劇場公開日 2025年10月10日

「遠野君はグレてました」秒速5センチメートル トミさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5 遠野君はグレてました

2025年10月10日
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トミ
トミさんのコメント
2025年10月16日

みなさんコメントありがとうございました。
私自身、この映画を公開前から非常に楽しみにしていました。そのために起きた失望による殴り書きのようなレビューで今思い返せばいい映画だという結論ではあります。ただ、私が視聴当時持っていた感情も同時に持っているため、どのように捉えれば良いかわからない映画となってしまいました。

トミ
9scopesさんのコメント
2025年10月16日

私はアニメは観ていない民(男性)ですご、個別事象に関する第一次的な評価までは、ほぼ同じです。
ただ、それほど期待せずに「そこそこ前評判が良いから、一応見ておくか」程度の軽い気持ちで見たせいもあり、最終的な評価は「私の中では」かなり高いです。

「ストーリーとしての一貫性」は、私の中では求めないことにしました。
なぜなら、小中学生時代にあんなエピソードを残す相手と、その後に音信不通になるわけなど、絶対にないから。
中高生男子の恋愛欲の凄まじさというものを、舐め過ぎだと思う。
だから、そもそも「続き物」として見るべきではなく、それぞれの短編をオムニバス的に楽しむ映画だと、割り切った次第です。

そう、気持ちを切り替えて見た場合、これはそれぞれのエピソード単位で、ものすごく完成度の高い映画だなあ、と。
まず、幼年期の役者2人がとにかく最高!
自分には縁遠かったはずのことなのに、「郷愁」を共有させてくれる。とても得した気分です。
そして森七菜さんは、言わずもがな。
なんだ、あの健気な可愛らしさは!

で、オトナの明里さんについても、私は実はあの演技こそが唯一の「正解」だと密かに感じていて。
観客に、会えるか会えないかドキドキさせつつ、最後に肩透かしを食らわせる。
成長後はあくまで「男の子サイド」の一方的な物語なのであり、「女の子サイド」に幼少期のキラキラをそのまままとわせてしまえば、男の子に感情移入した観客は、絶望のあまり終演後に席を立てない。
「しかたないよなぁ。それご現実だよなぁ」ということで、男の子が前を向けるようになったこと。ここに説得力を持たせるためには、明里さんの演技は絶妙なラインをキープしていた。
そう思っています。

ちなみに、異論はたくさんあると思いますが、私はこの「オリジナルのオムニバス集」に似合うのはメジャー歌手による歌ではない気がしています。
One more…にしたところで、この物語の「ために」書かれた歌ではなく(順序が逆)、いかに近親者といえども移植された臓器のように、微妙な拒絶反応を感じてしまう。
異論は100%認めます。あくまで、私たけの個人的な感想です。

9scopes
uzさんのコメント
2025年10月14日

『One more time, One more chance』に乗せた岩舟の桜の木で終わってよかったと思います。
(踏切のシーンがないのは否定意見の方が多いでしょうが…)
すれ違いも重ねすぎだし、桜の木と踏切も意味合いとして被るし、しつこく感じました。

uz
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