劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室 南海ミッションのレビュー・感想・評価

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4.0チームワーク!

2025年8月9日
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鑑賞方法:映画館

噴火のシーンが、もう本当に怖くて怖くて、
涙が止まりませんでした。
結構、ドラマの映画化って、
うーん…って思うことが多いのですが、
このドラマは、映画化の成功例だと思います。

そして、鈴木亮平さんでしか考えられないハマり役だと思います。
そしてそして、
映画の中の南海МERチームでも、俳優チームとしても、
鈴木亮平隊長に引っ張られて、
素晴らしいチームワークが出来上がっているのが感じられて、
みんなを応援したくなる、そんな気持ちにさせてくれる作品でした。

嫌な人がでてこない、とても良い作品。

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hkr21

5.0初めて見たけど...

2025年8月9日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

鈴木亮平さんのどんな時も優しい言葉使いは見習いたい。そして、絶望からの仲間の絆。涙無しには見られない。何処か踊る大捜査線に似てると思ったけど、どちらも素晴らしい。見てよかった。

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い

4.0この作品はこれでいい!

2025年8月9日
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鑑賞方法:映画館

興奮

驚く

ドキドキ

ご都合主義の展開ではあるけれど、このシリーズはこれでいいです。
“死者は0”が大前提の作品なので、水戸黄門的に楽しめます(笑)
とにかく鈴木亮平と江口洋介のタッグがカッコいい。
“おお!夢の共演だ!”と感じた人多いと思います。
こうなったら失敗しない女医さんとかも出そうよって思うし。
ま、この後、TOKYOチームだけじゃなく、スピンオフもできるなと。それだけアツい展開てんこ盛りなので、な~んも考えずに観るのがこの作品を楽しむコツです。

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編集人

4.0素直に観て良かったと思える映画。安心感あり、夏休みに最適

2025年8月9日
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鑑賞方法:映画館

仕事に疲れていたので、きっと良い気分で帰れる1本だろうと、軽い気持ちで観に行った。
予想は裏切られなかったし、期待を上まる作品だった。
自然災害の怖さと、人命救助の緊張感がよく伝わり、劇場で観られたことに、とても満足感があった。
プロフェッショナルな仕事をする人は、やっぱりいいなと思う。
出来過ぎだし、こんなに上手く行くのは映画の世界だけだと思いつつ、エンドロールで、現実に地域医療で働く人たちを見て、改めて敬意を感じた。
ドラマ観たことないまま映画からだったが、入りにくさも全くなく、面白かったです。

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ルミオ

4.0面白くて泣けるがツッコミどころも多い

2025年8月9日
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鑑賞方法:映画館

離島の火山噴火は迫力があって怖かった。次から次へと目まぐるしい展開がやってきて、これでもかというくらいのクライマックスの連続。その緊張感とは裏腹にみんなの決断力のなさに変な間があり一時的にテンポが悪くなってイライラさせられた。溶岩が迫っていても島民もゆったり構えていて緊張感がない。対策本部にいる人間の数が無駄に多いしみんなが突っ立っている印象。ツッコミどころは多いが、感動で何度も涙を流すことは間違いなく自然災害パニックの恐ろしさもあって映画館で観るべき映画だと思った

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ゆうき

4.5飽きさせない

Nさん
2025年8月8日
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正直言ってそんなんありえないだろ!助かるわけない!と思う気持ちはありましたが、そのありえない感を差し置いても、いい映画でした。MERの熱い想い。じんと来ますな。みながみなのために動いて奇跡がつながっていく感じ。でぎすぎだけど、なんか拳を握りしめてよし!と思う感じでした。
小田愛結ちゃんかわいらしかったー今後に期待🎶

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N

4.0結構感動しました

2025年8月8日
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ジョニーデブ

5.0フィクションが過ぎる、だがそれでいい、それがいい

2025年8月8日
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鑑賞方法:映画館

火山弾だったり溶岩流だったり火砕流だったり(自然の脅威を甘く描いていたり危機管理的に問題がある展開だったり)あり得ない部分は多々あるのですが、お決まりの型がある時代劇的な映画として早々に割り切ってしまえば安定した面白さがあり期待以上に楽しめる映画でした。

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ジェットコースターのようなスリリングな展開

緊張感と高揚感を高める音楽

現場の戦いと裏(政治行政)での戦い

ピンチになると必ず現れてくれる援軍の面々

「死者は0(ゼロ)です!!」(ヤッター!)

