劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室 南海ミッションのレビュー・感想・評価
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人は弱い。だからこそかっこいい。
何があっても絶対に全員が助かる。もうダメだというピンチに無音演出とともに誰かが必ず助けに来てくれる。ご都合主義の連続。なのに面白い。本当に大した映画です。
喜多見チーフはもはや隙のない無敵のヒーローと化していますが、本作は南海MERチームの「人としての弱さ」がフォーカスされています。南海MERのメンバーは一人ひとりが弱さを抱えているわけですが、それが江口洋介氏演じる牧志チーフ候補の献身ともいうべきリーダーシップによって少しずつみんなが変わっていく。連続する展開の中で、ただの釣り好きの愉快なおじさんである牧志チーフ候補が「本当はどういう医師なのか」が段々と明らかになっていく。その過程に南海MERチーム、また島民の皆さんなど多くの人が勇気をもらい、物語がクライマックスになっていくわけですね。少しみっともなくたって、一生懸命な人はかっこいい。そこに自身を重ねられるからこの映画は面白いのだと感じました。
あと、このストーリーを支える俳優陣の演技にもまた脱帽です。個人的には菜々緒氏演じる夏梅看護師長の「眉ピク」が大変印象に残りました。心を掴まれたファンは多いのではないでしょうか。私が大好きな白金官房長官はもうワンカットしか出してくれないの分かってましたけど、もう普通にいい人になってて笑いました。橋本さとし氏の声のない演技も大変面白かったです。
最後の最後TO1が出てきた時は「えぇ?」と思いましたが、これこそが「Mobile」Emergency Roomたる所以であり、妙に納得してしまいました。エクモが運ばれてくるのは予想できましたが、TO1が来るのは予想できませんでした。また、東京チームを完全な存在として描いておくからこそ、南海チームが弱い(だからこそかっこいい)存在として対比され、観客に勇気を与えるラストになっているのだとも思いました。
うーん、もう一回観たいな。
これから観る方が素直に羨ましいです。
MERと島民がつなぐ命のリレー
■ 作品情報
テレビドラマ「TOKYO MER 走る緊急救命室」の劇場版第2作。監督は松木彩、脚本は黒岩勉。主要キャストは鈴木亮平、賀来賢人、中条あやみ、要潤、小手伸也、佐野勇斗、ジェシー、フォンチー、菜々緒、鶴見辰吾、橋本さとし、渡辺真起子、石田ゆり子。新たに高杉真宙、生見愛瑠、宮澤エマ、江口洋介、玉山鉄二らが参加。
■ ストーリー
横浜ランドマークタワーでの大規模火災から2年後、TOKYO MERの活躍が認められ、全国主要都市に新たなMERが誕生していた。一方で、沖縄・鹿児島といった離島地域にもMER誘致の動きが活発化。TOKYO MERの喜多見と看護師の夏梅が指導スタッフとして派遣され、オペ室搭載車両「NK1」とそれを搭載するフェリー「NK0」を備えた新チーム「南海MER」の試験運用が始まる。しかし半年が過ぎても出動要請がない中、鹿児島県諏訪之瀬島で大規模噴火が発生。溶岩や噴石が降り注ぎ、ヘリや海上自衛隊、海上保安庁も近づけない絶望的な状況で、南海MERは島に取り残された79名の命を救うため、前例のないミッションに挑む。
■ 感想
医療チームと島民が織りなす命のリレーが激アツです。日頃から島の人々と真摯に向き合い、最後まで命を諦めない喜多見たちの強い信念が、まさに奇跡を生み出していると実感します。「医は仁術なり」を地でいく姿に胸が熱くなります。
次から次へと押し寄せるピンチの連続には、息をのむばかりで、最後の最後まで片時も目が離せません。どんな困難な状況でも冷静沈着に目の前の命を救い、若手医師たちを育て、チームの絆を紡ぎ出す喜多見の姿は、まさにリーダーの鑑。その揺るぎない思いは、スクリーンを通してひしひしと伝わってきます。
人々が心を動かされ、大災害を前にしても己の危険を顧みず互いに助け合う姿は、まさに感動の極みです。この物語は、もしかしたら「できすぎた奇跡の連続」と評されるかもしれません。しかし、この作品に触れた人々の心が繋がり、同じ思いが広がっていくことで、それは次の奇跡を起こす力になるのではないかと思います。南海トラフ地震の危険性が叫ばれる現代において、この作品が放つ「命を諦めない」というメッセージが、日本中に広がることを心から願います。
それにしても、オペシーンの緊迫感はいつもながら圧倒的です。喜多見を中心とした南海MERの活躍はもちろん、ラストで魅せる東京MERとの見事なチームプレイにも震えるほどの感動を覚えます。そして今回も、見事に「死者0」を達成したことに、彼らのプロフェッショナリズムと強い意志を感じます。本作をきっかけに、離島医療がもっと改善されることを願わずにはいられません。
主演の鈴木亮平さんの安定感抜群の演技は言うまでもありませんが、MERメンバーの演技も、たくましく成長した南海と、完成された東京との対比が鮮やかです。それらのチームを全力で支える陰の功労者・音羽を演じる、賀来賢人さんの熱い演技も見応えがあります。なにげに玉山鉄二さんも印象深く、その後の恋の行方が気になります。
途中から泣きっぱなしだったかも。。。
圧
この作品のファンなら絶対楽しめます!
