「泣けはしなかった、けど良かったです。」秒速5センチメートル ぷぅさんの映画レビュー(感想・評価)
泣けはしなかった、けど良かったです。
アニメ版に比べ、気になる点が目につくんだろうなぁ。って思いながら視聴しましたが・・・
全然、普通に良かったです。
アニメより尺が長いぶん丁寧感も有り、また俳優さんが嵌まってアテ書きと思えるくらい、自然でした。
映像も綺麗だし、とても良かったです。
あえて個人的な希望を言うなら、
高畑充希さんはとても好きな俳優さんだし、
今作でもとても素敵でしたが、
個人的には浜辺美波さんだったら、もっと嵌まったかな?
まぁ、この辺は好みの問題なので、高畑充希さんファンの方、お気を悪くなさらないで下さい。
レビューの内容、私も概ね賛同します。
また、オトナ明里さんについてだけ、他にもかなり「???」的なレビューを目にすることも多いし、私も小学生の明里さんとの連続性には「???」というのが第一印象でした。
でも、その後に考え直しました。
もしもオトナ明里さんが小学生時の延長線上の雰囲気で存在していたならば、私たちは果たしてどう感じるのだろうか、と。
その場合、私たちは「あの木のところに行かない彼女」というモノを、果たして感情的に受け入れることができるのだろうか?
私なら………無理ですね。
そして、その観衆が感情移入する相手であるオトナタカキくんもまた、その観客の感情を背負い続け、永久に前を向くことができなくなる。
そういう流れが、最も自然になってしまうかと思います。
たぶん、高畑さんも役者としてはコドモ明里さんの雰囲気をまとうことなど、かなら容易にできるのだと想像。
彼女は、それだけのレベルにある女優なのですから。
でも、この映画のオトナ明里に求められる役割は、「既に全く異なる人格に、成長というか変容している」人物。秒速5センチメートルで離れ続けた先にある、全く別の人物。
そういう意味で、高畑さんはこの映画で求められる「違和感」を一身に背負うという役割を、完璧に果たしたのだろうなぁ、と確信しつつあります。
浜辺さん、いいですね。私も見てみたかった気がします。
ひとつの映画でもいろいろな見方があるのだな、と(当たり前のことではありますが)、改めてコメントを読ませていただきました。コメントありがとうございました。
ぷぅさま、初めまして🙂
1年前に実写映画化が発表された時は、主演の松村北斗さんだけで、その後少しずつキャストが発表され、大人の明里は最後までシークレットでした。
子ども時代の白山乃愛ちゃんの面立ちに似ていて、朝ドラで夫婦役&『夜明けのすべて』でも共演した上白石萌音さんを推す声を、SNSでよく見かけました。
貴樹のプラネタリウムのナレーションを聞いた明里は、「ナレーション/遠野貴樹」の文字を見つけて、「貴樹くんは大丈夫」と安心して、約束の日に再会せず海外に旅立ったのだと思いました。
もし明里が上白石萌音さんだったら、このシーンから明里の気持ちがもう少し暖かく伝わったのではないかと思っています😙
※長文コメント失礼しました。
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