ノー・アザー・ランド 故郷は他にないのレビュー・感想・評価
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胸に突きつけられたよう
パレスチナの青年とイスラエルの青年との友情を通して捉えた、ありのままのドキュメンタリー作品。
パレスチナ問題はあまりにも根が深すぎて、もはやどちらが悪いのかなんて軽々しくは言えないです。
ですが、560万人ものパレスチナ難民を生み出しているイスラエルは、どうしたっておかしい。
家屋を壊す、学校を壊す、井戸を潰す。
そこからは軍ではなく、入植者を使って更なる追い込みをかける。
そうしてどこにも行き場のない難民として追い出す。
その一端をそのまま映し出されています。
「最も解決が難しい紛争」とも「どちらかの国家が崩壊した時に解決する 」とも言われているこの問題。
子供たちの未来のためにも、この争いがおさまる事を祈ります。
胸に突きつけられたような作品でした。
住み家を奪われる人たち
自分とは、思えない程の怒り
ガザの停戦交渉、ハマスが人質数人、解放すると、イスラエルはパレスチナ系の逮捕者、数十人釈放します。あれ、適当な理由で、ヨルダン川西岸で逮捕された人が、大勢いるからだそうです。きっと、今日も…。
アラファト議長と、ラビン首相が合意してから、何年経ちましたかね。ガザ、及びヨルダン西岸の武力を用いた入植問題は、国際社会では知られていました。その問題を止めなかった結果は、誰が、どのように受け止めたらいい?。
この映画、イスラエル高官が正式に非難しました。内容が一方的だそうです。確かに、ドキュメント映画は、編集者の意図の下、創られます。ドキュメンタリーは嘘をつく、の所以です。でも、その意図を考慮しても、この映像を観る限り、今のイスラエルは、非人道的と言わざるを得ません。
殊に問題なのは、イスラエル兵が、パレスチナの子供達に、恐怖心を植えつけていること。あの子達の恐怖心は、やがて復讐心となり、取り返しのつかない敵対心に凝り固まってゆく…。
一方的だと主張する方々がいるので、ちょっと違った見方を。
こんな意見があります。パレスチナに同情するヒトはいるけど、イスラエルが、何故、武器を手放さないのか、何故、入植地を拡げたがるのか、その根底にある、彼らの恐怖心を和らげる為の国際協力は、あるのか?。と。
ここまでくると、専門家でない私から言及不能。ただ、虐待された子供が、虐待する親になりやすいのと同じ。キリスト教圏で、ヒトラー以前から、迫害だの民族浄化の歴史を背負わされたヒト達に、今日からみんな、友だちだよって言ったところで、受け入れるのか。傷つけられた歴史しかない民族に、他者との共存を求めるプロセスは、通用するのか?。(この問題は、ユダヤだけの話ではありません。このクニで暮らすクルドの皆さんにも、共通の問題です。)
暴力を用いる者に、制裁を与えるだけでなく、共生の道を示す神様って、いるんですかね。よその神様を攻撃するよう、けしかける神様なら、いくらでもいるけど。
入植者が武装しているのは、知りませんでした。軍隊より統制がなく、暴挙、暴発しやすいようです。その事実だけでも絶望的ですが、もし、この映画に希望があるとすれば、ユダヤ系の会員が多い、アカデミーで受賞したこと。ユダヤの皆さんにも、今のイスラエルに疑問を持つ方がいるみたい。つまり、この映画の、ユダヤのカメラマンさんは、彼1人ではない。その志は、きっとつながっている。
ペンは剣より強しと言いますが、カメラが銃より強いことを証明する時が、来たのかも知れません。
中古でいいから、あの人たちに、スマホ渡す方法、ないのかな。
ガザの住民は、全員引っ越す。後に、ガザを新しい街にする。誰もが暮らせる魅力的な街だ…。そう、のたまう大統領様がいます。この映画、観てくれないかしら。
ノー・アザ-・ランド(掛け替えの無い大地)は、誰にでも、あるのだから。
観るべき映画知るべき現実
民族と国家 世代を超えて受け継がれる闘い
第三次中東戦争でパレスチナ全土を占領したイスラエルによる入植活動はオスロ合意後も止まることはなく、また国連が定めた境界をはるかに越境した分離壁の建設も続けられていた。
ガザ地域を巨大な壁で覆い封鎖した監獄化政策はここ西岸地域でも同様に行われていた。パレスチナ自治区を細分化して互いの住民の行き来を検問で厳しく規制し、人々を分断しパレスチナ人社会の弱体化を図る。住むところを奪われた人々は都心部に移り住まざるを得なくなり、そうして人口を一極集中させる方法は難民を狭いガザ地域に押し込めたのと同じ手法だ。もはやオスロ合意で期待された二国家解決の希望は水泡に帰した。
人々は自分たちの家や学校が取り壊されてゆく様を黙って見ているしかなかった。そんな光景をカメラに収めて世界中に配信する活動家の二人、パレスチナ人のバーセルとユダヤ人のユバル。彼らが先日のアカデミー賞授賞式に姿を見せた時には少し安心した。無事であったことに。おまけにバーセルは最近子供を授かったという。彼はスピーチで子供には自分と同じ思いをさせたくないと言っていた。はたして今回の停戦で長きにわたるパレスチナ問題の最終解決となるんだろうか。
