劇場公開日 2025年8月29日

九龍ジェネリックロマンスのレビュー・感想・評価

全114件中、81~100件目を表示

3.0魅力たっぷりの設定が生かされてないような…

2025年8月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

幸せ

■ 作品情報
監督は池田千尋、脚本は和田清人・池田千尋の共同執筆。原作は眉月じゅんによる人気漫画。主要キャストには吉岡里帆、水上恒司、竜星涼、柳俊太郎、梅澤美波らが名を連ねる。製作国は日本。映画「九龍ジェネリックロマンス」製作委員会が手掛けた。

■ ストーリー
雑然としていながらもどこか懐かしさを感じる街、九龍城砦を舞台に物語は展開する。九龍の不動産屋で働く鯨井令子は、先輩社員の工藤発に密かな恋心を抱いていた。街を知り尽くした工藤は、しばしば令子をお気に入りの場所へ連れ出すが、二人の関係はなかなか進展しない。そんなある日、令子は偶然一枚の写真を発見する。そこに写っていたのは、工藤の婚約者らしき自分と瓜二つの女性。令子は自身の失われた記憶と、過去に自分と同じように暮らしていた女性の存在に気づく。ゆったりと流れる九龍の時間の中で、過去と現在が交錯し、令子自身のアイデンティティ、工藤との関係、そして九龍の街に隠された数々の謎が徐々に解き明かされていく。

■ 感想
原作未読、アニメ化作品未視聴ですが、大好きな吉岡里帆さんが主演とあって、かなり楽しみにしていた本作。しかも舞台は、かつて香港旅行の際に現地ガイドから「絶対に近づくな」と釘を刺された、むせかえるような熱気、混沌、そして危うさを孕んだイメージの九龍城砦。そんな魅惑の場所でミステリアスなラブストーリーが紡がれると聞き、さらに空に浮かぶ「ジェネリックテラ」という怪しげなプロジェクトの関与もあり、さまざまな要素がてんこ盛りとなっていて、これはもう傑作に違いないと期待に胸を膨らませていました。

ところが、実際に観てみると、どうにもこうにも盛り上がりに欠ける印象が拭えません。主軸となるはずのラブストーリーは、鯨井と工藤の恋焦がれる心情が今ひとつ伝わってこず、そこに滲むはずの切なさもなかなか心に響いてきません。その原因が演技にあるのか、演出にあるのかわかりませんが、全体的に上辺だけをさらっているような感覚を覚えます。

また、「ジェネリック」という設定が意図する葛藤や切なさ、作品全体に漂う独特の世界観は理解できるものの、そのプロジェクトの真相がすとんと腹落ちすることなく、感情が迷子になってしまいました。設定がうまく機能していないと感じる部分が多く、せっかくの魅惑的な要素が十分に生かされていないのが本当にもったいないです。九龍城砦そのものがもつエネルギッシュな魅力も、序盤の数シーンでしか感じられず、もっとその熱量を肌で感じたかったというのが正直なところです。

結果として、期待値が高すぎたせいもあるかもしれませんが、最後まで没入しきれないまま映画が終わってしまったという印象です。ただ、とりあえずハッピーエンドでよかったね、という安堵感は残りました。潜在的な魅力は計り知れないのですが、それを映画という限られた尺の中では発揮できなかったように感じます。機会があれば、改めてアニメ化作品のほうにも触れたいと思います。

コメントする 1件)
共感した! 22件)
おじゃる

4.0珍しく原作を知っていて

2025年8月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

サウナの漫画コーナーでウォン・カーウァイ風かなと思って手に取ったことのある漫画原作。懐かしく感じる人を好きになっていいのかな?というようなことを言っていた。映画を観るとマトリックスとか脳内ニューヨーク、ベル・エポックでもう一度などの作品を思い出す。九龍城風のルックはしっかり保たれていて、クレジットを観ると台湾ロケ。台湾ロケ作品は、青春18×2、雨の中の慾情など近作はよくある。カメラワークや美術グッド。漫画口調なのも全然大丈夫。展開が弱いような気もするが主人公2人のイメージビデオとしてみれば全然グッド。原作ではメンズがマニッシュな印象でそれをどう表現するかと思ったら、水上。水上は私のフェイバリットである「熱のあとに」で中心だけれど、ほぼセリフもなく出演10分ほどなのでどんなキャラクターなのか分からなかった。25歳ぐらいにしては、クラシックな男性像をバッチリできていた。それと水上のスナックでの田園も映画の展開を補強していた。今年ベストカラオケかもしれない。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
タカシ

