THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIEのレビュー・感想・評価
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ドラマ版のノリでよかったのに…
■ 作品情報
オダギリジョーが監督・脚本・編集を務める。主要キャストは池松壮亮、オダギリジョー、麻生久美子、本田翼、岡山天音、黒木華、永瀬正敏、佐藤浩市、嶋田久作、鹿賀丈史、吉岡里帆、深津絵里など豪華俳優陣。
■ ストーリー
鑑識課警察犬係のハンドラーである青葉一平には、相棒の警察犬オリバーが、酒と煙草と女を好む着ぐるみのおじさんに見える。彼らは数々の不可解な事件に挑んできた。劇場版では、一平とオリバーが行方不明者であるコニシさんの捜索のため、リヤカーが残された海辺のホテルへと向かう。しかし、その先に待ち受けるのは、開けてはいけない扉の向こうに広がる、前代未聞の不思議な世界。物語は、予測不能なカオスな展開へと突入していく。
■ 感想
あの独特なドラマがまさか映画化されるとは!耳にしたときは、正直なところ不安半分、期待半分といった心境でした。そんなわけで、公開初日からのレビュー低評価を目にし、やはりドラマ未視聴勢には、あのシュールでナンセンスな世界観は響かないのだろうな、と勝手に納得していました。しかし、あのノリが嫌いではない自分ならきっと楽しめるだろうと、オリバーとの再会を楽しみに劇場に足を運びました。
開幕当初こそ意味不明でしたが、序盤はテレビドラマと同じノリを感じ、一平を始めとするハンドラーたちの懐かしい顔ぶれににホッとします。オリバーも相変わらずの着ぐるみ姿で、彼と一平のやりとりに思わず顔がほころびます。ドラマ版の映像がちょこちょこ挿入される演出も、ファンにはうれしいサプライズです。しかし、そんな雰囲気も長くは続かず、物語は怒涛の勢いでカオスな展開へと突き進んでいきます。もうこれは「考えたら負け」というレベルを超えて、理解することを放棄せざるを得ません。
そして何より衝撃的なのは、肝心のオリバーが、途中からほとんど登場しなくなってしまうこと。見たいものは見せてもらえず、これだけの豪華俳優陣を集めて、いったい何を見せられているのだろう、という戸惑いが募ります。いや、むしろ、これほど名だたる俳優たちが、よくぞこんな支離滅裂な作品に付き合ってくれたものだと、その寛容さを賞賛したくなります。
それでも、やはり一人のファンとしては、この劇場版はいただけません。話が多少ぶっ飛んでいても構いませんが、ドラマ版の核であったオリバーと一平のユーモラスなやりとり、その周囲でボケ倒す同僚たち、そして都合よく事件が解決していくあの独特のテンポ感を、劇場版でも存分に味わわせてほしかったです。
私達は何を見せられているのか … いっそカンヌに出して欲しい(笑)
NHKドラマは飛び飛びで3話程視聴。シュールでナンセンスな、ハンドラーが着ぐるみを着たオッサンにしか見えない犬に振り回されながら、それなりに事件を解決する脱力感満載のドラマはそれなりに楽しんだけど、何がなんでも全話見ようとまでは行かなかった。
今回も、「えっ!これ映画化するの?!マジか?」と、興味は覚えたものの、正直積極的に観ようとは思っていなかった。たまたま、時間が空いた時に映画を観たくなって、開始時間が丁度良かったのと、知り合いに二人程ドラマを好きで楽しみにしている人がいて、期待感が感染っていたらしく、鑑賞決定。
映画にするからには、方向としては、よりシュール&ナンセンスギャグを膨らませ、事件をてんこ盛りに絡ませてドタバタにするのか?若しくは逆にドラマとはうって変わってハードな要素を入れてきて、良い意味でドラマファン勢を裏切って来るのか?いや、監督脚本オダジョーだぞ。この人なんか相当変人らしいし、アート志向強いと噂だからな。常識の範囲で考えない方が良いかも…等と色々予想していたが…うん、それにしても想定外過ぎた(笑)
そもそも、オリバーが途中から出なくなるしね。
突然、良く分からないシーンが始まったり、良く分からない場所に出たり、一瞬自分が寝てしまって途中抜かしたかとすら思ったよ(苦笑)
あまりにもシュール且つぶっ飛び過ぎて、自分が試されている気にすらなる。と言ったら言い過ぎだろうか?
