劇場公開日 2025年1月31日

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「🎸父親と息子の関係を描いた、音楽版「アイアンクロー」。」ドリーミン・ワイルド 名もなき家族のうた minavoさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 🎸父親と息子の関係を描いた、音楽版「アイアンクロー」。

2025年10月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

アメリカの田舎街に暮らす高校生の兄弟が親の援助でレコードを制作。泣かず飛ばずで兄弟は別の道に進んでいたが、インターネットのご時世で再発見されリバイバルヒットするという実話の映画化。

もう少しアメリカンドリーム的な明るい感じかなと思ってましたが、子どもの夢のために多額な借金を背負って嫌な顔ひとつしないお父さんが、子どもにプレッシャーという呪いをかける話で、去年のアイアンクローに近い感じのシリアスなドラマでした。

映画でははっきりとは言わないけど、この話、家族は弟の才能に共依存して、そのせいで弟はパーソナリティ障害になってるのかなと思いました。

だからこそ、ラストの仕掛けにはやられて泣いてしまいましたが、ひとつだけ言わせていただくと、beautifulの字幕の日本語訳、いいかげん、美しいから素晴らしいに変えてもらえませんかね。文字通り、素晴らしいラストが台無しです。

minavo
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