「月は灯り、君は僕を照す光り。」秒速5センチメートル SAKURAIさんの映画レビュー(感想・評価)
月は灯り、君は僕を照す光り。
1991年の春頃、とある小学校に1年早く転校し生活する遠野貴樹と、1年遅く転校してきた篠原明里の出会いと現在の話。
1年違いの転校生同士もあり何か波長が合う貴樹と明里、「また1年後この桜を一緒に見よう」と約束したものの、親の仕事の都合で明里が引っ越すことになり…、2008年を現在とし小学校での出会いから今現在とそれぞれの生活を行き来し見せてく。
原作アニメは未鑑賞、ザックリ書くならコミュニケーションが少し苦手な貴樹と明るく前向きな明里って印象ですかね、作品を観た限りでは。良く言うなら小学校時代に出会った明里を約16年と想うピュアボーイ、悪く言うならいつまでも過去に出会った彼女を忘れられずにいる…、一方明里は前向きで過去の思い出も大事にしつつ振り返らず前へ進むって捉え方でいいでしょうか!?
私の性格上、貴樹君の感情、性格、不器用さにあまり共感出来ず、もっと素直になって自分を相手に見せたらと思うんだけれど人それぞれ性格があるし、これは作品ですからね。
ただ過去回想の小学生~中学生の描写はずるい!あんな雰囲気と2人の世界観を見せられたら泣く。子供時代~大人までの貴樹のキャスティングも似てて違和感なく良かった、ただ個人的に思ったのは小学生の明里ちゃんが良すぎただけに大人の明里演じた高畑充希さんは嫌いじゃないけれど何か違うなと…ずっと私の中にいたキャスティングは上白石萌歌さんだったかな顔の系統だけで言うなら。
こういう展開でこういうオチになるんだろうなと勝手に予想してたものの全くならず…飲み会、プラネタリウム会場、あの桜の場所で再会で泣く準備は出来たものの…ラストの“踏み切りでのすれ違い”…で2人の性格が出てる様にも見えた。
追記
原作が気になり鑑賞、アニメ版63分実写版121分と1時間以上の差、アニメ版の方がテンポいいし細かい人物像が描かれてないからキレイって印象、見せ方も原作の方が解りやすかったかも。明里の手紙を読むナレーションで入る冒頭から惹き込まれた。
共感ありがとうございます!
アニメ版に高評価をしている方が圧倒的に多い作品みたいですね。自分もアニメ版未鑑賞なんで、ほっこりに期待しながらアニメ版を観てみたいです。
原作アニメご覧になりましたか?
最初の「桜花抄」の待ち合わせから入るので
最初か没入しますよね。
実写だとその一番良いところを、後半に持って来ますね。
だから前半はぐだぐだに感じましたよ。
アニメは短くても深く感動しますね。
SAKURAIさま
コメントありがとうございました🙂
キャストは少しずつ発表されたので、「大人の明里は上白石萌音」という声が、最後まで大きかったんです(朝ドラで北斗&萌音の夫婦役が人気だったので)
今日は舞台挨拶に行って、「ほっくん」ファンがわーわーきゃーきゃー泣いたり笑ったりしてる中、映画の余韻に浸って帰宅しました。
松村北斗さんは空手黒帯だけあってシュッとしてカッコいいのに、今時の地味で拗らせた役が上手いです。
高畑充希さんは『国宝』に続いて、「女は男の記憶を上書き更新できるのよ」な役が似合います🤭
SAKURAIさま
共感ありがとうございます🙂
今シネコンで、舞台挨拶待ちです。私も上白石萌音ちゃんのキャスティングを期待してました🥰
それにしても、SAKURAIさんのレビュータイトル、いつもカッコいいですよね😙
共感ありがとうございます。16年前のあの岩船駅の別れの時点で、明里はもう会えない、会わないつもりだったのでしょうね。だから天文手帳も仕舞い込むし、「大丈夫」なんて言う。その心境痛々しくてちょっと涙しました。
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