推理から→犯人逮捕・事件が解決という方向 ではなくて、
(マジックと同じで)最初にタネありき。……のような物語の展開だった。福山雅治は、最初から、あたかも犯人と動機が分かっているようで…
そのうえで、福山雅治の行動や、マジックのセットが用意されている…ような、
結果はわかってるので、それをあぶり出すために、いろんな手練手管(マジック)を組み立てていってる…
そんな映画だった。
同窓会たのしくないわあ
やはり同窓会なんて何にも楽しくありません。特に30代の自分が何ものでもなく、特に昔でもない昔ばなしと虚勢とミエ、自慢、うわべだけの会話。楽しくなくギスギスして終わり。昔のヒエラルヒーのトップがなぜか堕落し無職でぶらぶらしてるらしいよ、欠席だけどとかいう噂話しで笑うくらいでしょ同窓会なんて。
今や幻想、幻のなんだかわからないパーティです。ラインもネットもありますからつながる奴とはつながってるしね。
さて、こちらはどぎつい胡散臭いおじさんと、犠牲者の娘の謎解き。教師の父が殺害され、それを同級生から探す話しです。久しぶりに会う同級生を疑い、探すのですが、やはりストーリーに無理がありすぎてないわーありえないそんなことで殺さないわあという安い火曜サスペンス的な話。うーんマジック??関係ある?
というかスリ師?かな。手先がスリ師的に器用だなあーと言う感想すわ。水中脱出とか火炎脱出とか欲しかった。始めのなんか安い手品的なCG......ないすわあ。あれは何かしら??ん!な映画でした。
よくあるミステリー映画
犯人も動機もバレバレなのにそこからが長い
被害者の国語教師、漫画家になった生徒と亡くなった親友の生徒は作文が得意
漫画家は最初は人気でず二作目でヒット
そしてここからが長い!
逆にヒロインに送られた脅迫?だとかは回収無し
手品のシーンもしつこい!
本業が役者でない、同級生たちの不自然な演技
しかし中盤の2人で手がかりを探す所は良かった
大筋GOOD、されど気になる点も多数
原作未読、単純に予告の出来栄えが素晴らしくて気になり鑑賞。原作をそのまま実写化したとの評価を拝見したので、そこは原作リスペクトなのでしょうが、細かいところがたくさん気になりました。一番はやはり謎解きのパートですね。技術さんが10人は必要な大掛かりな展開で集中を欠いてしまいました。また福山雅治演じるタケシのキャラというか所作…私はちょっと痛々しさを感じてしまいましたね。演じ切った福山氏、結果的に?福山氏を立てることとなった有村架純氏にはある意味拍手を送りたいです。
ストーリー展開的には読みやすく、ベタな部分もあるのですが、ミステリーとしてのプロットはかなり練り込まれており、程よくハイカロリーな内容で満足感あります。タケシが堂々とブラフをかましながら観客を振り回しつつ真実に近づくのは斬新でした。また盗聴器というあだ名のヒロインが、本物の盗聴器によって救いを得る点も綺麗でしたね。綺麗と言えば、作中の美しい風景や音楽もまた華やかさをプラスしてくれていて、よかったです。
総じて、タイトル通り大筋GOOD、されど…という評価でした。満足はしましたが、映画館で再度…とはならなくテレビの特番でも良いかも…?というところで3.5としておきたく。ガリレオと同じく連続ドラマの方が合っている気はしますね。
原作未読。映画全体としては、とにかく演劇的な感じが強いなって思った...
