「〜いつ見てもドラえもんは傑作揃い〜」映画ドラえもん のび太の絵世界物語 田舎の破壊者ディケイドさんの映画レビュー(感想・評価)
〜いつ見てもドラえもんは傑作揃い〜
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小中高の頃、大好きで追いかけていたドラえもん、大人になってしばらくしてから、随分映画も観なくなったなと思い鑑賞しました。
さすがドラえもんでした。40年以上経っても、大人にもきちんと刺さるテーマを投げかけてくれる。
絵というとてもわかり易いテーマ。特に自分が絵を描くことが苦手だったこともあって余計に刺さる内容でした。
上手いか下手かじゃない、気持ちがこもっているかどうかが大切…言葉で言われたら確かに嬉しいんだけど、実際、その通り思った通りに描いて人に見せることは憚られる…そんな人生歩んできた自分を励ましてくれるかのようで、思わずウルっときました。そう、私はずっと自分には絵心が無いと悲観して、絵を描くことを拒んできました。勿論今でも、進んで描きたいとは思ってません。でも、何かこの映画を見ていて、嬉しくなりました。
絵画泥棒、一見良いことを言っているようですが、究極は売れるか売れないかで絵を選んでいる…それは、のび太のパパが言う、「その人への想いが溢れている絵こそが、いい絵」という言葉と相反します。…かつて絵描きを志したのび太パパの金言はとても心が温かくなりました。奇しくもそれが伝わるようなのび太の絵が、物語のキーになると…。流石はドラえもんです。来年の映画も楽しみです。
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