小さな私のレビュー・感想・評価
全2件を表示
同情も差別につながると健常者は理解せよ!!
笑われようが、迷惑がられようが障害を持つ者は世の中に出ていけと言っている事がこの映画で理解できた。
「障害者をどう扱ったら良いか?」ではないのだ。本来なら、障害を持つ者がイニシアチブをとって社会を変えなけりゃ駄目だって事。
その観点で言えば、「女性がイニシアチブをとって男社会を変える」と全く同じ理論。
昔のドラマの台詞に、あった。
「同情するなら金をくれ!」ってね。
健常者を使って脳性マヒの方の演技させたのは、一律あるのかもしれないが、やはり、現実を考慮すれば、実際障害を持った方を起用して貰うべきだったと思う。
その点があるので、僕は評価出来ない。
残り時間 40分
なんで女性に1回くらい振られたくらいで「やけ」を起こす?!!
日本人は50回もふられても飽きずに笑い続けたゾ!
性的妄想ならインターネットでいくらでも見られる!あ!中国は駄目か。
まぁ!妄想を映像にしてはいけない。評価出来ない。
障碍者との向き合い方とは
脳性麻痺を患うも、高い知能指数を誇る20歳のリウ・チュンフーが教員を養成する師範大学を受験しようとするが、あまり外の世界に出したくない実母に反対され…
障碍者を扱った作品は数あれど、本作のポイントはチュンフー自身が自分が社会的弱者である事を自覚しているという点。母親がなぜ自分と距離を置いているかも理解できるし、学費を稼ぐ為にバイトしているカフェが自分を雇っている真意も認識できる。知能指数が高いからこそ社会を知っている。ここに本作の残酷さがある。
一方で、積極的にチュンフーを外と関わらせようとする祖母。傍から見ればありがた迷惑な行為かもしれないが、彼女は孫を“普通の人”として扱いたいという思いがある。チュンフーもそうなりたくて同世代の女の子と恋愛したい。が…
社会は障碍者にどれだけ寄り添っているのか。それは本心で行っているのか、それとも見せかけだけなのか?そんな痛いところを突いている点も見逃せない。
全2件を表示