「名作が台無し、観る価値なし」秒速5センチメートル ああさんの映画レビュー(感想・評価)
名作が台無し、観る価値なし
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俳優達の演技は素晴らしいと思います。良かった所はそれだけ。原作の素晴らしいシーンを削ぎ落として改悪しただけで、もはやアニメ秒速5センチメートルとは別作品。物語のテンポが非常に悪くだらだらしすぎている。原作は三部作ながら短編で起承転結が完成されているが、映画は時系列が滅茶苦茶で感情移入が出来ない。花苗が貴樹に恋をして失恋する、それはいい。ただなぜ花苗が失恋したのかというのは時系列が滅茶苦茶が故に掘り下げが出来ていない。他にも原作改変してまでこのシーン必要か?という所が多すぎる。秒速5センチメートルというタイトルを使いたいだけで1991という謎テーマも意味不明。山崎まさよしの楽曲の使い方もイヤホンの音漏れから最後のシーンに繋がっていくとか使い方が下手すぎる。俳優女優目当ての客には受けるのかもしれないが原作より遥かに長い尺で薄っぺらい内容を見せられるのは正直きつかった。
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