「ピュアさと無欲さ」お坊さまと鉄砲 kikisavaさんの映画レビュー(感想・評価)
ピュアさと無欲さ
あたらしい価値観や文化、みのまわりの進化が顕著になることで悦にいることが多い現代社会だけれども。
でも、いまいるその場所とその価値観がたいせつで、しあわせを感じているひともいる。そのひとたちにも進化は必要なのだろうか、進化することでよりしあわせになれるのだろうか、というとてもシンプルな物語。
お坊さまと鉄砲がどのように結びついていくのかまったく予想できなくておもしろかった。
このピュアさや無欲さも、いずれは近代化にのみこまれ失われていってしまうのだろうか。
それにしてもあの赤いお供えもののインパクトすごかった・・・(ちゃんと持って帰ったのだろうか)
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Socialjusticeさんのコメント
2025年1月7日
コメントの出だし、『あたらしい価値観や文化、みのまわりの進化が顕著になることで悦にいることが多い現代社会だけれども。』が大変気に入りました。現代社会に疑問をもとより流されていくことの方が多く感じられます。それに、問題意識を持たせたいという映画かもしれませんね。カーター大統領の生き方もこれに共通するものがあると思っています。レビューをありがとうございます。