秒速5センチメートルのレビュー・感想・評価
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実写にする必要性が感じられない
主人公に全く感情移入出来ず、原作アニメもあまり好きではないですが、唯一、映像の美しさは素晴らしかったのに、実写になったらそれすら無い
アニメ原作の補足としてみるべき作品?
ちなみにあまり好きではないと言いつつ見たのは、私の周囲にこの作品が好きな男性が多いからです、視点を変えてみれば良さがわかるかと思いましたが…?
嫉妬心に火が付く作品
2007年に公開された新海誠監督のアニメ作品の実写版でした。アニメの方は観ていないので比較できないのですが、アニメ版の主題歌には山崎まさよしの「One more time, One more chance」が使われていたということで、なるほど本作でも重要な劇中歌として使われていた訳ですな。
お話の方ですが、松村北斗扮する主人公・遠野貴樹の小学校時代から高校時代、そして社会人になった現在と過去のシーンを横断する”ラブ”ストーリーでした。というか、本質からいきなり外れた話をするなら、少年時代から大人になるまでずっと可愛い女の子に恋い慕われている上、高校時代の美人教師(宮﨑あおい)からも気に掛けられるなんて、全く羨ましい限りだぜ。色男ってのは本人がどう思うかなんてことは関係なく、周りの女性が放っておかないものなんだなと、作中のキャラクターに嫉妬したあたくしでした。
でも興味深かったのは、貴樹の恋愛に対するスタンスが、小学生時代を頂点に、年を経るごとに右肩下がりしていること。親の転勤の都合で小学校時代に仲が良かった明里(高畑充希)と別れたのがトラウマになったのか、それとも若くして何かを悟ってしまったのか?ただ社会人になった現在も、理沙(木竜麻生)と付き合っていたので、決して恋愛をしないと決めている訳ではないようで、だからこそ理沙につれなくする貴樹には腹が立つんだよなあ。
そしてSEとして働いていた会社を辞め、上司(岡部たかし)に紹介されたプラネタリウムの運営会社で働くことになった貴樹。結局すれ違いになったものの、明里の痕跡を見たことでかつての記憶が蘇った貴樹に去来したものは、小学生時代に置いてきた他者に対する関心だったのか?結局明里とはすれ違いのままエンディングを迎えたものの、理沙に謝罪することで再生された貴樹の未来には、きっと幸があるのでしょう。というか、本作で最も感情移入出来たキャラクターが理沙だったので、彼女にも幸があって欲しいです。
以上、終始色男に対する積年の嫉妬心を抱えたまま観た作品でしたが、それを差し引いてみると、成就しない恋愛が続く展開が実に味わい深いものではありました。
また俳優陣も、「夜明けのすべて」や「ファーストキス 1ST KISS」で好演した松村北斗が、本作でもいい演技を魅せてくれました。明里役の高畑充希も同様に上手かったですが、2人の小学校時代の子役も非常に上手く、しかも松村や高畑っぽい雰囲気を醸し出しており、その点も評価できるところでした。
そんな訳で、本作の評価は★3.8とします。
誰しも
アニメ版を観たときは正直よく分からなくて…「本当にこれを実写化するの?大丈夫かな」と少し心配していました。けれど、実際に観てみるとその不安はすぐに消えました。映像の美しさと登場人物たちの繊細な感情が丁寧に描かれていて、気づけば物語に引き込まれていました。
誰しも、過去にいろいろな出来事を抱えながら今を生きていると思います。観ながら、自分の中で特別だった出来事や、大切にしていた気持ちを自然と思い出してしまいました。
貴樹のように中学生の頃の思いをいつまでも引きずることは、現実的には少ないかもしれません。でも男女の感じ方の違いや、時間の流れの中で変わっていく気持ちの対比がとても興味深く、共感できる部分もありました。
観終わったあと、静かに心が動くような作品でした。
ボイジャー(1号・2号)な恋
原作である 新海誠監督:アニメ作品(2007年アニメ)は観ていなかったので、これを機に配信で鑑賞しました。
原作3部作とは違い、本作の構成では、第二部(高校生時)は不要。
本作導入部は、とても奇麗な映像でした。
本作での 駅での"最後のシーン(朝)"のカット割りはアニメ版よりも優れており
アニメ版への"手法オマージュ"として、最高のアンサーになっていました。〈演出賞〉
