「まさかの続編、まさかのヴァッケン」ヘヴィ・トリップII 俺たち北欧メタル危機一発! bionさんの映画レビュー(感想・評価)
まさかの続編、まさかのヴァッケン
そして、まさかのBabyMetal。事前情報なしで行ったから、マジで驚いた。
クシュトラックスの気持ちわかるんだよね。Loud parkでBabyMetalを初めて見た時、こんなのメタルって認めねぇ、なんて最初は思っていたけど、演奏が始まったら速攻でファンに早変わり。
前作で燃え尽きたと思った奴らが、まさかの復活。ゴリゴリの女看守ドッケンさんをコケにして刑務所から大脱走してヴァッケンに向かってGo。と素直にはいかず、デス・ヴァイオスが地声というレジェンドバンドのツアー・トラックに紛れ込んで密航スタート。この声が伏線になってますよ
イケメンヴォーカルのトゥロだけが、メタル界を仕切っている敏腕プロデューサーに気に入られ、スターとして売り出されることに。
ガンズとパイレーツ・オブ・カリビアンをミックスしたような格好をさせられ、曲もブラックメタルから全盛期のアマランスのようなダンサンブルなメロデスに改造されてしまう。実は、自分もこっちの方が好み。
ロック博物館のシーケンスは、色んなネタがいっぱいで、めちゃくちゃ面白い。本物だったら、全然笑えないけど、嘘ってわかってるからニヤニヤが止まらない。
年齢とともに、メタルから遠ざかりつつあったけど、久々に燃えました。洗濯機のドラムの音をリフにしてしまうなんて最高。
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