劇場公開日 2025年2月7日

「小娘キャスターと同意見(笑)。」ショウタイムセブン やまちょうさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5小娘キャスターと同意見(笑)。

2025年2月10日
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阿部寛さんは好きな俳優で、主人公してる作品はついつい観ちゃいます。その存在感たるや凄まじく、背中で語れる稀有な俳優と思います。

しかし、今回彼が演じた主人公は初手から共感の軸から外れてしまう様な無謀な振る舞いばかりで、彼の存在感がむしろ悪目立ちして仇にさえなっているんじゃないかと思えるほどでした。

テロリストも感情の沸点が低いだけの支離滅裂の逆恨み野郎で見苦しいことこの上ありませんでした。

「最初からいまいち共感できない主人公×単に沸点低いテロリスト」では、結果、緊迫感がまるで生じなかったですね。

監督さんは暴走する狂気、そして狂気を狂気が制する・・・みたいなノリのシナリオを描こうとしていたのかもしれませんが、全体的に演出が中途半端でインパクトがなく、劇中で小娘キャスターがつぶやいていたことが、まんま鑑賞者・・・というより傍観者の私の感想になってしまいました。

では。

やまちょう