ヘヴィ・トリップII 俺たち北欧メタル危機一発!のレビュー・感想・評価
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愛すべきインペイルド・レクタムのみんなにまた会えた!!
元々1作目の存在を教えてくださったお姉様が本作よりも一作目の方が好きだったとレビューしてるのを見てどんな感じになってるのか少々不安を感じていたけど、観てみて納得。
コメディ路線はそのままに、でも1作目に比べたら圧倒的にメタル玄人向けな造りになってた😅💦『わかる人にだけわかればいいんだよ!』とエキストリームな振り切れ方に潔さを感じるほど。
かくいうワタシ自身はその『わかる人』には決して該当しないため、映画を観ている最中から“あ!ここわからない!あとでわかる人に聞こう!!”と頭の中でリストを作りながら鑑賞。ともに鑑賞した『メタル有識者』に後から色々教えてもらってスッキリ💜おかげで一作目と同様に楽しめました、ありがとう🍀
(以下、箇条書き👇️)
●一作目から二作目までに5年も刑務所で過ごしてたなんて……
●ヴァッケンの会場、とてつもなくデカイのね
●my favoriteユンキ……名前だけでも出てよかった☺
ジェンダー平等だろうと、映画は女優だ!
私も「BABYMETAL」好きになりました!
楽しい北欧メタルコメディ
前作は未鑑賞ですが、予告を見て、それでも面白いに違いないと思い鑑賞。
ゴリゴリのメタルサウンドをバックにドタバタ繰り広げられる珍道中。そして友情とメタル愛。こういう可笑しい映画が映画館で見られるのはやはり楽しい。Baby Metalが活躍するところも日本人としてはウケるところ。
いつかさらに第3弾が制作されることを期待。
大体クシュトラックスのせい
2025年劇場鑑賞2本目。
エンドロール中映像有り、エンドロール後映像無し。
前作も劇場で観ていて以前はミニシアターで観たのに今回はイオンで全国上映とえらい出世したもんですなぁ。でもノリは前作と変わらず。
やり手プロデューサーが声かけてくれるんですが、リーダーが返事する前に全部ドラムのクシュトラックスが「断る」と言ってプロデューサーも他のメンバーの話聞かずに「じゃいいや」と去るので面倒くせぇなこいつと思って観てました。前作では面白きっかけだったのになぁ。
今回主人公バンドメンバーより、刑務所の看守の面々の方がヤバいと思いました。所長の夢がほんと狂ってる(笑)
そう考えると刑務所の場面の時間がもっと長いほうが面白かったのかもしれません。
まさかの超凱旋‼
前回のドタバタで投獄されてしまったインペイルド・レクタム。しかし、ギターのロットヴォネンの父が倒れ、経営する農場兼スタジオも消滅の危機に。解決の為脱獄しフェスのギャラを稼ぐ為、怪しいプロデューサーの話にのるメンバー達だったが…といった物語。
超掘り出し物作品となった前作から5年、まさかの第二弾が登場‼
果たして、前回を越えてくれるのか…!?
開始早々、荒れ狂う波の様子から大作感が漂うが、次のシーンでは早くもお約束コメディw
さらに嬉しいことに、前作でも存在感を放っていたドッケンねえさんが今回は大活躍‼
お笑い的な側面で言えば、前作が強すぎた為にそこまでには及ばなかったが、今回も要所要所でクスクスとさせてくれるし、無駄にポストをぶっ飛ばす所や、誰もが入りたくなる刑務所に…には声を出して笑ってしまったw
それでいて、業界の闇を垣間見せてくれたり、バンドならあるあるのメンバー間の軋轢や、それ以上に仲間を想う気持ちなんかも伝わってきて、意外にもグッとこさせられた。
それでもやっぱり笑えるのが一番ですね。登場人物は皆良キャラだし、パシ…いやクシュトラックスの素直というか直球な場面は前回に引き続き何度も笑わせてくれました。そういえば、トゥロの緊張しぃは改善されたの?あのゲ○シーンはお気に入りだったんだけどなぁ。
そして今後、彼らがよいパフォーマンスをすればするほど治安が悪くなってしまいそうで心配ですねw
とにかく、前作があまりに良すぎたのでそれを越えてくることは流石になかったけれど、それでも笑いあり感動ありで十二分に面白かった傑作だった。
第3段も是非お願いしたい‼
トリップ出来ず。
エンタメに振り切った。
音楽ビジネスの闇…
前作のヒットを受けてかスケールアップして、描くのはどうやら「ショー・ビジネスで大事なのは『ビジネス』の方なんだ」という、音楽ビジネスの闇、らしい。
