劇場公開日 2025年2月21日

ノー・アザー・ランド 故郷は他にないのレビュー・感想・評価

全116件中、61~80件目を表示

4.0何処から何処までが

2025年3月5日
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鑑賞方法:映画館

フェイクなのかリアルなのか
ハンディカムの映像とステディカムの映像がシームレスに繋がってて
役者なの?本人なの?と混乱しながら見ました。

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みのまる

1.5独裁政治家に翻弄させられる民衆。

2025年3月5日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

イスラエル…呆れた独裁政治家のもと、パレスチナの貧困に喘ぐ民衆があまりにも不幸過ぎて…。日本では考えられない。初めから終わりまで眠くなる。ドラマ仕立てで無くあくまでもドキュメンタリー。高いレビューが自分には信じられなかったですが…。なぜよその国を荒らしてまで自らの国の至福にこだわるのか?。人の不幸の上に自分の幸福を築こうとする利己主義から生まれる政治家の貧困な心に腹が立つ。

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Cinemaオタク女

0.5全てのジャーナリストに物申す!人の不幸で食う飯は美味いですか?

2025年3月5日
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病人28号

5.0長すぎる苦しみを終わらせるため作られ、世に出された作品

2025年3月4日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

見た後、あまりに悲しく絶望的な現実に打ちのめされ、言葉を失いました。
救いはこの作品を作り上げた4人のジャーナリスト(アラブ人ユダヤ人2人ずつ)です。

平和な日本に居られることは幸せですが、これでいいのか、でも何ができるのか、その問いに簡単に答えは見つからない。

アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞は至極当然で、受賞の意味と重みは非常に大きいと思いました。作り手の命がかかっているからです。

95分の何倍もの見応えは胸に迫る一方で、「この見るに堪えない映像がいつ終わるのか」と、滅多にやらない「時計を見る」という行動に出てしまいました。
それぐらいの、重く大きく迫り来る映画でした。

世界中で、少しでも多くの人に見られる機会が作られ、中東和平に少しでも何かの変化が起きることを心から祈ります。
また、日本の教育に最も欠けている人権教育と平和教育は、この1本を見ることでほぼカバーできます。
他の方もレビューしていますが、教材的価値も非常に大きな作品です。

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mayuoct14

4.0パレスチナとイスラエル

2025年3月4日
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なぜか苦労して住み着いた人々は却って追いやられることが多いような気がする とても乾燥して何もなさそうな平地(確かに軍事訓練には向いてそう)、井戸や電気を引いて居住出来るようにするのはご先祖さん達の大変なご苦労だったのではないか そんな歴史愛着ある土地もブルドーザーでいとも簡単に破壊されてしまう、悲嘆や怒りは相当なものだろう、住める土地、家があるだけでも改めて感謝だと思った
正直言って誰が何人か見てもさっぱり分からなかったが、現地の人は直ぐ分かるのだな 敵の中にも正しい考えの人は存在するのだ、2人の友情にはほっこり、未来を感じた でも上層部、国が軍事に突っ走るとろくな事はないというのをいつか分かる時は果たしてくるのだろうか?
とりあえずリアルな現状を伝えてくれたことに感謝、そして命懸けの撮影、長編ドキュメンタリー賞にも納得

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ゆう

3.5引っ越した方がいい

2025年3月4日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

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吉泉知彦

5.0多くの人に見てもらいたい

2025年3月4日
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鑑賞方法:映画館

【侵略】【入植】とはどういうことなのか、百聞は一見にしかずでした。あまりの不均衡に言葉を失う。それでも、世界にこの事実を知ってもらうため、パレスチナの青年バーセルさんとイスラエルの青年ユヴァルさんがカメラを向け続けた。この映像が届けられたこと自体が奇跡だ。だから私たちはこれを見て、素晴らしいね、じゃなく、この不均衡を、外から変えるためにできることをしたい!胸が痛む場面が多いのはそうなのだが、青年2人のまっすぐな表情に美しさを感じる映像だった。

子供はどんな状況でも子供らしいなと思う場面だったり、イスラエル兵に撃たれ(生活に必要なものを奪わないでくれと言ったことにより撃たれた…)息子が苦しむのを見つめる母親の表情なども忘れられない。ぜひたくさんの人に見てほしい作品。

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れもんぐみ

5.0命のかかった映画に減点なんかできない。

2025年3月3日
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鑑賞方法:映画館

ヨルダン川西岸のパレスチナ人の村を一つ一つ、場合によっては家を一軒一軒、武装した軍人が村人を排除した後に重機で潰していき、軍用地だとしてイスラエルの法律や裁判も味方して、最後にはユダヤ人入植地にし、さらに武装した入植者がパレスチナ人を殺めてもお咎めなし、そんな途方もない現実を当事者のパレスチナ人が撮ったわけで、下手をすれば殺されるかもしれない中で撮った映画に減点なんてできない。

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Boncompagno da Tacaoca

4.0被害者と加害者、その境界線とは…

2025年3月3日
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あまり予備知識を持たずに観た映画。アカデミー賞にノミネートされている評価の高い作品、というくらいの気持ちで劇場に足を運んだ。

