劇場公開日 2025年10月10日

「最後まで観るのに根気が要りました」秒速5センチメートル かばこさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0 最後まで観るのに根気が要りました

2025年10月27日
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かばこ
sow_miyaさんのコメント
2025年11月9日

かばこさん、共感とコメントありがとうございました。
核心に辿り着かないミーティングというのはわかりやすい比喩ですね。
今作(というか原作)、自分からみると、「わかった上で振り返った過去を描いているというよりも、いつまでも止まり続けて突き抜けられないので、その先が描けないモヤモヤした作品」という感じがしています。そこが自分にとっての居心地悪さにつながっています。

sow_miya
かばこさんのコメント
2025年11月4日

9scopesさん

>私にとっても「見る価値のない映画」だったかもしれず。

とのことですが、私は「見る価値のない映画」とは言っていません。そうは思っていないからです。但し、根気は必要でした。
人それぞれ、映画に好き嫌いや合う合わない、得意と苦手があっても良いのではないかと思っています。

かばこ
9scopesさんのコメント
2025年11月4日

私も、アニメ未見で映画を見た民です。
おっしゃる点、細かい部分では、共感できる部分が多いにもかかわらず、最終的にはまるで異なる感想だったので、拝見していてとても興味深く感じました。
この手の話に求めているものが、まるで異なるためでしょうか😁
私の場合、それぞれのエピソードを繋げて全貌を頭の中に構築する、という作業は最初から放棄。
だって、小学生のタカキに感情移入した場合、高校時代やオトナ時代の彼(と言うか彼女との連絡をしなくなった未来)について、どうやっても想像できなかったので。
いったい、どんな大事件なり偶然のイタズラなりがあれば、そんな事がタカキに起こり得るのだろう?
私は映画を見ながら、それがずっと引っ掛かり、その「種明かし」こそが、この映画のカギだろうなぁ、と思って見ていたので、最後までその「決定的な何か」ご描かれないことに唖然としました。

ただ、それを「仕方5ないもの」として初めから諦めてしまえば、「全体として何が言いたいのか」とかもむしろどうでも良い。
一本の線では全く繋がらない、ボンヤリとしたシチュエーションだけを使用する三つの物語として、ただ、シチュエーションや役者の演技、音や映像の使われ方の美しさを、あるがままに、イージーリスニングの音楽のように、ひたすら楽しめば良い。

そう、求めるものを変えてしまえば。
表現されたものの全てが、イキナリ美しく輝き出す。
その場合、全ての役者さんが素晴らしかったし、特に少年と、女子高生(森七菜さん)の演技はもう、圧巻でしたね。
この2人を観るためだけに…もう一度映画館に足を運んでも良いくらいです。

その観点から言えば。
私にとっては、映画のあとで観たアニメ版よりも、この実写版の方が、はるかに心に残るものでした。

もちろん、ストーリー第一の姿勢を崩さなければ、私にとっても「見る価値のない映画」だったかもしれず。というか、その可能性こそがむしろ高い。
だから、「何を求めるか」という心の置き方って、とても重要なんだなぁ、と実感した次第です。

9scopes
えがおさんのコメント
2025年10月30日

 おっしゃっていることが全て共感です。
伏線かと思いきや全く絡んでこない不要な話も多かったですね。
 評価が高いのが不思議です...。

えがお
Moiさんのコメント
2025年10月30日

コメントありがとうございます😊
私が思う本作の制作意図は元々が多感で内向的な思春期を過ごした一人の男子の、極めて私小説的な形での青春群像劇をアニメ作品としたと思って観ています。多様な意見があるのは当たり前なのです。今後もよろしくお願いします。

Moi
ひでちゃぴんさんのコメント
2025年10月30日

かばこさん、いろいろな意見があってよいと思うので共感ポチりました。アニメも是非ご覧いただきたいとは思うものの、モチベーションがあれば、でよいと思います!

ひでちゃぴん
トミーさんのコメント
2025年10月28日

共感ありがとうございます。
森七菜パートは残したい!生身感が際立つから。
まぁ主人公ちゃっかりしてますよね、日常遣いの彼女は用意してあって。神棚彼女は、大雪の日には生身感あったんですかね。

トミー
あんちゃんさんのコメント
2025年10月28日

パストライブスについてもひとつ付け加えるとあれは韓国伝統のイニョン(縁)思想に彩られた作品なんですよ。
だから全般的に運命と諦感が静かに流れている。「秒速」はそういった背景がないので男の執着だけが目立ってしまう。そこをテクニックで美しく美しく見せようとしたっていうところですかね。

あんちゃん
あんちゃんさんのコメント
2025年10月28日

気持ちはよく分かります。確かにお話はパストライブスなんですが・・・
自分としてはパストライブスはここ数年間の洋画の中では一番好きな映画ですし、「夜明けのすべて」は邦画で一番好きな映画なんですよ。それらと比べると嘘くささが目立ってしまう。複雑な気分です。でもその嘘くそさが愛されているのがこの作品で、アニメ版を合わせて観ると時間や空間を全てエモーショナルに解釈する世界観が全て了解できます。

あんちゃん
uzさんのコメント
2025年10月28日

コメントありがとうございます。

貴樹の性格は、転校続きという土台に明里との別離によって、人との繋がりへ諦観が生まれたからかと。
個人的は原作に比べ、解釈違いかつ散漫な印象です。
漫画版の方が芯を捉えた上で補完してくれてたので、そっち準拠ならよかったのですが…
少なくともアニメ版では、あんな都合のいい繋がりや偶然の擦れ違いはないので、気が向いたら是非。

uz
またぞうさんのコメント
2025年10月27日

共感ありがとうございました。パストライブスでしたよね。アニメ版もぜひ見てみてください。余白が多く、個人的には似て非なる作品だと思っています。

またぞう
しろくろぱんださんのコメント
2025年10月27日

コメントありがとうございます。
わたしも好きな俳優さんです。

しろくろぱんだ
おつろくさんのコメント
2025年10月27日

共感・コメントありがとうございます!

自分が出会った運命の女神は、全裸でハゲの上に鰻みたいにヌルヌルしていたので捕まえられませんでした!

男はどうしても一番心に刺さった女の子の呪縛から離れられない生き物なんで、自分も幼稚園で好きになった、ショートでおとなしい子の幻影から離れられず、「綾波レイ」とか「灰原哀」みたいな女子を自動的に好きになってしまいます。

高畑充希にそんなイメージはなかったのですが、貴樹との約束を交換日記を見ても思い出さず、配偶者とイチャコラして海外逃亡するのが冷たく感じました。

おつろく
琥珀糖さんのコメント
2025年10月27日

コメントありがとうございます。
かなり同感です(笑)
誰にも共感出来ない。
森七菜とか、いらん・・・
と言うか、私が中学生時代の初恋なんて、
どうでもいいタイプで、引きずってるタカキって、
何?それが?
ですもの。
かばこさんのおっしゃる通り、やっと現実と向き合う大人に
なるのでしょうね。

琥珀糖
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