映画ドラえもん のび太の絵世界物語のレビュー・感想・評価
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今と昔の良いところ掛け合わせ。
昔のドラえもんらしいしっかりと辻褄のあった設定伏線回収、重すぎないストーリーに絶体絶命のピンチ、すべて昔のよさを引き継いだものでした。また、OPが復活したこともポイント高いですね!面白いシーンも感動シーンもバランスが良かったです。泣かせにきてるのではなく、感動シーンはありつつも冒険や前後を想像して感動する映画でした。後やっぱ映画のジャイアンカッコよすぎ!最高。キャラクターも可愛かった。ここは新しいドラえもんの良さですね。また伏線回収のご都合主義は御愛嬌ですね。それもまたドラえもんのよさかと思います。
クレアもマイロもかわいい!あいみょんも良かった。
映画を観た感想
今作、久々に映画館で観たドラえもん映画でしたが、流石45周年の記念年に制作された映画だなと思いました。
正直見る前は、「まーたオリジナルかよ(オリジナルがダメという訳ではなく、リメイクが観たかったなという欲からです)」、「今作は絵!?何じゃそりゃ!?」、「何かちんちくりんな子(クレア)やな〜」と思い、今作を観終わった後に振り返ると本当何て事を思っていたんだと恥ずかしい限りです。それほど今作は素晴らしい映画でした。
今作のテーマが『絵』という事もあり案の定、のび太の描いた絵が周囲からいじられまくるのですが、その絵と偶然の出来事が巡り会い、ストーリーが展開していきます。
途中、パル役の鈴鹿央士さんの棒読み台詞や、藤本美貴(ミキティー!!)さんが演じるアートリア王妃が急に出てこなくなったり、最後のシーンで「何故その記憶が?!」、「あのコウモリ(チャイ)は?!」など、若干「おや?」って思う所はありますが、それでもこの映画は総じて素晴らしく、甚く感動する映画です。
そして、一番最後にのび太のパパであるのび助の発したあの言葉はうるっと、グッときました。映画が終わった後、前の席に座ってた男子学生2人組ものび助の最後の言葉でうるっときた的な事を言っていました。あそこは多分映画を観た人ならうるっと、ないしグッときたかと思います。
後、エンディング曲はあいみょんさんの『スケッチ』で、それに合わせて映画のシーンが映し出されていくのも良かったです。途中、今作の立役者でもある、ある人物の絵が出てきたのは可愛かったです(笑)
映画ってエンディング曲聴かずに退場する人がちらほらいますが、今作ではあいみょんって事もあってか退場する人はいなかったように思います。
そして、映画の最後に来年春公開予定の映画の特報も流れたので、やっぱり最後まで観た方が良いですよ!
面白かった。 円盤が出たら絶対自分は買います。
ドラえもんの映画を見るのは小学生ぶりでした。(6~7年ぶり) (わさドラ世代)
今回久しぶりに見てまず思ったことは作画が奇麗になっていてよかったのとゲストキャラクターのクレアさんとマイロくんがとてもかわいくてよかったと思いました。
チャイもかわいくマスコットキャラとしていいなと思いました。
声優さんもよかったです。クレア役の和多田美咲さん、マイロ役の種﨑敦美さん、
チャイ役の久野美咲さんなど良かったです。あとサンドウィッチマンの方も演技がうまく良かったです。
まずOPがよかったです。有名な絵画の中にドラえもん達が入り最後は漫画になるという構成はすごい良かったです。
ストーリーも丁寧でよかったと思います。最初の始まりの時空乱流にクレアが吸い込まれる展開は新日本誕生を思い出しました。ラスボスのイゼールの強さはわさドラの中でもかなり強いほうだと思いました。悪魔の弱点(水)がわかっても攻撃を無効にしたり、ドラえもんが道具を使い湖におびき寄せたり、水の城に水戻しふりかけを投げて倒そうとしたけどそれも防がれて逆にドラえもんがやられたりと本当に絶望感が強くて小さい子が見たらトラウマになるんじゃないかと思いました。でものび太が描いたドラえもんの絵にのび太が入って、そこからイゼールを倒すのは予想できませんでした。でイゼールを倒したんですがそこから湖の中?にアートリアブルーがあり終わりに見えたんですが、はいりこみライトも湖の中にあり故障してしまい、クレアとチャイが絵の中に戻ってしまいました。そのあとお城を直し終わりに思えたんですが最後にタイムパトロールのパルがソドロを護送中に時空間にいたクレアをアートリア公国に戻しハッピーエンドとなり終わりました。
途中途中のクレアさんの扱いが雑で面白かったですw
自分が一番いいなと思った部分はマイロ、マイロ父、のび太のパパが言っていた、
「大好きなものを大好きだーと思いながら描くんだよ」というセリフはこの作品の意味がよくわかるセリフで一番良かったと思います。のび太の描いたドラえもんにそのセリフの意味が詰まっていて最高でした。