きっと評価は真っ二つだろうな。刺さる人には麻薬級だろうけど正直一般受けはしないな… 。寧ろカンヌの観客に受けるんじゃないかなんて、勝手に決めつけたりして(笑)
という感じなんですが、その辺踏まえて、興味ある人には早めに観に行く事をお薦めします。
封切り初週の土曜日の夕方で、あまり大きくないスクリーンの三分の一程度 しか埋まってなかったし、その後もいまいちの入りのようで、早めに終映しそうな予感なので。あくまで行くか行かないかは自己責任でお願いします(苦笑)
こんな映画がもっと見たい!
深津絵里が全部もっていっている感
ドラマは見ていない。
一平(池松壮亮)とオリバー(オダギリジョー)による掛け合いは、
絶妙のコンビネーションで私は好きだし笑える。
そこに麻生久美子、本田翼、岡山天音が絡んできて、
究極は深津絵里。
このメンバー中心に中盤以降も進んでいれば面白かったと思う。
しかし、
鹿賀丈史と吉岡里帆&菊池姫奈の前半くらいまでは良かったものの、
鹿賀丈史のカミングアウトあたりから私は失速。
それから永瀬正敏で完全に退屈になり、佐藤浩市も、、、。。。
このオムニバス的展開になり、最後はちゃんと収束していくのだが、
この展開は私にとっては実に退屈であった。
オダギリジョーはやりたいことをやったのだろうから、
きっと映画を撮っていて面白かっただろうな。
深津絵里に始まり、深津絵里に終わる。
深津絵里は美しすぎて眼福であった。
よくわからんが、感じろ、という作品なんだろう
狭間県警鑑識課警察犬係のハンドラー・青葉一平は、相棒の警察犬オリバーが酒とタバコと女好きで犬の着ぐるみ姿のおじさんにしか見えなかった。ある日、隣の如月県のカリスマハンドラー・羽衣弥生が、一平とオリバーに捜査協力してきた。これまで失踪者を次々と発見してきたことでスーパーボランティアとして知られるコニシさんが、行方不明になったということで、一平とオリバー、羽衣はコニシさんのリヤカーが残されていた海辺のホテルへ向かい・・・さてどうなる、という話。
NHKのテレビドラマは未鑑賞。
うーん、ストーリーがよくわからなかった、というのが第一印象。
途中、少しウトウトしてしまった。
わかろうとせず、感じろ、という作品なのかも。
麻生久美子の存在感が凄い。
深津絵里、吉岡里帆、本田翼、森川葵、黒木華、香椎由宇など、大好きな女優がチョイ役含めたくさん出てたのは美味しかった。
ヤギじゃないですよ
面白かった
スペシャルドラマでよかったよね笑
オリバーな犬、NHKでドラマ放送されてたのは全部見てました。オダギリジョーの頭の中はいつもこんなことを考えてるんだなとユーモアと独特な世界観や笑いのツボを毎回楽しみにしていました。
映画化ということでまたどれだけ笑わせてもらえるかと期待していたんですが、中盤まででしょうか、ここからどこまで面白くなるのかと思ったのは...
