石とシャーデンフロイデ

劇場公開日:

石とシャーデンフロイデ

解説

他人の不幸を見聞きした時に生まれる喜びやうれしさといった快い感情「シャーデンフロイデ」を題材に、不器用ながらも自分の人生を諦めきれない人々の日常をつづったヒューマンドラマ。

ヒトシの友人は数年前にバイクの事故で亡くなった。友人の妻・美緒はかつてヒトシの恋人だったが、交際中にその友人と深い関係になりヒトシに別れを告げたのだった。亡き友人へのやるせない感情と、今は隣にいない美緒の存在をどこか感じながら、ヒトシは自分の思いと向きあわないまま生きていた。そんなヒトシや美緒を取り巻く人々もそれぞれが何かに寄りかかり、誰かを見て安心し、誰かと思いあって生きていく。

「ワンダーウォール」の三村和敬がヒトシ、「i ai」の富田健太郎がヒトシの親友・圭太、「とおいらいめい」の田中美晴が美緒を演じ、川瀬陽太、今藤洋子らが脇を固める。俳優としても活動する白磯大知監督が、2022年公開の中編「中村屋酒店の兄弟」に続いて長編初メガホンをとった。第24回TAMA NEW WAVEにてグランプリとベスト男優賞(三村和敬)を受賞。

2021年製作/100分/日本
配給:プロジェクトドーン
劇場公開日:2024年11月9日

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(C)2021「石とシャーデンフロイデ」製作委員会

映画レビュー

4.5

2024年11月14日
iPhoneアプリから投稿

共感なのか理解ができる人や場面だったのか
じんわりとくるものがあり、帰りの電車で浸っていました

ふとした時に思い出す、映画にある希望が感じられるとてもリアルでありながらも温かい作品です。

何も感じない人は少ないと思う、けれど終わった後作品を見た人と話したら、全く違う意見が舞い込んできそうでたのしみ笑

タイトルが出るまでのオープニング好きでした

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労働者55

2.0気付いたところであんたはねぇ…。

2024年11月9日
Androidアプリから投稿

幸せ

なんとなく息が詰まるような生き方をしている若者たちを描いた群像劇。

彼女を友人に寝取られ結婚されて子供まで出来たのに、その友人は他界したという過去を持つ青年と、その過去を知っている友人で、理由はわからないけれど母親を亡くすと共に父親も利き腕に障害を抱えており、父親の経営していた居酒屋を代わりに切盛する青年、そんな2人を軸にその周辺の人物たちの晴れない日常をみせていくストーリーだけど、あらすじ紹介読んでいないと死んだ男のことはちと解り難い。

金髪居酒屋兄ちゃんの気持ちはオッサンにも良くわかるけれど、茶髪バイト君の気持ちとかは、価値観は人それぞれとはいえ良くわからないし、なんで母親との電話で感極まった?
子持ち彼女にしたらラッキーってところだろうけれど…メインの2人以外はあまり背景が描かれていないからね…。

ちゃんとそれぞれこの先への兆しがみえるのは良かったかな。

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Bacchus