アニメ版テーマ曲「One more time,One more chance(山崎まさよしさん)」の本作での扱い方がよく考え抜かれており
更に、エンディング曲「1991(米津玄師さん)」では、新海誠監督へのリスペクトを感じられました。
アニメ以上に"年代毎の男女の立ち位置の距離感"がよく表現されていて、監督の演出の素晴らしさが光っていました。
高校時の彼女(花苗)を左利きにしてくれたのは、鑑賞者が2名の女学生を混同させない様にとの監督の配慮なのだと思いました。
19時に待ち合わせ。。。親としては 終電を心配してしまいます。 中学生たちには無用でしょうが。。。
今年7月にボーイスカウトで行った「みなと科学館(虎ノ門)プラネタリュウム」がでてきて うれしかったし
このくだりは アニメ版にないだけに とても良い脚本でした。
最近では「3I/アトラス」が非常に問題になっていますが、小惑星「1991VG」が登場させたので、
新海誠ワールドを感じさせながらのタイムリーな感じがありよかった。
本作のお陰で、作品を観ずにいた 新海誠監督作品(2007年アニメ)を観賞する事になったのだが、
これほど素晴らしい作品(アニメ)を観る機会を作ってくれたのが、本作の最大の利点だった。
アニメ版を観る前に 本作実写版を観る事が出来たのは、順番的にも非常に良かったのだと思う。
おかげで、新海誠監督の偉大さを実感しました。
こんなに素晴らしい作品(アニメ版)を観る機会を作ってくれた 本作に感謝したい。
タイトルの意味を知って、なるほどと思う。
杞憂だった!大好きな映画の誕生に感謝
森七菜にやられた!
この間、国宝で歌舞伎の家のお嬢さん役で光る演技を見せたと思ったら今度はあんなに初々しく高校生ができるのが素晴らしい。カブに乗りサーフィンをする姿がピッタリ。そして活発な女の子からのギャップ萌え、伝えたい言葉も飲み込みながら、恋する乙女っぽくヨーグルトのブリックパックをキュッと吸って飲む姿にノックアウトです。
まず森七菜が届かぬ思いに泣くシーンが切なすぎて涙がポロポロ。
収まったら今度は、子どもだから引っ越すしかない選択肢のない2人の状況と子役の女の子の演技でうるうる。プラネタリウムで吉岡秀隆出してくるのは反則技だ。吉岡秀隆出してきたらもう泣きスイッチ入っちゃうんだから。そこに松村北斗のあのナチュラルな演技。つられて胸が熱くなって涙腺が緩む。
アニメ版の美しい絵のイメージを崩さないよう、綺麗な景色が続いていく。列車は絵を超えた。本物の列車なので、鉄道の乗り継ぎもすごくリアル、昔の車両を使ってるようで再現度が完璧。
今の列車とホームに隙間はないが、昔の列車とホームの間には隙間がある、この比較にもキュンとさせられた。
どこもかしこも綺麗な映像で聖地巡りしたくなる。
タイミング的に今やってる朝ドラのばけばけのお父さん役の岡部たかしの落ち武者の髪型を思い出してちょっと最初の方は笑けました。
高畑充希が芳根京子だったらもっと入り込めたのでは?夫と海外に行っても憎らしくならなかったのでは?と少し頭をよぎりました。子役の女の子が成長したら芳根京子?という完璧にかわいい顔だったから。
人生で出会う5万語の言葉で何を選ぶか、考えさせられ、これまでとこれからの人生と照らし合わせ言葉を探した。
この映画はこれまでとこれからの物語なんだなあ…
それにしても、やはりこの映画には山崎まさよしの曲が外せない。ちゃんとイヤフォンから漏れてくる音やカラオケでかけたりしてちょいちょい出しながら、ラストにちゃんとかけてくれてホッとした。
米津玄師の曲も悪くはないが不協和音がしんどい現在と未来を想像させる。
このストーリーは過去の美しくも切ない思い出に焦点を当てて山崎まさよしのあの曲が流れて桜の花びらが巻い落ちるのが一番の見せ場。
アニメのようにそのまま終わってくれても良かった。
米津玄師の方の曲が挿入歌でも良かったかな。
とはいえ実写版は実写版の良さがあり、全体的には大満足な仕上がりでした。
脇に吉岡秀隆と宮崎あおいを配したことでクオリティも上がっているし。
大好きな映画がどんな仕上がりになるかずっと気にしていたけど杞憂でよかった。
天気の子ハリウッド版は永遠に完成しなくて良い気がするけど…
男の恋愛は名前をつけて保存、女の恋愛は上書き保存とよく言うけれど、女でも過去の男性が忘れられない人もいる。
男女問わず、そんな過去を大切にしたい人には大いにおすすめな作品の完成だ!
