「学校の教材みたい」僕のなかのブラウニー まい06さんの映画レビュー(感想・評価)
学校の教材みたい
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ストーリーが面白くないと感じたわけではないが演出がいまいち。これでOK出しちゃうんだ、監督の練習作品かなって感じ。実際商業作品では一作目らしいので、相馬監督の短編作品を見て判断したいところ。
謎の間や、いやそうはならないだろってところや、わざとらしい演技(演出)がいくらか見られた。いきなり音量が大きくなるのは演技、演出をカバーする方法としていいと思う。無理やり惹きつけられる感覚。
セリフは教師が書いたかのようで、まるで小学生が言うとは思えないような難しい言葉をつかったり、言葉にわかりやすい意味を含ませているように感じた。私的好みの問題かもしれないけど、直接的に言わず感じ取らせる脚本が好きなので、違和感を持ってしまった。
作者の考える道徳を沢山詰め込んだような押し付けがましさをかんじた。今の世の中の「ただしい」とされているものでも有るかもしれないけど、それをみに映画館に来たわけじゃなくて。
小学生とあまり接したことがないのかなと言うかんじの小学生の解像度。私がまだ精神的に幼いから幼心に理解が深いと言うのも有るのかもしれないが。
演技に関しては思うところはあるが主演の子は特にうまかった。アキラ100%は意外にうまかった。
和樹くんが千葉の駅に降り立ったところのカメラの演出はいいと思った。地図やカメラの人との会話はすごい違和感だったけど
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