「うん、いい感じ!」秒速5センチメートル marimariパパさんの映画レビュー(感想・評価)
うん、いい感じ!
まずは篠原明里ちゃん(白山乃愛さん)のピュアな可愛さにドキュンでした。(オジさんが気持ち悪い⁈)
遅れてやっと駅に着いた貴樹(上田悠斗くん)の袖を掴んで涙ぐむ姿に、クラスの可愛いマドンナに憧れて何とか会話しようと頑張ってた半世紀前のいにしえを思い出してしまいます。当時は僕もピュアだったな、なんて!
澄田花苗(森七菜さん、まだまだ高校生いけますね。)のやるせない乙女心も彼女のこれまで役どころで一番泣かせてくれました。
水野理紗(木竜麻生さん)も、 付き合っている頃は1センチくらいしか近づけなかった貴樹に再会時は心持ちとして接近できたことは、確かに遅すぎた感はありますがよかった展開でしたよね。(実際にありそうなカップルなんでは?)
小川館長(吉岡秀隆さん)、とても重要な役どころでした。原作には出てこない役割りですがこの作品の最重要案内人かもしれません。またこの職場を紹介してくれた先輩、岡部たかしさんも最近とみにご活躍です!ドラマでは松たか子さんのおじさんだったのにCMでは夫婦になったりとお忙しい様子で注目です。
あと原作の各エピソードがどう繋がるのかアニメを観た時にはうまく繋げられなかなったのがこの作品を通して種明かし的に伏線回収できた感じで貴樹の先生であり花苗のお姉さんでもある宮崎あおいさんの位置付けはとても感慨深いものがありました。新海誠監督の原作でもそうなってたんでしょうか?そうでないとしたら奥山監督、あるいは脚本家の鈴木史子さん凄いです。
主人公 遠野貴樹(松村北斗さん)は最近安定の演技でプラネタリウムで館長に語りかけながら感極まるところはこちらまで極まってしまいました。なかなかコミュニケーション的には難あり(幼少期はそうでもなかった気がしますが)の彼がどうしてそうなってしまったか、これからどう成長していくかが気になるエンディングでした。
最後は『君の名は』してました!
アニメ版を予習してから観た方がいい気がします。(観てないと中だるみしそうで)
アニメそのものを実写化したものと思うと若干違和感あるかと思いますが、新たな展開と解釈を加えた作りで少し前の時代設定ではありますが現在にも通じる心洗われるいい作品だったと思います。
余談
松村北斗さん
若き日のあんちゃん(江口洋介さん)を彷彿とさせる雰囲気でいい感じです。
追伸
高畑充希さんのこと書き忘れました。ま、いいか!
Don-chanさん
共感&コメントありがとうございます。そうですね、明里は幼い頃の気持ちを持ち続けながら成長しました。貴樹はこれからかな?!頑張れって感じです。
ひなさん
共感&コメントありがとうございます。まさに同感です。
ホント乃愛ちゃんには驚きました!可愛すぎです。松村北斗さんは『夜明けのすべて』でも難しい役どころをまるで素じゃないかと思うくらい演じ切ってましたし今回も安心して観られました。
『国宝』はまだ観れてないのですが挑戦したいです。『DESTINY 鎌倉ものがたり』なんかでもとても味のある女優さんだなって思ってました。
marimariパパさま
共感ありがとうございます🙂
白山乃愛ちゃんは東宝シンデレラオーディションを最年少で優勝、昨日の舞台挨拶の立ち居振る舞いは、子役じゃなくて女優でした。
松村北斗さんは空手黒帯だけあってシュッとしてカッコいいのに、アイドルと俳優の顔のギャップで、地味に拗らせた役の佇まいが上手くなりました。
高畑充希さんは『国宝』に続いて、「女は男の記憶を上書き更新できるのよ」的な役が似合うようになりました。
誤解を恐れずに言えば、18年前のアニメ版『秒速5センチメートル』の存在は、ある意味「初恋の人」なのではないかと思っています🫡
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