原作未読。映画全体としては、とにかく演劇的な感じが強いなって思った。実写のミステリー映画なのに、セリフも展開もカッチリしすぎてて逆に不自然というか、妙に作り物っぽさを感じちゃった。ストーリーの深みもない
主人公はダークヒーロー的にデザインされてて頭脳明晰で派手なマジックを使って本当の狙いを隠すって設定自体はすごく印象的。ただ、個性が強いのはいいんだけど(悪く言えば無礼で高圧的)、現実味がなくてちょっと入り込めなかったし、マジック演出も多用されすぎてう~んって思う場面も多かった。結果的にリアリティが削られすぎて……
映像の見せ方?もあれだわ。本来しっかり描くべき部分が会話だけでさらっと済まされてたんだよね(例えば主人公が自分の動機を語るシーン、動機が弱く見えて「ただ自分の能力を見せたいだけ?」って感じに見えた)。逆に「そこ強調する?」って部分ではやたら凝った演出をしてて、でも手法が単調だから逆効果。姪っ子のまよが同級生たちに話を聞くシーンなんかカメラがぐるぐる回るだけで、正直酔いそうになったわ
良かったのはラストの真犯人の動機の部分。すごく素朴で共感できるし、役者の演技と映像もそこそこ相まって感動はした。ただそれで映画全体の問題は解決できなかったかな
マジックとミステリーっていうキャッチーな要素に惹かれて観に行ったんだけど、面白くなりそうな要素はたくさんあったのに、活かしきれてなくてちょっと残念な作品だった
シリーズ化しても良いかも⁈
新しい福山でしかない。
最近、よく映画評が上がるようになり、ガリレオと同じとか、福山をくさす評が多かった。
そのため、見るのを躊躇していたのだが、下馬評とは大違い。まったく新しい福山だった。
ガリレオは、すかした大学教授(助教もあり)だったが、今回はそこらのチンピラ臭のするマジシャン。
作中の手品やトランプシーンを腐す向きもあったが、いいスパイスになって、ラストシーンも活きてくるという味つけになっている。
謎解き、謎解きと五月蝿い輩の評もあったが、ホームズの謎解きに近いもので、読者(視聴者)と一緒に犯人に迫るタイプなので、自分はとても面白かった。
中でも有村架純ありきの作品、有村以外では、リアリティのない作品になってしまうであろうことがわかる。
書いていて今気がついたがなぜ、ホームズを思ったのか……有村がまさにワトソンの役割をはたしているからだと気がついた。
とにかく冒頭のマジックショーがラストの伏線になっている等々、とても良く出来ているので、観る価値のある映画だと思う。
面白いけれど
IT'S SHOWTIME!!
意外な有村架純
面白かった。だが、原作を読んでみようなどの気持ちは起きない。おそらく次作もできるだろうが、テレビの地上波、 2時間スペシャルで充分ではないかな~というのが正直な感想です。
現在56歳の福山雅治は相変わらずカッコよく、声も良い。ガリレオなるドラマを見ていないが湯川というキャラのことまで解った気がする(笑)
でも、福山のように実績のある役者さんは、このようなセリフの言い方やキャラにクセのある役柄は、一番簡単な領域ではないか?と素人ながら感じる。そうすると福山雅治の演技は一辺倒ではないか、とも思える。
有村架純は、地味キャラがハマっていた。意外に胸が豊かで、そして意外に顔が少し大きい。
福山雅治などスタイルの良い役者たちに囲まれると多少目立つ程度だけど。
顔そのものはとてもかわいい。
演技に特別なものは感じないが、安定はしており、今後も日本の映画、ドラマを牽引していく女優さんの一人であろう。
あと気になったのは、父が、兄が、殺されたのに、、しかも娘である有村架純としては地味なもの同士仲の良かった同級生が犯人だったというのに、あっさりし過ぎているが、、。
ラストの教室での犯人指摘のシーンは、福山雅治以外の役者は、座りっぱなし立ちっぱなしで、さぞかし難しい演技だっただろう。表情も気を抜けないし難しくなるはず。
あと成田凌くん。背中をまるめておとなしさを出していたせいか、プロフにある182cmには見えなかったがどうだろうか。
もひとつ蛇足です。まだ上映中の【雪風】に根拠がはっきりしない低評価をする人は、なにか特定の信仰や特定の政党などを支持しているのかしら?(あくまでわたしの個人的感覚です)とか思いましたが、この映画に高評価するのは、、やはり福山雅治さんのファン、有村架純さんのファンなのでしょうか。
だが、それもまたアリではありますが。
緻密な設定の原作に感動した
タイトルどうりなんだけど、実は、一番最初の導入(舞台のショーのシーン)がめちゃくちゃうさん臭くて最初に先行きが心配になりました。しかし、それを裏切る裏切る。
福山さんは、ガリレオや、盲目の探偵などミステリー系主役がいくつかあり、イメージを他と比べてしまうので普通ならダブって、違和感が出てしまうはずなのに、今回の金にガメつかったり本音の読めない独特キャラのマジシャン(マジシャンが探偵も謎ではある)をよく演じきっていて、慣れたら斬新で中々面白かった。