イスラエルによる入植活動や入植者たちの傍若無人な姿を映し出した映像を見ていて終始胸を締め付けられる思いだった。先祖が暮らしたこの土地で生まれそして家庭を築いて暮らしてきた愛着のある家が無残にも取り壊される光景はもし自分が同じことをされたらと想像するととてもつらかった。そして一番悲しかったのは子供たちが学ぶ学校が取り壊される映像。怒りを覚えたのは入植者による発砲の映像。しかしここに収められた映像はまだましな方で女性や子供が入植者に撃たれて殺される事件も現地では起きていると聞く。なぜここまで非人道的な行為が行えるのだろうか。もちろんこれらの入植行為は国際法に違反していて国連から再三勧告を受けてはいるがイスラエルはそれを無視し続けている。
本作は10.7のハマスによる攻撃の直前までを撮影したドキュメントであり、この直後にイスラエルによるガザへの攻撃そしてこの西岸地域にも攻撃が行われ多くの住民に犠牲が出た。
さすがに10.7によるイスラエル側の犠牲者が多かっただけにその報復攻撃も苛烈を極めた。戦闘開始からひと月でガザだけでも一万人の死者数、その内4,000人が子供だった。これはロシアによるウクライナ侵攻での犠牲者が二年間で一万人だったことと比べても膨大な数だ。その同じひと月で使用された火薬の量がヒロシマ型原爆二個分に相当するという。
ただでさえ封鎖が続いていて貧困にあえぐガザ地域、今回の攻撃で支援物資も滞り餓死者も多く出した。また攻撃は避難キャンプや病院にまで及びこれも明らかな国際法違反だった。
国連はイスラエルの一連の行為をジェノサイドだと非難している。しかし、イスラエルのこのような無差別殺戮は今に始まったことではない。過去にもガザへの侵攻で多くの子供を含む市民を虐殺している。
こうしたパレスチナ人への強硬的な姿勢は極右の後ろ盾に頼るネタニヤフ政権によるものだが、さすがにここまでの非人道的行為に対して国際的非難は免れられない。アメリカや欧州でイスラエルに対する抗議デモが巻き起こった。
もはやホロコーストの被害者という免罪符は通用しないだろう。同じホロコーストサバイバーの子孫からの批判の声も大きい。
そもそも、ハマスをテロリストと名指しして非難し、イスラエルによる報復攻撃を黙認したのは西側諸国だ。アメリカのバイデンは人道的措置を求むと言いながら軍事支援を続けた。もちろんハマスの行為はテロに該当するとしても、それだけを切り取って判断するわけにはいかない。そこに至るまでの背景を知る必要がある。長年のイスラエルの占領政策に住民たちの不満がたまり、過激派のハマスを支持せざるを得なかった事情は十分理解できる。ただ、二十年近く選挙は行われていないため現在のハマスが民意を反映しているとはもはや言えないだろう。
パレスチナの人々の共通の思いはあくまでも対話による平和的解決だ。それは多くのイスラエル人も同じ。ネタニヤフ政権への支持率はいまや15%ほどだという。
結局は修正主義シオニズムとイスラム抵抗運動の戦いに多くの人々が巻き込まれているともいえるこの戦争。実際、犠牲者の割合は一般人が圧倒的に多い。
このような血で血を洗うような無益な戦いが報道され、またイスラエルによる非人道的行為がバーセルたちのような草の根活動により世界に知らしめられたことで国際的世論はこの戦いの終わりを早急に求める方向に大きく傾いて行った。
たとえ高い壁を築き社会の分断を図ろうとも、もはや人々の思いはその高い壁を飛び越えて世界中に配信されることが可能となった。壁で人々を分断できるなどと先端技術に強いイスラエルにとっては足をすくわれる形となった。
アーティストのバンクシーの活動の原点でもあるパレスチナ。分離壁に彼はその思いを数々の作品にして描いた。分離壁を破り向こう側に広がる海の景色や風船で体を浮かせて壁を飛び越えようとする少女の絵のように彼が作品にかけた思いが今や現実のものとなりつつあるのかもしれない。
授賞式に現れた二人はパレスチナ人とユダヤ人、長きにわたりパレスチナ紛争で争いあった異なる民族同士の二人が力を合わせて今回の賞を勝ち取った。まさにこの姿がパレスチナの未来を予感させる。異なる民族同士でも共存共栄できるのだという。
今回の停戦合意がたとえうまく行かなかったとしてもいずれはパレスチナの地に平和が訪れると信じたい。
他人が住む土地を無理やり奪い取ろうとする修正主義シオニズムにノーを突きつけるユダヤ人も多い。また武力でイスラエルを排斥しようという過激派もいまや支持を得られない。
もしこのままイスラエルがパレスチナ人に対してアパルトヘイト政策を続ければ国際社会からの孤立は免れ得ないだろう。互いの民族がこの地で共存できる二国家解決こそがパレスチナ問題を終焉させる唯一の方法だ。
一日のサービスディに鑑賞。日に一回きりの上映のみ。朝8時台の上映のためか客席はまばらだった。パレスチナ問題に関するこの国の関心度合いをそのまま表している気がした。
今回の受賞で公開館数を是非とも増やしてほしい。今のところ本年度ベストワンの作品。