もともとドラマの頃から好きな作品なので見にいきました。ドラマのファンじゃない人のために説明するとこの作品はいわゆる「ご都合主義」な展開のドラマです。でもこの作品はそれでいいですしこの作品のファンはそれを見たいのです!
どんな困難な状況でも目の前の命を救うということにいつもまっすぐな喜多見先生、それに感化されるメンバーたちの姿こそがこの作品の魅力的なところです!
いつも必ず救ってくれるであろうことはわかってはいるのですがそれでもあのハラハラドキドキする展開の作り方はやっぱり痛快なエンタメ作品としては素晴らしい作りだよなと思いますし
今作もその点では間違いないものになってます、ただ一つわがままをいうなら音羽先生ファンの自分としては音羽先生にもピンチを救う場面にとっさに現れてほしかったなーと思いますが今回はあの場での立場上、無理ですからね。
ま、それは次回作に期待をして!
MERファンは絶対見ましょう!
救いたい…ひたむきな想いが奇跡を呼ぶ
"TOKYO MER(映画)" シリーズ第2作。
IMAXレーザーで鑑賞。
ノベライズは未読。テレビシリーズは視聴済み。
前作を超えるものをつくろうと云う製作陣の意気込みが伝わる、超弩級のエンターテインメントとなっていた。CGで表現された火山噴火のスペクタクルの迫力が凄まじかった。
畳み掛けられるハラハラ・ドキドキの展開と、容赦無い感動に涙が止まらない。絶体絶命のピンチに差し伸べられる救いの手は、観る者の期待に応える見事な胸アツ演出であった。
本シリーズのファンは(私も含め)、ご都合主義な分かりきった展開を期待していると言っても決して過言では無い。
このご都合主義は曲者で、唐突感がアリアリだと批判の的になってしまうが、その塩梅が今までに増して絶妙だった。
誰もが思い描く理想を形にしていることに胸を熱くせずにはいられないし、強引さを感じさせず「これは必然なのだ」と思わせる展開を描くことに成功しているのが流石だと思う。
喜多見先生をはじめとするMERのメンバーたちが、命を救いたいと云う想いを、ただひたむきに、ひたすらに積み上げて来たからこその奇跡だと納得させる脚本が最高だった。
牧志先生のシリーズにおける新たな人物像と、「誰もがヒーローになれる」と云うことを描いた点が新機軸だと思う。
離島医療の鑑である牧志先生は素敵な人物だ。一見頼りなさげに見えて住民らのことを知り尽くしているのがすごい。
本作で起こる「奇跡」の殆どは、牧志先生が離島医療に捧げた情熱故なのではないかと思えたほど、志に感服した。
その姿勢はそのまま南海MERの存在意義となり、彼を軽んじていた知花や常盤の背筋を伸ばしていくのが良かった。
これまでは喜多見先生たちが圧倒的ヒーローだったが、本作は違う。命を救うために様々な人たちが全力で戦うのだ。
誰もが勇気と行動次第でヒーローになれる。ひとつひとつは小さくとも、結集すれば大きな力となり、どんな危機も乗り越えられる。力強く訴えられるテーマに胸が熱くなった。
エンドロールでは、前作に続いて実際の医療従事者たちのスナップ写真が映し出される。彼らもまた、ひたむきに目の前の命に向き合い、「誰かを救いたい」と云う想いを胸に奮闘しているのだと思うと、改めて感謝の念が湧き上がった。
彼らに心からの敬意を表すると共に、本作がきっかけとなって離島医療の充実への動きが加速せんことを切に願う。
[余談]
熱くなったと言えば、ジェシー演じる潮見先生の成長ぶりである。前作では狼狽える場面が多かったが、本作では(こちらもさらに逞しくなった)比奈先生をサポートし、ひとりで手術もこなすようになった姿を見せてくれた。思わず涙ぐんだ。
熱いぜ!