あといろんなところに伏線があり、例えばクレアやチャイが水が嫌い(苦手)なのはクレアは絵だから、チャイは悪魔だからみたいにいろんなところにあり考察のしがいがあり面白かったです。ほかにもクレアが絵だとわかる場面が何回かあり面白かったです。例に出すと工事現場に入った時に死ななかった場面などです。
逆にすこし変に思った部分は、パルの声優さんだけ浮いている、最後のご都合主義、ソドロの小物感、マイロの描いた絵の完成版を見せないなどが個人的には変に思いました。
特にパルの声優さんに関してはもう少しなんとかならないのかなあと思いました。
でもそれ以外は本当に良かったのでぜひ見てほしいですー。
長くてすみません。
ドラえもん史上最高傑作と一部で言われるが…
ラスト30分で盛り返す
前回のドラムービー観賞は「宇宙小戦争」なので、3年ぶりということになる。
休日の朝8:00からの上映回だったが、家族連れで結構込んでいた。
レビューの評判が高いので観ることにしたものの、「宇宙小戦争」が私にはほぼ魅力を感じられない作品だったので過剰な期待は禁物さ。
あくまで、家族みんなで楽しめるファミリームービーなんだから。
…という、若干卑屈な心持ちで上映スタート。
前半1時間は、いつもの展開。
のび太たちの日常に外界からのキャラクターが飛び込んで来て、「みんなで助けなきゃ」ってそちらの世界へ赴く。状況を確認したら、全員で生活拠点を楽しく作ると本格的な敵の登場。
戦う中で仲間が捕らわれて…みたいな。
ここまでは、正直退屈だった。
タイトルの「絵世界」も生きてないし、キャラクターもあまり個性的ではない。
で、ラストの30分で急に展開し始める。
劣勢→攻勢→劣勢→絶望→大逆転
前半に置かれた「フリ」がラストで収束していく辺りは小さなお子さんでも分かりやすく楽しめるだろう。
ラストに「ほろ苦要素」もなく、ストレートにハッピーエンド。
帰り道、周りの子供たちが口々に「面白かった」と言っていたので、楽しめてよかったね、と私もホッコリ。
お子さんたちと、たまの映画で時間を過ごし、この後お昼ご飯を食べながら話題にもなる、本当に優等生的なファミリームービーとしては確かに評価されてしかるべき。
一方、大人が観た感想としては、やはりその「フリ」がしつこいので、展開や種明かしがかなり前半で分かっちゃう。
登場する大人にはほとんど出番がなく、後半の展開は単なる「破壊者」がただ暴力的に作っていくので、全体として「人と人の話」にはなり切れていない感じ。
まあ、好みの問題だけど、私にはやっぱりまっすぐ過ぎて面白味に欠けた。
でも(繰り返しになりますが)、「たまには家族で映画でも…」というご家族にはオススメできる作品です。
楽しかった
のび太のパパ
ここ数年のドラえもんでは1番!
「最高傑作」という評判通り!
良くできた大長編ドドラえもん
過大評価
ネットでの評価が良かったので急遽子供を連れて観てきました。
結論から言って、大人が楽しめる映画ではありません。
伏線回収が凄いなんて言われてましたが、これを伏線回収って言うの?と思うくらい、物語の構成的には当たり前のレベルで、辻褄合わせと言った方がしっくりきます。
悪魔の目的も全く持って不明で、色を奪って何がしたいのか理解できません。そもそも悪魔自体に色がある…。
色がない=白なのは、映像作品上まぁいいとして、色を奪われると石のようになるのも全く分りません。そこら辺はもう少し説明あってもいい気がします。特に透明マントを使ったり、水に「色をつける」という行動をしていて、この色がない状態と、悪魔に色を奪われるという概念の違いとかですね。
のび太が描くドラえもんの絵も、大好きという思いを込めて書いた、「いい絵」の定義も感じられませんでした。下手な絵のまま、まともに話せない。動作が不安定、と言う結局見た目通りな印象で、描き手の想いが云々ならもっと違った活躍の仕方があったのでは?と思います。
第三者が描いた絵に、オリジナルそのままの性格が宿っていたりする所も、他者から見た自分と自分が知ってる自分の差異がないのも気になりますし、その理屈なら誰かの想いが乗ってる絵より、記録としての写真の方が説得力ある終わり方で、絵がテーマとしてはまだ、クレヨンしんちゃんのラクガキングダムとかの方が一貫していると思います。
見終わって、自分も絵を描きたい!とは思わなかったし、子供もそういう風には感じていないようでした。
昔のドラえもんの映画には、壮大な冒険をしてその結果、ちょっとだけのび太が成長するって所に魅力があったと思います。最近は、大人を泣かそうとする演出が気になり過ぎます。今回はそこまであからさまじゃないので良かったですが、それでも泣かせよう感を感じました。
子供向け映画で、無理に大人向けにする必要はなく、子供が子供の理屈で考えて、対応して、その結果少し成長する。その過程が見れたら親は満足します。内容は凄く幼稚でも、隣で子供が喜んでたらそれで満足です。変に大人を意識するより、もっと子供の為に作られた映画になって欲しいなぁと思うのが本音です。