こんなにそばに居るのに
ちょっとした疑問と蛇足がなければ満点
以前、新海誠監督の原作アニメはVODで観ていたんだけれど、
正直、その厨ニ病的ベタ甘センチメンタルは
直視に堪えず、思わず早送り多発。
でも、
監督自身によるノベライズは
とくに「大人の部」の背景を増強していて
落ち着いて読め、けっこう面白かったので、
もしかしたらワンチャン、と思って観に行ったのであります。
* * *
実写版は、アニメ版を換骨奪胎、順序を並べ替え、
ノベライズ版で語られた背景を、表に出していて。
これは、とっても理にかなっていて自然。
さらに実写版は、独自の設定を加えていたんだけれど、
それはある一点を除いて納得のいくもので。
その一点とは、
種子島の花苗(かなえ)のお姉ちゃん。
アニメにも小説にも名前は出てこないけど、実写では「みどり」(宮崎あおい)。
その彼女が、
11年前の種子島では高校の先生だったのに、
紀伊國屋書店の店員さんになっていたんであります。
なんで??
まあ、そこ以外は、
むしろ原作アニメより小説より
よくなっていると感じてたんであります
――ラスト15分までは。
2009年3月26日、岩舟でのエピソードの後、
アニメでもラストに描かれた小田急の踏切の前の
およそ10分が、
めっちゃ蛇足。
それまでは、
あ、この実写化、大成功じゃん!
と思って、
とくに白山乃愛さんと森七菜さんの演技には、
感動のあまり悶絶していたんだけれど、
その蛇足で萎えた~。
(憶測だけど、これは「話を分かりやすく説明した方がいい」という
プロデューサーのゴリ押しじゃないかと)
* * *
アニメ版は、
さっきも書いたけどとにかく厨ニ病的甘々センチメンタルなんだけれど、
そのビジュアルは目を剥くほど素晴らしかった。
あまりにもリアル、どころか、リアルを超えてさらに美しく。
これぞアニメの存在意義、と高らかに訴えたくなるほどの美しさで。
今回の実写版は、
実写では諸条件が限定されるので撮影が難しいはずなのに、
その「リアルを超えたアニメ」に迫る美しさを「リアル」でやってみせ。
とくに、
種子島のロケット発射シーン。
それはそれは、お見事でありました。
米津玄師の「1991」が主題歌として完璧なのは前提として、 BUM...
実写化してよかった!もう一度みたい!
女は現実の中で生き、男は現実を見ようとしない
原作と実写化どちらも良い
原作にリスペクトを感じ
音楽も映像もどれも素晴らしく、丁寧に描写されている
実写化ならではの表現で表情で多くを語らなくても伝わってくるものがありました
切なさの中にも希望や救いがあるようなそんな気持ちになる映画でした。
原作も実写化もどちらも良い
終盤に引き込まれた!
新開監督のアニメの素晴らしさを再認識した
実写版が悪いと言うことではなく十分よく出来ている。予想では多分がっかりするかと思っていたが、そうではなかった。キャストも違和感なく楽しめた。ただ、アニメ版とは多少ストーリーを付加させてあり、元のアニメはシンプルでそれでいて胸に響いた。
新開監督の夕空は宇宙と一体になっていてアカゲラが宇宙まで風で飛ばされていくあの空の虚空感は何とも言えない寂しさを感じさせていた。
新開監督の感覚は写真を切り取る描き方で動画に一枚の静止画の挿入でより美しく、印象的にしている。
秒速5センチメートルは山崎まさよしのOne more time ,One more Chanceの曲がエンドにフラッシュして流れるがこのアニメ全体がラストのこの曲のためにあったようだと感じた。だから実写版の曲の挿入の仕方は納得出来ない。One more time・・を聴くとアニメが連動して思い出される。それ程、楽曲とアニメは密接であるんじゃないか。
「男は女々しい」という話のどこが面白いのか私には理解できない
「言わなかった」ばかりに……+原作アニメとの比較
本映画観賞後に原作アニメを視聴。
事前知識はほぼゼロの状態で本映画を鑑賞しました。
強いて言えば「原作アニメは人によっては胸糞悪い終わり方」って評判くらいでしょうか?
