「透明感がすごい」秒速5センチメートル Qooさんの映画レビュー(感想・評価)
透明感がすごい
秒速5センチメートル
ものすごく透明感ある作品
風景も出来事も登場人物も
小学生の貴樹と明里も
高校生の貴樹も
高校生の澄田花苗も
先生も
きっとアニメも綺麗なんだろうな
小学生の頃の
貴樹と明里が眩しいほどに純粋で
双子みたいに仲が良い
けど
その想いは深い
森七菜ちゃん演ずる澄田花苗の
だだ漏れなほどの貴樹への想い
すごいな
まさに恋する乙女
どっから見ても好きしかない
痛いほど伝わってくる恋心が切なく
あんな風に演じられるなんてすごいなと思った
高畑充希演じる明里と宮崎あおい演じる先生のやりとりも、何が流れてるんだろうと思えるくらい澄み切った空気感を醸し出す
宮崎あおいさんを久しぶりに見たのだけど
宮崎あおいさん演じる先生が、独特なんだけどふんわり明るい優しさで
貴樹、明里、花苗にとって
月日を経ていい繋ぎとなっていて
肝の役目を果たしていたように思う
大人になった貴樹と明里は
たった一度
すれ違うだけ
思った結末とは違ったのだけれども
それぞれが前に向けて進む
明るいエンディング
何度か目頭が熱くなり
じんわりする作品だった
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