「醜聞で抹殺される(但し福山雅治はこの限りではない)」ブラック・ショーマン 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
醜聞で抹殺される(但し福山雅治はこの限りではない)
2025年映画館鑑賞95作品目
10月5日(日)イオンシネマ石巻
ハッピーマンデー1200円
原作者『マスカレード・ホテル』『パラレルワールド・ラブストーリー』『マスカレード・ナイト』『沈黙のパレード』『ある閉ざされた雪の山荘で』の東野圭吾
監督は『コンフィデンスマンJP』『コンフィデンスマンJP プリンセス編』『コンフィデンスマンJP 英雄編』『映画 イチケイのカラス』の田中亮
脚本は『おっさんのケーフェイ』の橋本夏
ロケ地
岐阜県群上市(美濃白鳥と古今伝播の里フィールド・ミュージアム)
愛知県豊田市(待月橋と香嵐亭)
どんな話か
実家で殺された被害者の弟と結婚を控えた娘が事件の真相を探るミステリー
弟はアメリカで修行したマジシャンで殺された兄はいろいろと協力してくれたのに恩返しができていなかった
東京でバーを経営しているがあまり繁盛はしていない模様
娘の父は元中学教師で彼女も教え子でもあったためかつては盗聴器と呼ばれ同級生に揶揄われていた
真犯人は真世の同級生
犯人はこの中にいる!
ガリレオっぽいが湯川学教授とは微妙にキャラが違う
おじさん呼ばわり修正が却下された時の表情は秀逸
刑事ではないが刑事になりまして捜査もしたりもする
犯人として疑われることもある
刑事が生瀬勝久なので仲間由紀恵のやつを思い出したがヒヤヒヤする変な髪型ではない
ヒロイン役の有村架純は当たり外れが激しく不安だったが今回は無難にこなした
原作は読んでないけど真犯人役は理屈抜きで成田凌だと薄々感じていた
いやそれを希望していた
同級生のメンバーで1番演技力が高く華がある役者だからだ
これが某刑事ドラマのように上島竜兵とか磯野貴理子クラスのタレントじゃガッカリじゃん
釘宮克樹だと話として1番しっくりくるし
同級生の会話にネット社会の皮肉がある
偶然か?
お蔵入りしなかったのは光文社が同業者たちを接待し土下座したのかもしれない
よくよく考えてみればあの程度で抹殺されたらたまったもんじゃない
ネット民が恐怖政治ロベスピエールになってはいけない
そもそもなぜ鈴宮は亡くなった友人のアイデアだと連載前に公表しなかったのか
それなら美談だったのに
前作が不評だったことが影響したのかよくわからない
最後にもう一つ
紅葉がとても綺麗だった
絶景だった
配役
被害者の弟で恩返しのためにも事件を解決しようとするマジシャンで姪に「おじさん」と言われたくない神尾武史に福山雅治
結婚を控えていたにもかかわらず殺された父に直面し叔父武史と共に事件解決に挑む神尾真世に有村架純
真世の中学時代に稲垣来泉
真世の婚約者の中條健太に伊藤淳史
真世の父でタオルのようなもので締め殺された元中学教師の神尾英一に仲村トオル
真世の中学時代からの友人で売れっ子漫画家の釘宮克樹に成田凌
克樹の中学時代に柊木陽大
克樹の親友だったが中3の時に病死する津久見直也に西浦心乃助
直也の母の津久見絹恵の濱田マリ
真世の同級生で現在は「ホテルまるみや」の女将をしている池永桃子に生田絵梨花
桃子の中学時代に住田萌乃
別居中の桃子の夫の池永良輔に森崎ウィン
真世の中学時代の同級生で現在は父が経営する建設会社の副社長をしている柏木広大に木村昴
広大の中学時代に小寺泰造
真世の中学時代の同級生で現在は地元の酒屋の店主で神尾英一の遺体の第一発見者の原口浩平に森永悠希
浩平の中学時代に後藤レイサ
真世の中学時代の同級生で現在は銀行員の牧原悟に秋山寛貴
悟の中学時代に石澤柊斗
真世の中学時代の同級生で現在は東京のIT企業の社長の杉下快斗に犬飼貴丈
快斗の中学時代に森本陸斗
真世の中学時代の同級生で現在は広告代理店に勤務している九重梨々香に岡崎紗絵
梨々香の中学時代に磯谷萌々子
葬儀に参列した同級生の森脇敦美に中村里帆
県警捜査一課の刑事の木暮大介に生瀬勝久
所轄の刑事の柿谷誠一に丸山智己
所轄の刑事の前田拓海に阿佐辰美
路上の母親に須永千重
釘宮の担当編集者に板倉武志
森脇の父に津村和幸
住職に沼田洋順
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