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映☆画太郎

4.0【79.7】劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室 南海ミッション 映画レビュー

2025年8月8日
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鑑賞方法:映画館

作品の完成度
『劇場版 TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』は、テレビシリーズから続く人気シリーズの劇場版第2作。前作に引き続き、映画ならではのスケール感を追求し、災害医療というテーマをさらに深く掘り下げた完成度の高いエンターテインメント作品。物語の舞台を南の島に移し、噴火災害という圧倒的な自然の脅威に立ち向かうという設定は、観客を序盤から引き込む。
本作の特筆すべき点は、シリーズを通して一貫した「一人も死者を出さない」という信念の徹底ぶり。それが単なるスローガンではなく、困難な状況下でどのような判断を下し、どのようにチームとして連携するのかを丁寧に描き出している。前作の横浜ランドマークタワー爆破事件が都市型の災害であったのに対し、今作はヘリコプターでの救助が困難な離島という状況設定により、より限定的で閉鎖的な空間でのミッションが展開。これにより、チーム内の葛藤や外部との連携の難しさが際立ち、物語に深みを与えている。
また、本作は単なる医療ドラマに留まらない。離島の地域医療が抱える問題や、災害時の行政との連携のあり方など、社会的なテーマも内包。観客はエンターテインメントとして純粋に楽しめる一方で、災害大国である日本が抱える課題について考えさせられる。脚本、演出、演技、音楽、映像といったあらゆる要素が有機的に結合し、観客の感情を揺さぶる一級のエンターテインメントに昇華されている。興行収入も好調で、2025年公開の実写映画としてロケットスタートを切っており、批評的にも、商業的にも成功を収めている点は特筆すべきだろう。
監督・演出・編集
監督はテレビシリーズから引き続き松木彩。テレビドラマで培われた演出手腕が、映画という大きなスクリーンで遺憾なく発揮されている。特に、噴火シーンのスペクタクルな描写は圧巻の一言。溶岩や噴石が飛び交う中、緊迫感あふれる医療活動が繰り広げられる。この緩急のつけ方が巧みで、観客は常にハラハラドキドキさせられっぱなし。
編集は、テレビシリーズ特有のテンポの良さを維持しつつ、映画的な見せ場を創出。次から次へと困難な事態がMERチームに襲いかかる展開は、観客に息つく暇を与えない。また、絶望的な状況からの逆転劇を盛り上げる編集のリズムは、観客のカタルシスを最大限に高めている。
役者の演技
鈴木亮平(喜多見幸太役)
TOKYO MERのチーフドクター、喜多見幸太を演じる鈴木亮平の演技は、もはやこのシリーズの屋台骨。冷静沈着でありながら、内に秘めた熱い情熱と、どんな状況でも諦めない強い意志を見事に表現。特に、極限状態での的確な状況判断と、チームメンバーへの指示を出す際の圧倒的な存在感は、観客を深く引き込む。前作以上に、新設された南海MERのメンバーを導く指導医としての側面が強調され、人間的な深みが増している。その台詞の一つ一つ、眼差しの強さから、喜多見幸太という人物の「命を救う」という揺るぎない信念が伝わってくる。肉体的なアクションシーンも説得力があり、医師としての技術的な動きも細部までこだわりを感じさせる。
賀来賢人(音羽尚役)