初めて死亡者が出ちゃうんじゃないかと不安に
ドラマも前作も、楽しんで観てたので今作も楽しめるんじゃないかと期待しながら着席。
観る前の疑問は2つあって、鈴木亮平演じる喜多見がどうして南海MERに移動したんだろう?何故、患者ではない人達を救うんだろう?と思っていたが、観てるとちゃんと理解できてスッキリ。東京MERの評価が高くて日本中にMERができていた。その流れで沖縄・鹿児島の離島地域の為の南海MERができてたんだが、半年経っても出勤なしで、廃止されそうな流れになってたら、鹿児島の島で火山が噴火しはじめた。で、怪我人が出た為に南海MERに依頼がきた。だが、あまりにも危険なせいか、自衛隊が行くから現地に行くなと、東京から命令される。鶴見辰吾演じる久我山副総理は、何故そこまで南海MERを廃止したいのか不思議だった。会議を一緒にしてる賀来賢人演じる音羽のキャラがとても良かった。ただ過去の作品を観てない人には、キャラの立場が分からないよな、石田ゆり子もね。今作は江口洋介がとても楽しかった。とにかく小さな島の火山の噴火、あんなに石が飛んでくるし、とんでもなくマグマが流れてくる。めっちゃドキドキしちゃった。最後は予想通りのハッピーエンドで、とても楽しめました。
感動しました
安定のカッコ良さ
「フロントライン」を観てから、この手のドラマ見たくて、偶然みつけて観てからはまっちゃった。秋田ではTBS系列のチャンネルがないので、変則的にしか観られないTBSのドラマ。サブスクで一気に見たけど毎回涙腺崩壊。
今作も待ちに待って。
序盤、南海チームの若い3人が、出動機会がなくてつまんないみたいな不謹慎な話してて、まあフリでしかないのはわかってたけど😅
映像的には、山が噴火するシーンのリアリティが素晴らしかったし、後半東京チームの面々が成長しているところがみられて誇らしかった。
まあ、何にせよ喜多見チーフと音羽先生が安定のカッコ良さで、最初から最後までウルウルしっぱなし。後半、真宙くんも熱い男の感じが良かったなー。でも、音羽先生は医師として、前線で頑張る姿が一番カッコいいので、復活してくれないかなーと思ってます。
このドラマで、菜々緒ちゃんの大ファンにもなりました。
未見の方にもオススメできるシリーズ最高傑作
2025年劇場鑑賞215本目。
エンドロール後映像有り。
前作の映画に備えてドラマ一気見したのでシリーズ全話鑑賞済。しかし今回は南海MERという新部署が舞台で、お馴染みのメンバーからは主人公と看護師2人だけで、残りは新メンバーなのに加え、前作までのキャラのバックボーンはそこまで大事ではないので今回から鑑賞しても全く問題ないと思います。あえて言うなら副大臣の鶴見辰吾が、官僚時代に自分の所属している派閥のライバルの東京都知事である石田ゆり子を失脚させようと、事あるごとに彼女が作った東京MERを潰そうとしていた事を知っておけばMERすぐ潰そうとする癖があるのが理解出来るくらいでしょうか。お前ほんといい加減にせぇよ。後賀来賢人演じる官僚は医師資格を持っていて、東京MERで手術も何度も行なっており、政治より人命を優先する熱い男というのも知っておくといいかもしれません。
この前のドクターコトーの時の絶望感もすごかったですが、今回の殺意高い石が常に降ってくる状況で、まず近づいていいのかこれ、という段階、島から出られる手段がどんどんなくなっていく、迫る溶岩と、危険度はシリーズ最高となっており、絶望やその後の救命活動でなんかずっと泣いていました。鬼滅の刃みたいな嗚咽しそうな号泣ではないのですが、ハラハラと常に泣いてる感じで、これはこれで良かったです。
何回もあーもうどうしようもない!というときに煙の中からお前わざとちょっと待ってなかった?というくらい最高のタイミングで必ず助けが来るのはドラマ時代からの決まりなのでもうそこは初見の方は受け入れて下さい!慣れると快感になってきます!
