劇場公開日 2024年12月13日

「いい話なのに、ちょっと贅肉付きすぎで気が散ってしまった」お坊さまと鉄砲 JAGさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5いい話なのに、ちょっと贅肉付きすぎで気が散ってしまった

2024年12月17日
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鑑賞方法:映画館

ブータンのイメージ再現が好印象、特に導師は絶妙。幸せな日常に出現した民主主義への戸惑いと動揺を通してたどり着くラストは感動モノである。
ただ映画としては難点もかなり気になった、アメリカ人は密輸の機関銃を寄進してお咎めなし?ガイドはどうなるの?なんで2丁?模擬選挙はガチの予選だったの?etc
そこが本題ではないのは分かるが、かなりのウェイトを割いているのでそっちに意識が飛んでしまう。
“今まで十分に幸せだったの”の台詞もいただけない、これはキモなので劇中でストレートに話されると急に脚本感が出て、無邪気なブータン人も映画という作りもの世界感がでてしまった。
内容は良いと思いますが、少し減点しました。

JAG