登場人物多い。同級生が沢山でてくるんですね。全員あやしくもっていきますね。それぞれのキャラ設定が緻密。片田舎の町のリアルさも良かった。現実にありそうで、ストーリーも複雑で、非常に見応えある。そこをすごく評価します。つまり原作の良さです。刑事役、生瀬さんいいとこで使うなあ(笑)丸山さんも良かった。生田絵梨花さん好きです。アイドルだけど演技上手い。
有村架純さんも中々ハマり役でしたね。芯の強い幼少期の体験を反映させたような役柄が伝わりましたね。福山との距離感も面白かった。
他の口コミにあるように、マジシャン要素が正直、邪魔しすぎてる。やりすぎるとファンタジーになっちゃうんだよな。最後の先生になっちゃうとか、クッションだしちゃうとか、やりすぎるとシラケるんだ。そこもったいなかった。だけど、見方を割り切って、エンタメお笑いミステリーみたいに思い込めば違和感ないかも。
あと、足りないのは、有村架純とお父さんとの関係性の描写があまりにな過ぎる。先生と生徒だったとか、先生の盗聴器とかいうエピソードは、わかるんだけど、当時の父娘2人の場面、エピソードが皆無なのはいくらなんでも変だよ。そこは謎解き優先でおざなりでした。
ただあの漫画家と亡くなった友人2人の友情は伝わりました。
原作が良いのは確かです。東野圭吾はやっぱすごいや、ってはなしでした。最近あんまり面白い映画見てなかったから、私すごく今日うれしかったです。刺激うけました。
予備知識なしで楽しめました
東野小説は何作かカジったことのあるファンですが、この原作は知らなかったのでまったく予備知識なしで視聴しました。
十分に楽しんで、満足して映画館を後にしました。が、その後ネットで作品情報を眺めてみると、世間一般からはあまり芳しい評価はもらえていない様子。自分が感動ゲージが溜まりやすい浅い思考なのは認めるところですが、世間は厳しいですね・・。
先に、イマイチと思った点。
・マジシャンである演出は、冒頭のアメリカにおけるショーのシーンがピークで、その後は警官から情報をくすねる際の手癖の悪さ、もとい手技の器用さ以上のことはあまり感じませんでした。教室での犯人追及シーンなどで、『マジシャンじゃないと話が進行しない』という関門があると良かったのかも?
・同様に、主人公が心理を読むのに長けている点は、他の東野作品にない特徴の1つと思いますが、マジシャンだからこそ相手の心理を巧みに先読みする、ともう少しうまく描写されると「マジシャンすげー!」となったのかも。
・福山さんが有村さんの同級生達を呼び捨てにしていたのは、くんさん付けすべきかな。
面白かった、感動したという点。
・アメリカで相当苦労していた?という過去からか、ガメつくタカってくるキャラが愛らしかったかも。まあイケメン福山だから許されるんでしょうけど。
・有村さんとの関係が徐々にほぐれていく様子は、バディ形成モノの初期の描写でよく見られるものだとは思いますが、ほのぼの楽しめました。
・父の仲村さんのいい人っぷりは現実にはいないレベルだと思いますが、その底抜け感は清涼剤でした。短時間で終わる映画作品だから、こういう人が存在できるんだなと貴重な感じがしました。
・男の子同士の友情は最近のフィクション作品では描かれることは稀だと思います。大抵女の子なので。その点は、東野さんらしいなと思いました。
その他、警察から捜査情報をスリすぎなのはさすがに非現実的ではありますが、そういう作品と割り切るとよいのでしょう。
有村さんは相変わらず可愛らしくて、成田さんの演技は共感できました。
興業成績的には、第一週の数字からすると伸びなかった、という結果になりそうな気はします。
でもお金出して観に行ったからではないですが、2時間半も長くはなく素直に面白かったです。
全員怪しいけど犯人はおのずと。
成田凌が出てるのに、あの使われようなだけで終わるわけもないと思っていたので、やっぱりねとなったが、とても華やかなエンターテイメント作品でマジックも推理も見応えはあった。
原作が東野圭吾だし安定感。
最後の推理ショーの演劇風な味付けが少し重たく感じたが、それはそれでショーの一部と考えたら納得。
有村架純と成田凌の感情が溢れる演技がとても自然で素敵だった。
続編も期待したい。
酷評されるほどひどくもないし、絶賛されるほど面白くもない
そんな感じの映画と感じた。話の中に粗はあるが、深く考察するような映画ではないので、そんなには気にならなかった。全体的には良作と思う。
ただ一点、マジシャン設定がほとんど生きてないのが残念だった。
あまり期待していなかったので。
全421件中、81~100件目を表示
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