劇場公開日 2024年12月13日

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「疾走感と人情」市民捜査官ドッキ 虎吉さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0疾走感と人情

2024年12月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

振り込め詐欺の親玉を、市井のシングルマザーが
追い詰めていく~サスペンスコメディ

あまり長い 映画は苦手。
これは2時間弱、見に行くのに
二の足を踏んでいたが、
これは飽きることなくテンポ良く
ラストまで疾走できた。

これを日本で作ると
ぜったいキレイな女優を主役に据えそうなところ
子供2人の年齢から考えると
『若めのおばあちゃんじゃね?』くらいの
老け感たっぷりの中年女性が主役。
それだけでもリアリティたっぷり

また、美術も素晴らしく
青島のコールセンターは
九龍城を撮った写真集や
「スワロウテイル」を思い出す。

『悪いことをしたら謝る』
と言うのは、お国柄なのか。
一つ一つ決着を付けていく
主人公に 見ごたえスッキリ。

自分的には 主人公の同僚!
まだ新人時代のmonsta Xのオタク設定で
CD何十枚と積んで 望遠レンズで
ミスをしつつも詐欺グループを
文字通り援護射撃するのが良かった。
でも、何故monsta Xだったの?

虎吉