「ジェネリックでも効き目は同じ」九龍ジェネリックロマンス ゾアさんさんの映画レビュー(感想・評価)
ジェネリックでも効き目は同じ
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原作では工藤は鯨井との夏を何回も繰り返していて、今回の鯨井がちょっと違う、ということでそれぞれの悩みが始まるんだけど、この作品では、鯨井の蘇りは初めてみたいで、工藤は過去への未練から抜け出せず逡巡する、というふうになっている。
それなら、鯨井Bがどんな人間だったのかもっと描いてくれないと、レコポンとの対比が弱くなり、工藤の悩みが迫ってこない。
でも吉岡里帆の熱演で工藤のつかみどころのなさは伝わるし、SF設定で作品は引っ張られてるので、最後まで飽きずに見ていられる。
ラストは無理くりだけど、でもやっぱり、ハッピイエンドなのはよかったよね。
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