北見「ですね」
後無惨様こと関俊彦が何処かに出てるみたいなので気になる方は探してみて下さい。MERの現状を説明するナレーションが怪しいと思っているのですが・・・。
予定調和だけどカタルシスがある。MERファンは予告を見たときに物語の展開と結末が読める。とにかくコイツらは諦めん。
MERだから鈴木亮平さんはスーパーヒーローでやたらカッコいい。
予告にもあったが、喜多見(鈴木亮平)が「南海MER出動」と言ってオレンジのジャンパーを羽織って背中のロゴをビシッと見せる場面で、もう既にカッコいい。
あと挙げたらキリがないので省略。次。
そして今回も賀来賢人さん演じる音羽尚が厚労省の対策本部を仕切るのだが、各方面への指示と決断が素晴らしい。
MERを支える影のヒーローだ
対策本部が意気消沈して、全員がうつむいて諦めモードになったとき、音羽が、「現場にいない俺たちが諦めてどうする」みたいなセリフを言ってゲキを飛ばした場面なんて、スゲーかっこ良かった。
ゲキを飛ばす直前に、下を向いた音羽の顔がアップになったから、これは賀来賢人(音羽)来るぞーと思ったら、そのあとすぐに賀来賢人が吠えたので、「来た来た、ヨッシャー」と劇場でコッソリ拳を小さく振り上げ盛り上がった。
南海MERが屋久島へ向かう場面。喜多見(鈴木亮平)が、「屋久島には既に(搬送の)準備は整っている」と言う。喜多見の音羽への確固たる信頼感を描く場面もいい。
そしてまたその信頼に当然のように応える音羽の有能さにも感服する。
赤塚都知事(石田ゆり子 様)もMERを支える。都知事のユリコ様は神なので、麗しくカッコいい。
ライバルの白金官房長官(渡辺真起子さん)に自衛隊のC−2輸送機の手配を頼み、エクモ装備のT01(東京MERのメンバー付き)を屋久島空港へ運ぶ。
この場面なんてもう上手く出来すぎで有り得んのだが、嬉しくて拍手喝采だ。
あと、あんな大噴火なのに南海MER全滅どころか、メンバー誰も傷つかないなあと思っていたら来ましたヨ、最後に。ドデカイのが。
でっかい石が飛んでくるから、アー来る来る来ると思ってたら、なんと牧志(江口洋介さん)がやられたヨ。アッチョンプリケ。
すごい重症で、手術室の電源が落ちちゃったた時なんか、もしかしたら死者1になっちゃうのかもと思ってハラハラした。
前例があるからのう。
牧志(江口ヨースケ)死んだら森高千里さんが悲しむべえ、などと思ってたが、さすがはMER、「死者ゼロ」で決めてくれた。
MERの物語は必ず助かるって分かってるのに、危機の連続でハラハラして面白くてしょうがない。今回の噴火なんてスゲー迫力だった。
重症者は出たものの、当初の予定通り全員の命が助かってヤレヤレである。
そうだよこれがMER
制作発表から楽しみにしておりました。鈴木亮平沼にハマったのはこのドラマから。
さて、満を持しての南海MER。初日に鑑賞。鬼滅の反省から席は前から4列目の中央に。いや、鬼滅は最前列の端しか空いてなかったのだけど。
東京、横浜の功績を認められ札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡に設置されたMER。離島の医療問題を解決すべく南海MERが試験運用中。そこに指導医として派遣されているのが喜多見チーフと蔵前夏梅。
大きな事件事故もなく、無用の長物となった南海は廃案寸前。ところがどっこいしょ!!と言う話。
スケールが大きくなった分、穴も目立つなぁというのが感想です。
噴煙で上空からの救助はできず、二次災害の危険性もありMERは上陸を許されない。船で駆けつける自衛隊を待つ間にも噴火は威力を増し溶岩が町をのみ込む。そこで和製スーパーマン喜多見チーフは牧志と共に立ち上がる。
島民の協力や弱腰のめるるの覚醒で何とか危機を脱するが、いつまで経っても自衛隊が来ない…。最後まで来ない。自衛隊、どこ行った?ってみんな思ったはず。