独裁政治家に翻弄させられる民衆。
長すぎる苦しみを終わらせるため作られ、世に出された作品
見た後、あまりに悲しく絶望的な現実に打ちのめされ、言葉を失いました。
救いはこの作品を作り上げた4人のジャーナリスト(アラブ人ユダヤ人2人ずつ)です。
平和な日本に居られることは幸せですが、これでいいのか、でも何ができるのか、その問いに簡単に答えは見つからない。
アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞は至極当然で、受賞の意味と重みは非常に大きいと思いました。作り手の命がかかっているからです。
95分の何倍もの見応えは胸に迫る一方で、「この見るに堪えない映像がいつ終わるのか」と、滅多にやらない「時計を見る」という行動に出てしまいました。
それぐらいの、重く大きく迫り来る映画でした。
世界中で、少しでも多くの人に見られる機会が作られ、中東和平に少しでも何かの変化が起きることを心から祈ります。
また、日本の教育に最も欠けている人権教育と平和教育は、この1本を見ることでほぼカバーできます。
他の方もレビューしていますが、教材的価値も非常に大きな作品です。
パレスチナとイスラエル
なぜか苦労して住み着いた人々は却って追いやられることが多いような気がする とても乾燥して何もなさそうな平地(確かに軍事訓練には向いてそう)、井戸や電気を引いて居住出来るようにするのはご先祖さん達の大変なご苦労だったのではないか そんな歴史愛着ある土地もブルドーザーでいとも簡単に破壊されてしまう、悲嘆や怒りは相当なものだろう、住める土地、家があるだけでも改めて感謝だと思った
正直言って誰が何人か見てもさっぱり分からなかったが、現地の人は直ぐ分かるのだな 敵の中にも正しい考えの人は存在するのだ、2人の友情にはほっこり、未来を感じた でも上層部、国が軍事に突っ走るとろくな事はないというのをいつか分かる時は果たしてくるのだろうか?
とりあえずリアルな現状を伝えてくれたことに感謝、そして命懸けの撮影、長編ドキュメンタリー賞にも納得
引っ越した方がいい
イスラエルの横暴がひどすぎて、抵抗してもどうしようもない。家族もいるんだし、電柱倒されたり井戸を埋められたりして暮らしていくのが大変だ。それでも洞窟で液晶大画面テレビを設置して暮らしている。タフであることが逆に裏目に出ているのではないだろうか。自分なら即音を上げて逃げる。イスラエルが意地悪すぎて、自分たちがナチにされたことを忘れているのではないだろうか。ホロコーストの映画を散々見てきて、常に同情的に気持ちだったが同じ気持ちでいられない。
取材していたイスラエルの若者が白眼視されていてかわいそうだ。当たりたくなる気持ちも分かるけど彼は彼でリスクを背負ってやってることを認めてあげて欲しい。
多くの人に見てもらいたい
【侵略】【入植】とはどういうことなのか、百聞は一見にしかずでした。あまりの不均衡に言葉を失う。それでも、世界にこの事実を知ってもらうため、パレスチナの青年バーセルさんとイスラエルの青年ユヴァルさんがカメラを向け続けた。この映像が届けられたこと自体が奇跡だ。だから私たちはこれを見て、素晴らしいね、じゃなく、この不均衡を、外から変えるためにできることをしたい!胸が痛む場面が多いのはそうなのだが、青年2人のまっすぐな表情に美しさを感じる映像だった。
子供はどんな状況でも子供らしいなと思う場面だったり、イスラエル兵に撃たれ(生活に必要なものを奪わないでくれと言ったことにより撃たれた…)息子が苦しむのを見つめる母親の表情なども忘れられない。ぜひたくさんの人に見てほしい作品。
命のかかった映画に減点なんかできない。
被害者と加害者、その境界線とは…
あまり予備知識を持たずに観た映画。アカデミー賞にノミネートされている評価の高い作品、というくらいの気持ちで劇場に足を運んだ。
映画が始まり、しばらくしてドキュメンタリーらしいでことがわかる。主要な登場人物はハンサムで、まるで俳優のようにも見えるが、背景となるパレスチナの村の様子があまりにリアルで、最初はフェイクドキュメンタリーかと錯覚してしまった。
しかし次第に、これはイスラエルの実質的な支配下にあるパレスチナ人の村の物語であり、主人公のパレスチナ人青年は、この村に起こる出来事をビデオカメラやスマートフォンで記録し、発信するジャーナリストであることがわかってくる。
彼の視点から見るイスラエルの行動は容赦ない。彼が生まれ育った村にやってきては、イスラエル軍が家や学校を破壊する。時には住民が負傷する場面もある。
さらに、顔を隠したイスラエル人の入植者が武装して現れ、住民を追い出そうとし、家を壊し、銃撃をして去っていく。
主人公はその様子をインターネットで世界に発信し続けるが、映画の中で「2000人以上が見た」と語るシーンがある。彼自身はそれを前向きに捉えているが、果たしてそれが人権問題として世界を動かすほどの影響力になるのかも考えさせられる。
なぜ国際社会は動かないのか? 国連は何もできないのか?
