ヘヴィ・トリップII 俺たち北欧メタル危機一発!のレビュー・感想・評価
全26件中、21~26件目を表示
まさかの続編、まさかのヴァッケン
そして、まさかのBabyMetal。事前情報なしで行ったから、マジで驚いた。
クシュトラックスの気持ちわかるんだよね。Loud parkでBabyMetalを初めて見た時、こんなのメタルって認めねぇ、なんて最初は思っていたけど、演奏が始まったら速攻でファンに早変わり。
前作で燃え尽きたと思った奴らが、まさかの復活。ゴリゴリの女看守ドッケンさんをコケにして刑務所から大脱走してヴァッケンに向かってGo。と素直にはいかず、デス・ヴァイオスが地声というレジェンドバンドのツアー・トラックに紛れ込んで密航スタート。この声が伏線になってますよ
イケメンヴォーカルのトゥロだけが、メタル界を仕切っている敏腕プロデューサーに気に入られ、スターとして売り出されることに。
ガンズとパイレーツ・オブ・カリビアンをミックスしたような格好をさせられ、曲もブラックメタルから全盛期のアマランスのようなダンサンブルなメロデスに改造されてしまう。実は、自分もこっちの方が好み。
ロック博物館のシーケンスは、色んなネタがいっぱいで、めちゃくちゃ面白い。本物だったら、全然笑えないけど、嘘ってわかってるからニヤニヤが止まらない。
年齢とともに、メタルから遠ざかりつつあったけど、久々に燃えました。洗濯機のドラムの音をリフにしてしまうなんて最高。
また続編作ってほしいなぁ
長いクソに巻かれるな!正攻法でパワーアップ!! アート性と商業性の間で揺れ動くアーティスト達の物議を醸す象徴としてのBABYMETALか
祝・初来日!脱獄したアイツらが、ヘヴィ・トリッパー達の聖地シネマート新宿に上陸!! この"ドキュメンタリー"(?)を観た勢いのまま劇中衣装でキャラクターの設定を守って(??)、ライブまであって(??!)、インペイルド・レクタムとしての異様な舞台挨拶だったな(褒め言葉です)…楽しかった。この遠く離れた極東の島国である日本ファンとの強い絆を体現するようなイベントだった。パンフレット購入者全員サイン会では握手までしてくれて(みんな大きなガッシリした手!)、気さくな人柄に魅せられて増々このシリーズが大好きになった。HEAVIEST TRIPが待ち切れない!!! ここ日本では正月映画の定番として3作縛りに囚われず息の長いシリーズとしてまだまだ続いていってほしい感すらある。
売れたいなら長いクソに巻かれろ!肝心の内容としては、音楽に限らず表現と向き合う者の永遠不変のテーマ!! そして、そのテーマを象徴する存在としての、我ら日本代表=BABYMETAL!!! つまり、音楽産業の商業主義と、それを前にしたときの主人公トゥロのエゴと葛藤。本当にしたいものか売れるものかの板挟み。『ハイスクール・ミュージカル2』や『あの頃ペニー・レインと』の劇中バンドであるスティルウォーターを思い出した。クソは漏らしたほうがいい、ゲボは吐き出したほうがいい、仲間は大事に見捨てないほうがいい。ボーカリストを救うのがギタリストの役割?
小細工なし正攻法パワーアップ!前作と同じ方程式に、けどその程度などをパワーアップさせるという続編として正しい方向に舵を切っている。それに2作目で、紹介パートが要らない分も、追いかけられ逃げながらのハチャメチャ珍道中ロードムービーが始まるのも前作より断然早い。前作の無自覚ゆえの素材のままな瞬発力のある破壊力に比べると、作品の衝撃は個人的に本作のほうが少し弱い気もしてしまったが、それでも前作1本目が気に入った人なら楽しめること請け合い!!!!
2 Die 4
バ◯映画2(゚∀゚)
影のMVPはBABYMETAL
全26件中、21~26件目を表示