途中からかなりシュールな世界にどっぷりといってしまいましてもう手に負えません
とにかくオリバーを活躍させてほしかったです
ベテラン俳優さんたちがこの作品にしっかり力を入れて演技されているのもとても楽しいのですが、やっぱりオリバーと仲間たちであってほしかったし、オリバーとの絡みを最後まで見せつけてほしかったですね。
茶番も茶番
ミオトニックゴートしてしまった。
THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE
鹿賀丈史がブラジャーしているのを見て、
ミオトニックゴートに感染して寝落ちして、
気づいたらエンディングしていた。
どれだけ気絶していたのかなぁ
おやすみなさい…
レビュー39
(*☻-☻*)
THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE
オダギリジョーが脚本・演出・編集を務め、2021年にNHKで放送されたドラマ「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」を自らのメガホンで映画化。
狭間県警鑑識課警察犬係のハンドラー・青葉一平。
一平の相棒である警察犬オリバーは、当然一平以外には犬に見えるが、なぜか一平には、酒とタバコと女好きの欲望にまみれた犬の着ぐるみ姿のおじさんに見えてしまう。
ある日、隣の如月県のカリスマハンドラー・羽衣弥生が、一平とオリバーに捜査協力を求めてくる。
これまで失踪者を次々と発見してきたことでスーパーボランティアとして知られるコニシさんが、行方不明になったというのだ。
「コニシさんが海に消えていくのを見た」という目撃情報をもとに、一平とオリバー、羽衣はコニシさんのリヤカーが残されていた海辺のホテルへ向かうが……。
一平役の池松壮亮、
オリバー役のオダギリジョー、
コニシさん役の佐藤浩市らテレビ版のキャストに加え、
「サバイバルファミリー」以来8年ぶりの実写映画出演となる深津絵里をはじめ、吉岡里帆、鹿賀丈史ら豪華な出演陣が顔をそろえる。
THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE
2025/日本
深津絵里の歌が聴けるだけで儲けた気がする
ギリギリを攻めたいオダギリジョー
NHKのテレビシリーズを観てないと、ぽかーんとしてしまうだろうけれど、観ていたとて、結局ぽかーんとするので、同じかもしれないと思いながら、本当のところはわからない。
なぜなら、もう観てしまっているので、脳が、それなりに意味づけを考えてしまう状態になっているから。
何も知らない状態で、この映画を体験してみたかった気もする。
ひたすら、ギリギリのところを攻めたいオダギリジョーという感じが自分は好きでした。
<以下、内容に触れます>
・ストーリーはどうでもいい気がするが、アバンタイトルで、テレビシリーズと重ねて観る観客に、「潜入捜査?」というミスリードを誘って、最後で、「エブエブみたいなマルチバースでした」という種明かしといったところか。
・「こだわるのそこ?」とか、「どんだけパロディネタ登場させるの?」というくらい、小ネタは盛りだくさんで、ずっとうす〜く笑える。
・犬カフェで、急に踊り出した後「インド映画みたい」と言ってしまうところや、「エーオ」とコールアンドレスポンスした後、「フレディ・マーキュリーか」と説明してしまうところなど、きっとあえてなんだろうなぁ。
「ほら、自分たちだけでわかってる感じってダサいじゃないですか」とか、オダギリジョーが言ってそうな気がする。(個人の妄想です)
・自分は、今作での香椎由宇の扱いが特にツボでした。
テレビの方が面白かったな〜。 映画より、ちゃんとお話になっていたよ...
テレビの方が面白かったな〜。
映画より、ちゃんとお話になっていたように思う。
まぁ、そんな事は狙っていなかったとは思うけど。
音楽はステキだった。好きだった。
あまりの気持ち良さに、途中少しだけウトウトしたようだ。
ニヤッとしてしまう台詞が何箇所かあって「オダギリジョーだな〜」と思ったりする、そんな作品だった。
オダギリジョーがやりたい放題
これが映画芸術か・・・相変わらず綺麗な深津絵里が救い
オシャレ シリアス 粋 無粋 シニカル 奇想天外 下品 スタイリッ...
面白くはないけど退屈はしない、空気を楽しむ映画
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