なんか「BECK」でも観たような話でまぁさほど面白くはないが、あの展開でガッチリ絡んでくるのがBABYMETALってのが凄い。よほど自覚的に自信があるのか、まったく無自覚なのか… おそらく前者で世界のメタルマーケットから受け入れられていることを背景に自信たっぷりに出てるんだと思う。それはスゴい…
そういう面白さはちゃんとあるものの、前作のような出会い頭みたいな面白さはもうなくて、まぁそりゃしょうがないよね、と…
まぁそんなレベル高いことを望んでるんじゃないんだけど、こう、前作みたいなチャームがね、もうちょっと欲しかった…
ヘヴィ・トリップⅡ 俺たち北欧メタル危機一発!(映画の記憶2024/12/22)
まさかの、あるいは当然の?続編
「メタル・コメディ」という世界初のジャンルを確立した「ヘヴィ・トリップ」続編の知らせを聞いた時にはにわかに信じられない気持ちと、何故か湧き上がる高揚感に戸惑いを覚えたものである。
今年公開の映画の中で、最もワクワクしていた映画かもしれない。
ちなみに興奮気味に「ヘヴィ・トリップⅡ観に行くんだ〜」と同僚たちに話しても薄い反応しか返って来ず、世間とのギャップを痛感。まぁ、慣れてますけどね。
どこか牧歌的でピュアで抜けてるところが妙に味のある前作に比べて、今回は割とフツーのバンドムービーだったのはちょっと残念。
ユル〜い感じの刑務所(刑務所というより介護施設みたいだったけど)とは言え、ピュアボーイたちもちょっとワイルドなメタル野郎になったってことなのか。
前作同様、ステージに立つためにわちゃわちゃする話ではあるけれど、今回はメンバー同士意見の食い違いもあり、とにかく全員でバカやっていたテンションとはちょっと違う。
皆でロットヴォネンの家の地下で練習していた時とは気持ちが違っていて、前作ラストのステージがインペイルド・レクタムに何らかの化学変化を与えたのだと思う。それが刑務所という限定的な場所では表面化しなかっただけで、脱獄して自由(一応逃亡中だから全然自由じゃないはずなんだけど)になることで徐々に明らかになっていく。
まあ、なんかピンチになっても、思った通りにならなくても「これもメタルか」の一言でオールオッケーにしてしまう懐の深さは健在。
今回のテーマは、一周回って「仲間って良いよね」ってことなのかもしれない。頑固だったりバカだったり、みんなそれぞれ違うけど、それでも側にいてくれたり、同じ音楽が好きだったりしたら、仲間ってことでしょ?という事に気づく。
「お前の意見なんてどうでもいい」という境地と、それでも「隣にお前らがいなきゃ意味ないんだ」という愛。その絶妙なバランスの中で、私も君もみんなも生きている。
なんか無理やりまとめた、ような気もするけど「これもメタル」なんで良し。
出演すること自体は知ってたけど、BABYMETALの登場シーンが予想してたより長い&多くて、しっかり1曲披露してくれる。しかも結構重要な役どころだし、BABYMETAL好きなら観に行って損はないかも。
映画自体の出来としては前作よりフツーになってしまっていて、なんか消化不良な気もするけど、「インペイルド・レクタム」が好きだ!っていう気持ちは変わらなかったな。
とりあえずTシャツは買いました。どこに着ていけばいいんだろう?
3作目を製作する予定があるらしいから、その時着て行けば良いか!
魅惑のBABYMETAL
前作で収監されたインペイルド・レクタムが、ペッカの父親のトナカイ粉砕処理場を救済する為脱獄しフェスに出ようと企てる話。
ドイツ人プロモーターから5万ユーロのギャラでヴァッケン・オープン・エアへの出演オファーがあったものの断ったレクタムが、ペッカの父親が倒れたことを聞き、刑務所内で暴動を扇動して巻き起こっていくストーリー。
オープニングからもっと聴かせてくれっ!と言いたくなるような流れに始まって、その後もイチイチBGMやSEがカッコ良過ぎる!
ヴァッケンは既に出演者がきまってしまい、ヴィリニュスへ向かって奔走する流れから、最凶悪なバンドと絡んだり、ちょい役かと思っていたBABYMETALがまさかの大活躍!?
相変わらずお馬鹿なあり得ない物語ではあるけれど、商業主義がなんちゃら仲間がなんちゃらと一応メッセージ性もあるのかな…BABYMETALは認めていたけどw
まあ、難しいことは考えず音楽とドタバタを楽しむ作品ということで。
エンタメの闇の部分にも焦点を当てている
心の中のクシュトラックス
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