ザ・メリー・ジェントルメン

観始めて少ししてから｢これ観たような…｣って気が付きました。
去年の同じ時期に、観始めて途中で脱落したのを思い出しました。
また来年も同じ事をしないですむように脱落したい気持ちを抑えてラストまで観ました。
｢マジック・マイク｣のような見せ場はかなり期待はずれだったし、主人公が魅力的じゃなかったし、という文句ばかりのレビューですみません。
ただ私には合わなかっただけです。

1日目の売り上げが2200ドルって、
三十五万円。どう見ても三十人くらいしか入っていない。
それに純利益が300万ドルなければならないのだから、12/6から12/25までの間に純利益で450万円もの金を稼がねばならない。つまり、この興行では到底無理。ダンスだけのしかもストリップだけではねぇ。
しかも、自分の夢を捨て、田舎に残るって日本人の好きなパターンダネ。

87分のよくあるラブコメです。
典型的なストーリーと展開ですが
そういう意味で安心して観られます。
登場人物に悪人がいないので
恋路を邪魔するものもいてないし
起伏がそれほどないので
最後の結末も全然ビックリも感動もなかった。
気楽に観るには丁度いい映画です。

主人公はブロードウェイでダンサーをしていたが、クビになり実家に帰ってくる。
実家はキャバレーみたいな飲み屋を経営していたが、借金が返せず人手にわたる寸前だった。
そこで主人公は一計を案じ男性だけのセクシーダンスをやることに。
イギリス映画ほど毒はなく甘ぁく出来上がっている。