3.0スイカでタバコ。

2025年8月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

カワイイ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 2件)
共感した! 22件)
SAKURAI

3.0九龍城砦の雰囲気抜群だが、長過ぎる

2025年8月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

台湾ロケが効果的で、九龍城砦の雰囲気抜群。無国籍でノスタルジックな味が魅力的な、ラブ・ファンタジーだ。
しかし、この内容にしては長過ぎる。繰り返しの多さに、途中からウンザリしてしまう。
吉岡里帆のチャイナドレスは魅力的だが、水上恒司は彫りが深すぎ、眼光鋭すぎて、この役には合わない。
エンドロール後のかなり長い映像は、完全に蛇足。

コメントする 3件)
共感した! 19件)
ファランドル

4.0吉岡里帆さん

2025年8月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

ドキドキ

目当て笑笑 テレビ等の番宣につられて鑑賞😀

原作未読。

ストーリーはなんとなく理解出来たが、少し内容が薄い感じもした笑笑

吉岡里帆さん以外の俳優さん達を知ることが出来たし、オッケーとしよう笑笑

暇があれば、原作を読んでみようかなと思う😎

ロケ地の雰囲気は嫌いではない。

パンフレットみてみよ。

水上恒司さん、柳俊太郎さんの出てる作品は観てみよ😎

コメントする (0件)
共感した! 10件)
コタロー

1.5原作知らず

2025年8月30日
Androidアプリから投稿

115本目。
好きじゃない演出、芝居から始まったから、早々に眉間にシワ。
ジェネレーションロマンスだと、ずっと勘違い。
ジェネリックね、だとしたら、この設定、世界観は分からなくもないけど、キャラの割にウジウジしてるのこの人としか思えず。
最初の感じ方が違ってれば、最後泣いてかも知れないけど、エンドロールの後は別にいらないかな。
それだったらエンドロール中でもいいと思う。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
ひで

2.5役者さんは皆、

2025年8月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

ドキドキ

カワイイ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 10件)
共感した! 11件)
トミー

4.0九龍セツナ系ファンタジー

2025年8月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

ドキドキ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 8件)
Geki

3.0実写映画ならではの部分もあった

2025年8月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

先輩社員の工藤に恋をする鯨井令子。謎の機械が空に浮かぶ九龍で彼女は自分の存在を疑い始め…。
同名漫画の実写化作品。原作を大幅に圧縮しているので、真実が明らかになるタイミングなどに不満。ただところどころに原作やアニメより良く感じる部分もありました。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
shotgun

3.5去年九龍城で

2025年8月30日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 2件)
共感した! 18件)
シネマディクト

3.0工藤と鯨井

2025年8月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

好き同士で結ばれた。

最後、鯨井が消えた。

コメントする (0件)
共感した! 8件)
完

2.0吉岡里帆を愛で観る作品

2025年8月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 4件)
共感した! 26件)
ひでちゃぴん

0.5原作ファンだが酷すぎる

2025年8月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 10件)
おみそ

1.5陳腐な与太話…、やりたい事はわかるが…。

2025年8月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

この設定、世界観でやりたいのなら、あまりにもやり方が間違っている。
結果的にそうなってる様に相当に陳腐なお話し世界を、どう作品内リアリティを持たせるかが鍵なのに全く出来ていないし、おそらくそこを鍵と思っていない。
初めから変な物体が空に浮かんでいるのだから、もっと幻想的でファンタジックであるべきなのに、あまりにも平板な描き方になっている。
主演の2人も嫌いでないが、演技があまりにもライト過ぎて見ていられない。
しかも余韻が大事な世界観の作品で、エンドロール後に余計なことをやってしまい、本当にどうしょうもない。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
ケージ

3.0コミック

2025年8月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

読んでないので、理解できない感がありました。結局工藤の想像の世界だったと言う事でしょうか?

