劇場公開日 2024年12月13日

「穴へ捨てるシーンはジョン・レノン御存命なら喜んだだろうな」お坊さまと鉄砲 ひろちゃんのカレシさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5穴へ捨てるシーンはジョン・レノン御存命なら喜んだだろうな

2024年12月16日
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鑑賞方法:映画館

ドタバタ劇を装いながら言うべき事はきちんと伝わってくるなかなかの秀作。
民主制は国や共同体の意思決定手続きのひとつにすぎず、必ずしも至高の政治理念では無いという、綺麗事を排した目線が好ましい。絶対王制や原始共産制や幕藩体制に比べたら「まし」なだけだから。衆愚政治に堕する危険を孕んでいると言う点であの銃が民主制の象徴かも知れんし。
王家や仏教に象徴される伝統が結局は円滑な民主化を可能にした要因となったことを示し、それらに対する敬意(一面の黄色い花畑!)を忘れないのもいい。
有権者登録で「生年月日を言いなさい」というシーンをみて落語の「代書屋」を思い出してしまった。

ひろちゃんのカレシ
Bacchusさんのコメント
2024年12月17日

高〜いオブジェでしたよねw
まあ、捕まらなかっただけ良しですかね。

Bacchus
あんちゃんさんのコメント
2024年12月16日

あ、そうか。あの花畑はそういう意味合いだったんだ。膝を打ちました。

あんちゃん