結論から言えばかなり読後感のいいシナリオに仕上がっていて、
各キャラにもそれなりに感情移入できる程面白かったです。
基本的には「好き」と「すれ違い」というテーマをベースに、
主人公の「後悔や吐き出せない想いとどう向き合うか」という問いに一つ答えを軽ーく示唆して物語をキチンと閉じていました。
原作アニメとの比較として、主に社会人パートが
「かなり駆け足になっている」
「ヒロインの1人である明里の気持ちが語られずに終わる」
という語り口だった原作アニメに、
複数のオリジナルキャラをそれぞれ別々に貴樹と明里に出会わせて2人の気持ちを深掘りさせたり、
殆ど出番のなかった既存のキャラとの対話シーンを増やす事で2人の心情に説得力を持たせていたと思います。
また、とあるキャラと貴樹と明里の2人に(別々の時間軸で)出会わせる事で「伝言ゲーム」という展開ではありますが、
2人の印象を原作より良く見えるように描写になっていました。
気になった事と言えば原作にもいた輿水先生、
地元を出て教師として就職→色々思う所があって結局教師として地元に出戻り→貴樹が上京して就職して30歳になる頃には再び上京して書店のイベントを企画する等の仕事に転職し、明里と一緒に仕事をする
…とフラフラし過ぎではないですかね?w
高校生編で出てきた時も「思う所があったから地元に戻ってきた」って話にあんまり説得力がなくなっちゃうんですよね……
あと貴樹が喫煙してた話はなんか意味ありました??
普通に「彼も弓道部に所属する中で心にモヤモヤを抱えている事を輿水先生に看破されて人生相談に乗る」で良くないですか?
特に「未成年の喫煙」を扱うならそれなりの重みで扱ってほしかったですし、
あれだけ軽いなら他の理由で先生の身の上話を話す方が自然に感じました(というか喫煙に対する処分がタバコ没収しか描かれないのが逆に不自然です)
あとは地下鉄でヘッドホンから音漏れしてる山崎まさよしの「One more time, One more chance」を貴樹が聞く事で「何か」を思い出し行動するというシーン、
さすがにあの静かな曲調のあの曲をあんなチンマリしたヘッドホンからあの距離でハッキリ聞き取れますかね?w
目の前のおっさんが聞こえてしまうのはまだ分かりますが地下鉄ってただでさえ環境音がうるさくて、多分あのおっさんにも曲まで判別できてるとしたら多分あのヘッドホンつけたにーちゃんは他のロックとか聞いたら耳ぶっ壊れると思いますw
と、最後に細かいところにケチをつけましたが、
かなり良くできた実写映画になってたと思いますし、
「アニメの実写化」としてもかなり上手い改変だったなぁと思います。
今年見た映画の中でもオススメ暫定TOP5には入る一本でした。
やっぱり短編アニメはアニメのままがいいです。
なんとなく、全編、もやもやするような映画だった。
子供時代のエピソードは初々しくて可愛らしく、胸熱で良かったと思うが、高校以降の潤いのない、こいつ何のために生きてるんだ然とした佇まいには観ていて辟易してしまった。映画の終わりには遅まきながら大人になったようだが、あまりに遅すぎませんか?令和の30歳が皆が皆こんな幼い30歳でないことを祈りたい気持ちです。子役の女の子可愛かったですね、それが唯一の収穫かな。
【アニメ版を見返しての追記】
たまに居るんですね、時が解決しない人が。
女性は前に進んでいるのに
男性は時間だけ過ぎて、心を置き去りにして、空虚な何十年という日々を過ごし、苦しさを笑顔で紛らわしながら、他人に接し、知らないうちに何人ものひと(女性)を傷つけてる。あなたのその思いが消火(昇華)しきれないことで泣いてる人(女性)がいる。
悪気はないんだし、こういう男性はいるんだろうとは思うが自分とは相容れない人間だなと感じた。
要するに共感できないということですかね。
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