「最後が…」秒速5センチメートル ぱんきぽんきさんの映画レビュー(感想・評価)
最後が…
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原作に対するリスペクトがとても感じられて、とても良質な映画に仕上がってました。
本屋でニアミス、思わず笑いました。現実もそうかも知れませんね。あり得ないところでバッタリとか。
配役も高畑光希?と思いましたが、今をキチンと生きている明里にハマってました。アニメ版とはまた違う魅力があったかと。貴樹君は松村北斗で本当に良かったです。水野さんにちゃんと言えた場面、大好きです。
子役もハマり過ぎて逆に将来が不安になりました。
種子島はもう…アニメをなぞるだけなんだけど、そこが良い。あそこはもう完成されているので森七菜が頑張ってくれて凄く良い。
本当は5点ですが…少し物言いがありまして。
この実写版は貴樹君の成長ムービーだと思うんですが、館長に思いを吐露して前向きに゙生きていく貴樹君をもう少し丁寧に描いて欲しかったです。水野さんとの最後の場面、もっと長尺でやって欲しかった。水野さんの更なる突っ込みに対して、もっと感情や思いを伝えられる貴樹君を見たかったです。
で、踏切の場面。
明里からの視点も入れても良かったかなと。
また、貴樹君が明里だと思った人がいないのを確認して踵を返してすぐエンディング。もっと歩かせて前を向いていく貴樹君を表現させて欲しかったな…
アニメでは薄く笑って前を向いて歩いていたけど、実写はまだモヤっとしてんのかな?と感じてしまいました。
明里のように今を生きてほしいです、貴樹君には。
花苗ちゃんもきっとそうしてるよ。
で1点引かせていただきましたが、当分の間は心に残り続ける映画で鑑賞出来て良かったです。
自分も、今を誠実に生きようと思いました。
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