「切なさと暖かさ」秒速5センチメートル ぎんのすけさんの映画レビュー(感想・評価)
切なさと暖かさ
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鑑賞後は、心地よく暖かい余韻に浸ることができました。
全編を通して、「切なさと暖かさ」が上手く描かれていたように思いました。
「月と太陽」「雪が積もる中に咲く桜」
当時の思い出が、時を経て「切なさと暖かさ」として変わっていた。
その思い出を振り返る、それぞれの目線や思いが、どちらも共感できるものでした。
当時の思い出を振り返るにあたり、それぞれの目線や思いが違い、そして最後の最後でもすれ違ったけど、実はすれ違いのようで「秒速5センチメートル」を共有する空間ができた。
もしかしたらその確率は「0.0003%」だったのかもしれません。
その瞬間、きっと切なさよりも暖かさが勝る思い出になったのではないでしょうか。
春の訪れの如く。
鑑賞後は、自分自身の思い出の箱を開ける鍵を貰ったようで、暖かい気持ちになれました。
切ない気持ちにもなりますが、最後は暖かい気持ちになれる、素敵な映画でした。
オススメです!
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