「そこまで不満はないものの、1月2週の競合するラインナップとしては厳しいか」エマニュエル yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
そこまで不満はないものの、1月2週の競合するラインナップとしては厳しいか
今年5本目(合計1,547本目/今月(2025年1月度)5本目)。
こちらは原作となる小説等があり、それを現代に置き換えた「新解釈版」ということになります。
一応、R15扱いとはいえモザイクがかかるようなシーンはないし(一応、本番シーンは容赦なくでるものの、食事ができないとかというような状況ではない)、原作小説・映画等を見ていなくてもこの作品の存在はうっすら知っている方も多いでしょうし、その限りで現代新解釈版として見るなら対抗以上にはなるのかな、といった感じです。
ただ、対抗以上にはきても、まだ1月1週や去年の12月4週以前の作品もまだ多いので(大阪市の映画館は侍タイムスリッパーをいつまでやるんだろう…)、「その関係で」本命軸にはきにくいかな、といったところです。
および、現代に舞台をうつしたことで(香港なども登場します)、原作になかった「グローバル化」の考え方が色々出てくるため、原作とも比べるのが難しいし、一方で原題の作品そのものを今頃になって映画化しても誰も見に来ないでしょうし、ここは判断が分かれるといったところです。
とはいえ、R15作品の中では比較的表現がソフトなほうだし、フランス映画(といっても、大半は英語。フランス映画あるあるの、例の謎の旋律と一緒に登場するCANAL+も出てこない)らしい部分もあるので、フランス映画好きならおすすめといったところです(ポイントで見るにも値するレベル)。
採点上特に気になる点までないのでフルスコアにしています。
及び、映画の
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