映画が始まり、しばらくしてドキュメンタリーらしいでことがわかる。主要な登場人物はハンサムで、まるで俳優のようにも見えるが、背景となるパレスチナの村の様子があまりにリアルで、最初はフェイクドキュメンタリーかと錯覚してしまった。
しかし次第に、これはイスラエルの実質的な支配下にあるパレスチナ人の村の物語であり、主人公のパレスチナ人青年は、この村に起こる出来事をビデオカメラやスマートフォンで記録し、発信するジャーナリストであることがわかってくる。

彼の視点から見るイスラエルの行動は容赦ない。彼が生まれ育った村にやってきては、イスラエル軍が家や学校を破壊する。時には住民が負傷する場面もある。
さらに、顔を隠したイスラエル人の入植者が武装して現れ、住民を追い出そうとし、家を壊し、銃撃をして去っていく。

主人公はその様子をインターネットで世界に発信し続けるが、映画の中で「2000人以上が見た」と語るシーンがある。彼自身はそれを前向きに捉えているが、果たしてそれが人権問題として世界を動かすほどの影響力になるのかも考えさせられる。

なぜ国際社会は動かないのか? 国連は何もできないのか?
そんな疑問が頭をよぎる。しかし、この映画がアカデミー賞候補となり、世界の注目を集めたこと自体は、彼の活動の大きな成果と言えるのかもしれない。

映画を観終え、彼らの歴史的背景を調べてみた。すると、問題の根深さに直面する。
この問題に解決はあるのか? そもそも「解決」とは何なのか? どの立場から何に介入すべきなのか、考えれば考えるほどわからなくなっていく。

この映画に登場するパレスチナ人たちは明らかに被害者であり、非人道的な扱いを受けている。これは何とかすべきことだ。
しかし、彼らを追い詰めるイスラエルの国家政策や入植者たちの行動の背景を知ると、単純に彼らを「悪」と断じることもできなくなる。結局、両者とも歴史の中で被害者なのだ。
そして、真の加害者は誰なのか?

映画の舞台となった村は、数年後、あるいは10数年後には地図から消えてしまうかもしれない。そう思うと、かつての新宿駅西口の風景を思い出した。
家を持たない人々が肩を寄せ合って生活し、それを支援する人々もいたが、今ではその姿はきれいさっぱり消えてしまった。問題は解決したのか、それともただ見えなくなっただけなのか。

この映画も、歴史の一場面を切り取った貴重な記録映像として残るだけなのか、それとも何かを変えるきっかけになるのか。希望はあるのか? そして、自分には何ができるのか? そんな無力感を突きつけられた映画だった。

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ノンタ

3.5このドキュメンタリーを見た後は1945年以降に作られた数多くのユダ...

2025年3月3日
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このドキュメンタリーを見た後は1945年以降に作られた数多くのユダヤとドイツの関係した映画が陳腐なプロパガンダ作品に思えてしまう。彼らは欧州全土で特別視されているのが少しわかる気がした。

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syouganeko

5.0考えさせられるで終わらない、現在進行形の問題(パンフレットの内容を含みます)

2025年3月1日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

イスラエルとパレスチナの関係を一から教えてくれるわけではないので、岡真理『ガザとは何か』ステファニークープ『国際法からとらえるパレスチナQ&A』などを事前に読むか、パンフレットを先に買って「二つの占領地」を読むと内容が入りやすい。
西岸占領地におけるイスラエルによるアパルトヘイト政策や家、学校の取り壊し、インフラの破壊など権力勾配のあり方がありありと映されるドキュメンタリー。
「故郷は他にない」からこそ洞窟暮らしになっても留まるパレスチナ人たちと、その有様を伝えようとするユダヤ人ジャーナリスト。
映像の大部分が2023年10月7日より前のものなので、今のガザ問題は10月7日から始まったと思っている人はとりあえず見るべき。

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ガテイさん

3.5映画作品としては

2025年3月1日
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不勉強なので、軽くパレスチナ問題を予習して臨んだ。

お話としては「軽い予習」で十分。
とてもシンプルな映画。

「国」も「民族」も「社会」も、あくまで「個人の集合体」でしかないのに、こと個人の話は軽視され、時には封殺される。

その意味でこの映画が、パレスチナで起きている「個人」のリアルを描いた作品としての価値は高いと思うし、緊張するシーンやグッとくる部分もある。
当初は「焦るな」とユバルをたしなめていたバーセルが、自分の逮捕が近付いていると察知して急に活動を強めていく感じとか。
今の生活、明日の寝る場所さえ危うい彼らには、将来なんて考える余裕もない。
明らかに不当な圧力や嫌がらせに屈しなければ、家族の安全が保てない人々の苦しみ。

日本公開のこのタイミングでトランプがまた無責任なことを言い出したり、怪しげな停戦話など、まだまだ先の見えないニュースが続く中での公開ということで話題性もあり、「資料」「記録」としての価値は重く、高く評価された方の気持ちも理解した上で、感じることは多くとも、あくまで「映画」としては私には「ソコソコ」の作品だった。

