「一番大事な謎解きパートで冷めてしまった」ブラック・ショーマン サイレンスさんの映画レビュー(感想・評価)
一番大事な謎解きパートで冷めてしまった
それまではツッコミどころはありつつも
さほど嫌いではない展開でしたが、
ラストの最も重要な謎解きパートで
あまりにおかしな点が一気に出てきて
最終的になんか腑に落ちない作品になりました。
ザックリ箇条書きすると
・フェイスマッピングや教室にカーテンを下ろしたりと
明らか複数人は協力者がいないと成立しない大がかり演出
そもそもあのような演出は必要なのか
・そしてそれらは奇術じゃないのでスゴくもなんともない
『奇術師』という設定がクライマックスという
一番大事な場面で活きてない
・いきなり死人が出てきて説明をはじめたのに
おとなしく付き合ってあげる容疑者たち
・犯人ではない容疑者たちにもいちいち
『お前が殺したんだろ』とカマかける必要はあるのか
・先生を殺した罪悪感を表す描写が一切ない犯人
『ハナから先生を嫌っていた』とかならまだしも
別にそうではないっぽいので違和感
・犯人が屋上へ逃げてるのに誰も追わない警察
・投身自殺しようとする犯人の下にマット。
何故その位置から飛び降りるとわかったのか
↑柵が壊れていたから、とのことです。
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一番気になってる点がありまして、
犯人が自供したのってなにか
決定的な証拠とか突き付けられましたっけ?
まさか『映像で目ぇ閉じてた』ってだけで
ペラペラ自供するわけないと思いますし、
『漫画の盗作を示す作文』も動機にしかならないので
自供に至る証拠には足り得ないかと思うのですが。
流石にそこまで酷い事はないと思いたいので
そこら辺うろ覚えのため、
覚えてる方いたら教えていただきたいです。
※追記
決定的な物的証拠などはなかったようです。
☆を0.5減らします。
仕込んでる間、クラスメイトたちの注意を逸らしたり色々やってたんでしょうね、生瀬刑事の収入面の指摘からなんか裏の繋がりとか在りそうですね。ソレはまた続編って事か・・。
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