「2025年公開した邦画のダークホース🐎」見える子ちゃん minavoさんの映画レビュー(感想・評価)
2025年公開した邦画のダークホース🐎
アイドルホラー映画と思って気軽に観に行ったら泣かされてびっくりしました。親の情愛、子どもの精神的自立を描いた青春ドラマの傑作。
KADOKAWAって去年も「カラオケ行こ!」でさわやかな青春ドラマ提案してたけど、意外にこの手の映画で安定感ありますよね。
本作も大ボス倒すまでは、おそらくは「神話の法則」(ハリウッドのシナリオ指南本)に則ったストーリー構成で進行してるので(まあ、よくある感じの話)、わりかし淡々と時にはクスッとさせられる(貞子いじるのは爆笑)くらいなのですが、ラスト近くの駐車場の語りのシーンでこの映画のテーマが明確になるところから、もう涙、涙。
偶然、観に行った回は監督のティーチインがあり、監督が観客の質問に答える進行だったのですが、どーしても気になることがあり、挙手して質問しました。監督に丁寧に答えていただき嬉しかったです。
答え)監督の家で飼ってる犬でした☺️
他にも原作から映画化するにあたって、プロデューサーのリクエストをどう解決したかや、原作者からNGが出た設定なども聞けてとても興味深い内容でした。
会場は公開からだいぶ経つからか1/3くらいのお客さんでしたが、監督に質問する時に、6回目です、9回目ですみたいにリピーターの方も多くてこの映画を好きな人が集まってるのがわかり、幸せな空間からいいエネルギーをいただきました。
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