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キレンジャー

4.0いじめだ。

2025年2月28日
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軍の演習地を作る?なら何故さっさと追い出さない。数年かけて少しづつ破壊。まるでパレスチナ人の反抗を楽しんでるような陰湿なやり方だ。妨害にも負けず撮影を続けたバーセル、ユバルたちもたいしたものだ。

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あらじん

5.0今絶対に観ておきたかった

2025年2月27日
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家を、家族を、将来の希望まで
毎日のように打ち砕かれて、それでも誰かを許せるのだろうか
そんなこと絶対できないのではないかという気持ちになる

でもこの映画には希望があって、将来への光がある
まだまだ個人的なレベルで、少しのことでそれさえ崩れてしまう可能性だってあるかもしれない
それでもひどい状況であればあるほど、確かに口先だけでなく信じられるものが見える気がした

無力感に襲われながらも、彼らがSNSの閲覧数に希望を持ってくれることを知り、どうしてもフォローして、いいね!しなくては!!と思う
ちゃんと日本にも届いてます!と伝えたい

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victor

4.025-030

2025年2月27日
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アカデミー賞ノミネート作品。
4年間記録されたパレスチナの事実。

黄色い人と緑の人。
黄色い人は
恐怖の迫害とホロコーストを乗り越えて
イスラエルに安住の地を与えられた人々。
緑の人は
先住の地から追いやられ、
故郷も家族も自由も壊される人々。

武力で強くなる前のことを忘れるな、
虐げられる声は世界に届くのか?

人種の違い、
宗教の違い、
文化や因習の違い、
魂と愛を持つおなじ人間ならば
どうにかならないのか?

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佐阪航

4.5「ぱぱ、〝どなるな〟っていって」

2025年2月27日
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hum

5.0アラブ社会と白人社会の見方が変わる

2025年2月27日
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泣ける

知的

観て本当によかった。フィクションでなくドキュメンタリー映画ですが、アラブ社会と白人社会の見方が変わる映画だと思うし、パレスチナの人達の人柄に心を動かされました。(特にバゼルに)
生きるのが過酷な状況な中で、ドキュメンタリー取り続けた、魂の結晶の様な映画です。地球人ならみんな観た方がいい映画です。

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えのき

5.095分間の理不尽。

2025年2月27日
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泣ける

怖い

パレスチナとイスラエルの問題を詳しく知らなくても、観てほしい映画。事情を知らなくても、どれだけ理不尽かは伝わると思う。
マスメディアの報道で、ハマス(パレスチナ)が悪と思っている人にもみてほしい。西岸はハマスとはなんの関係もない。それでもこの扱い。
あまりの理不尽に涙の映画です。

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お餅

3.5日本でも似たようなことが起きているような…

2025年2月27日
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基本的には「イスラエル軍がパレスチナ人の家をブルドーザーで破壊」→「パレスチナ人がイスラエル軍に抗議デモ」の繰り返し。
家壊して道具奪って井戸をコンクリートで埋め立てて水道管を切断。
ほぼ殺人では?

映像は手ブレ画面多め。
あと、動画を撮影しているパレスチナ青年・バーセルがイスラエル軍に捕まりそうになって必死に逃走する場面も多い(『電波少年』を思い出した)。

個人的に衝撃的だった場面が2つ。

1つ目はスマホの縦長画面で撮影された、パレスチナの中年男性がイスラエル軍に抗議していたところ、感情的になったイスラエル兵が中年男性を銃撃する場面。
映画で人が撃たれるところなんて腐るほど見てきたが、本物は初めてかもしれない。
単純に気分が悪くなった。

もう一つはバーセルがイスラエル軍に拘束されそうになった時、バーゼルの父親が突撃してきて、撃たれるのを覚悟で兵を制し、バーゼルに「逃げろ!!」と叫ぶ場面。
これも映画でなら似たような画は何度も見たことあるが、本当に命をかけて人を救おうとしているのを見たのは初めてかもしれず、心震えた。

本作はパレスチナとイスラエルの青年監督二人に友情が芽生えていくところが見どころだと思うが、それで状況が何一つ改善されていかないのが悲しい。

パレスチナの人々がイスラエル兵の目の前で真っ当な訴えを全力で呼びかけても、イスラエル兵はどこ吹く風。
この感じ、どこかで見たことある。
辺野古基地建設に反対する住民の訴えを目の前で聞いている時の警察の顔と同じ。
考えてみれば、人道的な人間だとしたら非道な行いを繰り返すイスラエル軍なんてとっくに辞めているはずで、兵隊を続けている時点でまともな人間ではないのかもしれない。

あと、何も悪いことをしていないパレスチナ人に対してもイスラエル軍が非人道的な行いをしているのを見て、個人的には日本でのクルド人差別を連想。
悪いことをしたクルド人が批判されるのは仕方ないにしても、子供も含めたクルド人全体に対して誹謗中傷の嵐。
今はまだ一部の差別主義者がSNSで活動しているだけだが、トランプ的思考の政治家が日本で政権を握ったら、『ノー・アザー・ランド 故郷は他にない』の日本版ができても不思議ではない。

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おきらく

4.0故郷は他にないのに。。

2025年2月26日
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悲しい

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ゆき