コメントする (0件)
共感した! 6件)
ごっとん

3.5エンドロールの先があります。

2025年8月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

癒される

知識なく鑑賞。ストーリー、よくわからず。エンドロール始まって複数お客さん退場。最近エンドロールの後にいろいろある映画が増えたので最後まで鑑賞。正解でした。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
あくび

3.0九龍城砦の雰囲気は、うまく復元できていると思えるのだが・・・

2025年8月30日
Androidアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 9件)
tomato

4.0愛するがゆえの結末?

2025年8月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

斬新

カワイイ

といったところだろうか。
原作も知らず予備知識ゼロ状態で観賞。ネタバレなしでレビューするのは難しいが、ミステリアスでなかなか意外な展開が待っている。吉岡里帆さん水上恒司さんコンビは間違いなく眼福ではあるが、個人的にはストーリー展開がスッキリせずちょっとしたモヤモヤが残った(個人の感想です)ので申し訳なくも☆4つかな。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
初老の男

3.5原作好きです。

2025年8月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

癒される

原作好きでアニメも見た上で、初日に鑑賞。

いちおう前置き。
原作は原作でストーリーがまとまっているわけではない。原作の漫画家さん、描写や演出で心の機微を表現するのにとんでもなく長けた漫画家さんなんです。逆に言うと、スッキリしたプロットで物語をコンパクトに畳むってタイプじゃない。だから、ワクワクドキドキさせる描写が延々と続き、何か壮大であろうストーリーなんだけど、なんだか伏線がいつまでも回収されないぞ?。お、やっと動き出したかな?休載かよ!って感じで、ヤキモキするような連載なんです笑 でも、そんな中で、SF性のある描写と共に描かれる「ノスタルジー」や「悔恨」「喪失」などの表現が大好きで、おじさんはこのマンガをずっと読んでるわけです。

さて、それを踏まえてこの映画。ストーリーはまぁ原作モノにありがちですが、バックボーンを伝え切らずにダイジェスト的な伝え方になっており、正直原作なりアニメなり触れてないと分からないだろうと笑 この現象はねー、ホントになくなりませんよね。恋雨はその辺うまいこと伝えてたなぁ。まぁいいんです。映像化そのものに感謝すべきかなと。

でも自分は、この映画、ちゃんと好きになれました。九龍の作り込みが主ですかね。ゴミゴミ感、カラーリング、それこそ物語で語られる「懐かしさ」。見てしっかり楽しかったです。

そして、ほどほどファンタジーでアイドルな、でも自在性が高くて安定した表現力のある演技の吉岡里帆と、どこか死んでる目の水上恒司、男前と美人のいわゆるデートムービーとしても嫌いじゃない。いや、男女で見るとあまり縁起が良くないのか…でも最後ハッピーエンドだしな…

完璧主義、減点法の側面に立つと色々と言いたいことはあるんですが、「情緒」の描き方や、何より「懐かしくて楽しい九龍がちゃんとそこにある」言う面で、この映画は原作のニュアンスを汲み取れていたと思うんです。

奇しくも、特典の作者書き下ろしのイラストシートみたいなやつに、「映画楽しんでください(^^)」と作者直筆で書いてありました。そうそう、そう言う感覚。要は重くなくて良かったよ〜って話です。吉岡里帆かわいすぎ。これくらいの感覚でも全然見られます。

コメントする (0件)
共感した! 13件)
BD

4.0原作ファンです

2025年8月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

カワイイ

主演2人の演技が良すぎてより切なく感じました

吉岡里帆さんのレコぽんと鯨井Bの演じ分けが素晴らしかったです🫰

これが九龍の終わり方でいいような気もしますが原作がどんな完結を迎えるのか楽しみです

それにしても吉岡里帆さんが可愛過ぎて百観の価値アリです👍

コメントする (0件)
共感した! 7件)
マッツ
PR U-NEXTなら
映画チケットがいつでも1,500円!

詳細は遷移先をご確認ください。