そんな疑問が頭をよぎる。しかし、この映画がアカデミー賞候補となり、世界の注目を集めたこと自体は、彼の活動の大きな成果と言えるのかもしれない。
映画を観終え、彼らの歴史的背景を調べてみた。すると、問題の根深さに直面する。
この問題に解決はあるのか? そもそも「解決」とは何なのか? どの立場から何に介入すべきなのか、考えれば考えるほどわからなくなっていく。
この映画に登場するパレスチナ人たちは明らかに被害者であり、非人道的な扱いを受けている。これは何とかすべきことだ。
しかし、彼らを追い詰めるイスラエルの国家政策や入植者たちの行動の背景を知ると、単純に彼らを「悪」と断じることもできなくなる。結局、両者とも歴史の中で被害者なのだ。
そして、真の加害者は誰なのか?
映画の舞台となった村は、数年後、あるいは10数年後には地図から消えてしまうかもしれない。そう思うと、かつての新宿駅西口の風景を思い出した。
家を持たない人々が肩を寄せ合って生活し、それを支援する人々もいたが、今ではその姿はきれいさっぱり消えてしまった。問題は解決したのか、それともただ見えなくなっただけなのか。
この映画も、歴史の一場面を切り取った貴重な記録映像として残るだけなのか、それとも何かを変えるきっかけになるのか。希望はあるのか? そして、自分には何ができるのか? そんな無力感を突きつけられた映画だった。
考えさせられるで終わらない、現在進行形の問題(パンフレットの内容を含みます)
イスラエルとパレスチナの関係を一から教えてくれるわけではないので、岡真理『ガザとは何か』ステファニークープ『国際法からとらえるパレスチナQ&A』などを事前に読むか、パンフレットを先に買って「二つの占領地」を読むと内容が入りやすい。
西岸占領地におけるイスラエルによるアパルトヘイト政策や家、学校の取り壊し、インフラの破壊など権力勾配のあり方がありありと映されるドキュメンタリー。
「故郷は他にない」からこそ洞窟暮らしになっても留まるパレスチナ人たちと、その有様を伝えようとするユダヤ人ジャーナリスト。
映像の大部分が2023年10月7日より前のものなので、今のガザ問題は10月7日から始まったと思っている人はとりあえず見るべき。
映画作品としては
不勉強なので、軽くパレスチナ問題を予習して臨んだ。
お話としては「軽い予習」で十分。
とてもシンプルな映画。
「国」も「民族」も「社会」も、あくまで「個人の集合体」でしかないのに、こと個人の話は軽視され、時には封殺される。
その意味でこの映画が、パレスチナで起きている「個人」のリアルを描いた作品としての価値は高いと思うし、緊張するシーンやグッとくる部分もある。
当初は「焦るな」とユバルをたしなめていたバーセルが、自分の逮捕が近付いていると察知して急に活動を強めていく感じとか。
今の生活、明日の寝る場所さえ危うい彼らには、将来なんて考える余裕もない。
明らかに不当な圧力や嫌がらせに屈しなければ、家族の安全が保てない人々の苦しみ。
日本公開のこのタイミングでトランプがまた無責任なことを言い出したり、怪しげな停戦話など、まだまだ先の見えないニュースが続く中での公開ということで話題性もあり、「資料」「記録」としての価値は重く、高く評価された方の気持ちも理解した上で、感じることは多くとも、あくまで「映画」としては私には「ソコソコ」の作品だった。
今絶対に観ておきたかった
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