「Rockin'Blues」ブルースの魂 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
Rockin'Blues
フランス映画であることの驚き、監督もなかなかの苦労人、もちろん内容はアメリカ映画として存分にブルーズを楽しめる、音楽ドキュメンタリー?に挟まれる男女二人の物語を70年代初期のリアルなニューヨークを舞台に、年代的にも二人や街の雰囲気を見てもブルーズの欠片は拾えない、ソウルやファンクの時代にそんな若者像からブラックスプロイテーションからも除外されてしまう!?
何にせよアメリカ発進の素晴らしいカルチャーから古びて見向きもしなくなる薄情なアメリカ、価値を高めるのはイギリスなどヨーロッパの心意気!?
生活を身近に感じるブルーズが貧乏臭いながらにも最高に格好良い、特に気になったのはロバート・ピート・ウィリアムズ、ミュージシャンとブルースマンの違いを感じられた。
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