「前半は面白かったです」ショウタイムセブン ヤマモトさんの映画レビュー(感想・評価)
前半は面白かったです
序盤から中盤までは楽しく見られたのですが、ちょっとあり得ないことが多すぎて冷めていきました。
物語内の時間も映画の時間も同じで2時間くらい。このスピード感は良かったですね。
でもなあ・・・
・最初はただの情けない新キャスターの人、犯人から電話とメールの情報を得ただけで突然イキり始め、主人公をテレビカメラの前で追求し始めるって不自然だし考えが浅いなあ。そんなことしたら取り返しつかないじゃん
・犯人にバレバレなのに警察の動きをリアルタイムに報道しちゃう女性レポーターもなんなん?この人、その後もサブコントロールルームの操作も無いのに勝手に生放送に割り込んでくるのはちょっと無理でしょう?犯人の潜伏してた部屋が光ったとき「閃光弾が使われた」みたいなこと言ってたけど、よく分かるね?爆発が起こった?とか思うんじゃない?あの状況なら。その後も「犯人はいません。既に逃走しているようです」とかめっちゃ情報早いじゃん?どうなってんの?
・高校の先生が殺されたシーンを気絶していて見て無いはずなのに、生き返ったときに「あっ・・!!」とか一番驚いていた女性キャスター。まあこのシーンに限らず、全般的にこの方、演技が素人クサくて見てられなかった
・オチも世論調査の結果がきちんと表示されなかったけど何かの映り込みでDIEが圧倒的だったように見えた。だから?犯人と協力したの?アイコンタクト?警察に押収された爆破リモコンを体当たりで落とさせて、それを主人公が拾う?そんで爆破したの?こんなラストある?最後の6分間で驚愕するって宣伝してたのはこれ?そんなに驚かないけど・・・
主人公は3か月前の薬害の件は悪いことしてないけど、6年前?の建設現場の件ではキャスターの座を得るために取材した情報を握りつぶしたんでしょ?結局は。なんだかなあ、結局ダサい人じゃん。
あ~、思い出すたびに自分の中の評価が下がる・・・
星2.5にします・・・
次はこれの原作らしい「テロ、ライブ」という韓国映画を見てみます。