すごく面白かった。過去イチかも
ここ6年ほどドラえもんを見に映画館に足を運び、それ以前の作品も配信で見ていますが、過去イチかもと思う面白さでした。
シナリオがよく練られている印象で、数々の伏線も気持ちよく回収します。最初少し分かりづらいかな…?思った設定も気にならず、すんなりお話に入り込めました。とにかくストーリーが面白い。
絵がテーマなだけあって、画面の色合いがずっと美しかったです。
今回の衣装であるマント?を被ったドラえもんのビジュアルもとても可愛いです。
すごく面白い
ここ数年で何本か『ドラえもん』映画を見ているけど、毎回とてもお行儀がよくて、クライマックスは無理やり泣かそうとしている感じがすごく嫌であった。今回も気乗りしなかったが、小1の娘が見違ったので連れて行く。すると、とても面白い。けっこうふざけているし、ヒロインのお姫様がお転婆でかわいい。お話も凝っていて入り組んだ作りで面白い。これまで一緒に過ごしてきたお姫様が、絵の中の本体ではないお姫様であった時は切なくなる。物語の鍵を握っているのがのび太の描いた下手くそなドラえもんの絵で、とてもふざけている。その絵の中に入ると、絵が下手すぎてドラえもんがうまく喋れないポンコツなのもふざけていて最高だ。しずかちゃんは勇敢で泣ける。3回くらい笑って声が出たし、クライマックスは嗚咽してしまうほど感動した。
歴代最高傑作
ここ数年のドラ映画には冒険が足りないと、ずっと思っていた。不思議な世界や国に冒険に出かけはするのだが、出かけた先にひみつ道具を超える不思議な道具がたくさんあって、それらの道具を使ってわいわいと楽しむことがほとんどだった。まるでレジャーランドに出かけ、用意されたアトラクションを楽しむかのような、冒険とはかけ離れた代物のように私は感じていた。
しかし本作はちゃんと冒険する。絵世界へ行き、さらに別の世界に迷い込み、出会った人と心を通わせながら、ドラえもんの道具を使って困難に立ち向かうのだ。そういう映画だったことがすごくうれしかった。楽しかった。
また、心通わせた人を想うのび太が泣きながら勇気を振り絞る『のび泣き』に頼らなくても、現代のドラ映画スタッフが映画を作れるということを証明してくれた点も良い。
しかし、こういった映画そのものから離れた点ばかりを気に入ったわけでもない。もちろん、ちゃんと…いやかなり面白かったのだ。
まず語りたいのは予想のつかないストーリー。突然現れる謎の絵に、いわくありげな登場人物、トラブルを生むスネ夫とジャイアンのよこしまな欲望、王国を襲う悪魔の影に、絶望を覚える。それらが次々と展開されて息継ぎの暇もないくらい。しかし疲れることもなく、常に次の展開をウキウキしながら待つ自分がいた。
しかも、話のテーマはずっと一貫している。誰かを大切に想って描いた絵は、ただそれだけで尊いものである、と…。テーマも良ければ、魅せ方も巧みである。非常に、良い…。
また、映画のゲストキャラも良かった。適度にかわいく、生意気で、でも一生懸命で。しかも映画の中心にはいたのだが、必要以上に持ち上げられることもなく、すっきりとした見ごたえがあった。そういえばしずかちゃんも今作は有能で、すごく魅力的に写った。
まだまだ褒めたい。褒め足りない。たくさんのひみつ道具がこれでもかと出てきたこと、タイムパトロールが珍しくポンコツだったこと、アクションシーンもかっこよかったこと、そして昔のドラ映画をリスペクトしたシーンがたくさんあったこと…。
そう、本作は『鉄人兵団』や『大魔境』、『魔界大冒険』のようなドラ映画の傑作を彷彿とさせる作りの作品であり、かつ現代のアニメ技術をふんだんに使って作られた作品なのだ。
そんな映画が面白くないわけがない!今までずっと「新ドラは認めない。旧ドラの方が映画は面白かった」と頑なな姿勢をとっていたが、そんな姿勢を崩すほど面白く、さらに子供の頃の思い出補正すらも超越してしまった。現代にこんな素晴らしい映画を作ってくれたスタッフには感謝しかない。本当に、良い映画体験だった。
最高峰のカタルシス
力強く王道を行くドラえもん劇場作品で
大人でも泣けてしまうほどのカタルシスがあった。
ヒミツ道具がラストに効いてくる、
というのは毎お馴染みの展開だが、
今回はとにかくのび太が追い込まれる。
悪魔との激戦では1人ずつ戦闘不能に陥っていくが
最後に残るのはのび太とパルという少年。
頼りになるドラえもんやジャイアンは動けない、
未来ののび太も来ない、タイムパトロールも来ない、
シリーズの中でも突き詰めた絶体絶命を
しっかり見せつけてから最後の一手が繰り出される。
オセロで言うなら最後の1枚で全部の色を
ひっくり返すような…
そんな展開に思わず手に汗握ってしまった。
カタルシスとは反動。
主人公を追い込む、と言うセオリーの最高峰を見た。
絵は上手いとか下手とかじゃない、大事なのは…
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