わたしは異邦人のレビュー・感想・評価
全4件を表示
「ガラタサライ」は「ガラタ宮殿」
地中海の色彩が、マジックアワーの微妙さメインだったのが、謎が解けるにつれお馴染みの陽光降り注ぐ紺碧になるのが洒落てる。
後半、見える子ちゃんの自分探しになってからがややベタであるが、今の自分のルーツになっている、それなりに苦労した人たちに感謝しよう、みたいなテイストは悪くない。
コメントする (0件)
共感した! (1件)
遺跡と地中海の景色が心に染みる
みんな溜め込み過ぎ
母親を探して旅に出ること2カ月のイスタンブール生まれの霊視能力のある女性の話。
遺跡と思しき場所にある木の下で撮られた母の写真を頼りに、地中海の町にやって来て巻き起こっていくストーリー。
知人と思しき男性と別れ、ゲストハウスを訪れてと始まって行くけれど…ん?
やり取りをみていればわかるけれど、幽霊が生きている人と何ら変わらない描かれ方で、出てきた瞬間はこの人どっち?そして他の人にもみえてる?なんてところもあったり。
母親探しのお話しももちろんあるけれど、残された人と亡くなった人の掛け違いやわだかまりを解消していく様をみせるというところが主で、なかなかユニークな作品だった。
ただ、古代の婦人のヤツは自分が残したものってことですよね?結局ただの承認欲求?そこはイマイチ釈然としなかった。
全4件を表示



