「人生の一瞬と人との出会いを大事にしようと思える映画」秒速5センチメートル まるさんの映画レビュー(感想・評価)
人生の一瞬と人との出会いを大事にしようと思える映画
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あまり共感はできなかったのですが、むしろこの映画が刺さるような人生を歩んでいたかったなと思わされる映画でした。
貴樹が「もう一度何気ない会話がしたかった」と泣くシーンや、明里が「思い出じゃなくて日常」と語るシーンがありますが、自分には今までそう思えるような思い出や出会いは思い浮かばないなと考えさせられました。それと同時に、最終的に思い出を胸に前に進む貴樹と明里の姿を見て、自分もこれからの出会いや人生を大事にしようと少しだけ前向きになれる映画でした。
また、桜と雪の映像美や、俳優の方々の演技も素晴らしかったです。特に、高校生役を違和感なく演じていた森七菜さんには驚かされました。
一点引っかかったことといえば、「桜の花びらが落ちるスピードは秒速5センチメートル」というセリフが何度か出てきますが、「そんな遅いか?」と上映中気になってしまいました。調べてみたところ実際は秒速2メートル程度とのこと。映画のタイトルとしては秒速2メートルより秒速5センチメートルのほうがおしゃれな感じがするのでいいかもしれませんが…。
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