かつての敵役、白金の尽力で大型輸送機でなんとT-O1登場。福岡の方が近くない?と思った人、挙手。それともエクモは東京にしかないの?しかし、やはり安定のT-O1。私も心で叫んだね「よっしゃー」って。それ程の存在感なんですよ、T-O1は。
今作は喜多見チーフが前のめりで判断することが少なく、ちょっと肩透かし。やはり江口さんを目立たせないといけなかったのかな。横浜の時も思ったのだけど、開胸手術跡のある人の胸を開いちゃってから血の止まらない薬を飲んでることに気づくとか、ちょっと設定に甘い所があるのは毎度のこと。今回も瀕死の牧志を喜多見と夏梅が必死にオペしてるのに南海チームはただ泣き出す始末。
とは言え、比奈先生も汐見先生も成長しているし、ミンちゃんは相変わらず可愛いし、危機対策本部室のオペレーター?の2人もいるしシリーズ観てる人には嬉しい顔ぶれでした。
この作品はスタッフの思い入れを強く感じます。東京には渋滞を考慮したT-O3ってバイクもあるし、今回はERカーを格納できるフェリーが登場。機能もデザインもスタッフがノリノリで作り上げたのが伝わるようです。こんな大規模でなくていいからまたTVシリーズ作って欲しいです。鈴木さんがもう役に入り込み過ぎて医師にしか見えないし、医療用語も早くて聞き取れないけど、監修の医師も絶賛らしい。恐るべき俳優魂。
あ、あとこれから観る亮平ファンに朗報。
開始早々、喜多見チーフの美しい胸筋からの腹筋が拝めます。また身体大きくなりました、亮平さん。
噴火のCGも迫力あったし、おさらいの意味でもう一度くらいは観に行こうと思います。なんだかんだ鈴木亮平さんの魅力にまいっちまった私を喜多見チーフ、トリアージして下さい。
完全無欠!
とても気持ちイイ!
自衛隊超え
鹿児島〜沖縄の島嶼部に配備された南海MERが、トカラ列島諏訪之瀬島で起きた火山の噴火に対応する話。
TOKYO MERの活躍で全国に展開されたものの、半年間で1度も出動要請が無く廃止案が取り沙汰される中、初めて出動要請がかかり巻き起こっていく。
たまたま近くにいたら良いけれど、船じゃ到着まで時間かかり過ぎるんじゃね?からの一応初出動となるけれど、いくら若気の至りとはいえ、ナースがドクターの判断にその物言いって…。
そしていよいよ本題になって行くけれど、それまでの過剰演出でもう既に辟易。
TVシリーズから煽りや溜めが凄いけれど、ムダな溜めや泣かせで一々流れを止めるから、リアリティがないし緊迫感を阻害して安っぽいんだよね。
話し自体は面白いんだけれど、この様式美みたいなクッソ演出のおかげで、日本映画やドラマの悪いところが出まくりという感じだった。
期待通りです!
走る緊急救命室は、道だけじゃなくて
今度は離島が舞台で、海をも走る!みたいなストーリーです。
期待通り、ハッピーエンドで誰も死にません。
それでもハラハラして目が離せませんでした。
離島の医療は、MERが設置されれば向上するのか?
答えはNOで、組織だけじゃなくて道具と信頼で結ばれてるチーム、
そして客観視出来る、冷静な精神が必要だと…………
だけど、本当はこれに“権力”が必要で……。
このシリーズは権力(政治)が出てきて、きちんと絡んでくる。
おかげでリアルに感じるし、それがスパイスになって面白さを増してると思う。
今回もふんだんに権力が出てきます。
でも憎めなくて、嫌いな人がいないシリーズです。
それにしても江口洋介さん、同じ医者役なら……と
救命病棟24時のような雰囲気を想像していましたので、タイプの違う医者役で進藤先生のこと、忘れてみることが出来ました。
全462件中、401~420件目を表示
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