TOKYO MERのセカンドドクター、音羽尚を演じる賀来賢人は、喜多見とは対照的な官僚としての冷静さと、医師としての情熱の間で揺れ動く複雑な心境を繊細に演じ分ける。今作では、TOKYO MERと南海MERの橋渡し役として、組織論と現場の現実の間で葛藤する姿が描かれる。そのクールな表情の奥に、喜多見への信頼や、人命救助にかける熱い思いが滲み出ており、彼の存在が物語の奥行きを深めている。
江口洋介(牧志秀実役)
南海MERのチーフドクター、牧志秀実を演じる江口洋介は、ベテラン俳優ならではの存在感で作品に重厚感をもたらす。離島医療の現実を熟知し、飄々とした中に強い意志を宿す医師を好演。喜多見との衝突と共闘を通して、自身の信念を貫きながらも、新たな価値観に触れていく過程を巧みに表現。彼が演じる牧志の、穏やかながらも芯の通った姿は、観客に深い安心感を与える。
石田ゆり子(赤塚梓役)
都知事・赤塚梓を演じる石田ゆり子は、クレジットの最後に登場する豪華キャストの一人。前作に引き続き、TOKYO MERの最大の理解者であり、その存続を賭けて奮闘する姿は、作品全体に政治的、社会的なリアリティを与えている。彼女の持つ知性と優しさが、強権的な政治家とは一線を画す、MERを支える理想的なリーダー像を構築。短い登場シーンながらも、その存在感は強く印象に残る。
脚本・ストーリー
脚本は黒岩勉。前作に引き続き、彼の得意とするスピーディーで予測不能な展開が随所に散りばめられている。序盤は平和な離島での日常から始まり、一転して大規模な噴火災害に巻き込まれる展開は観客の心を掴んで離さない。物語の核心にあるのは、TOKYO MERの信念を継承し、独自のやり方で人命救助に挑む南海MERの成長。喜多見が指導医として彼らを支え、時に厳しく、時に優しく見守る姿が感動を呼ぶ。
物語のクライマックスは、噴火で孤立した村に取り残された79名の命を救うという、まさに絶体絶命のミッション。一人一人の命を救うため、絶望的な状況下で知恵と勇気を振り絞るチームの姿は、観客の胸を熱くする。テレビシリーズから続く「死者ゼロ」という絶対的なテーマを、よりスケールアップした形で描き出し、観客の期待を裏切らない見事なストーリー構成。
映像・美術衣装
今作の舞台は鹿児島の離島、諏訪之瀬島。噴火による火山灰や溶岩、噴石が飛び交う壮絶な映像は、CGと実写を巧みに組み合わせ、圧倒的な臨場感を生み出している。美術セットもリアリティを追求し、災害現場の緊迫した雰囲気を忠実に再現。特に、溶岩が迫り来る中での医療活動シーンは、観客に息苦しさすら感じさせる。
南海MERの新しい特殊車両「NK1」や、新たなユニフォームもデザインを一新。離島の環境に対応した特殊な装備や、海洋での活動を想定したデザインは、作品の世界観をさらに強固なものにしている。
音楽
羽岡佳による音楽は、物語の緊迫感を高め、感動的なシーンをさらに盛り上げる。特に、危機が迫る場面での劇伴は観客の心拍数を上げ、MERチームの活躍を力強く後押しする。また、本作の主題歌はback numberが担当。楽曲名は「幕が上がる」。彼の優しく温かい歌声と、人生の困難を乗り越えていくことの大切さを歌った歌詞が、映画の感動的なラストシーンと深く共鳴。命の尊さや、希望を胸に前へ進むことの美しさを観客に伝える。
作品
監督 松木彩 111.5×0.715 79.7
編集
主演 鈴木亮平B8×3
助演 江口洋介 B8
脚本・ストーリー 黒岩勉 B+7.5×7
撮影・映像 S10
美術・衣装 B8
音楽 音楽
羽岡佳
斎木達彦
櫻井美希
主題歌
back number
A9

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honey

5.0気づいたら

2025年8月8日
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泣ける

興奮

ドキドキ

何度か泣いてしまっていた笑笑😞

まあ災害・医療ものなので感情が移入しやすいからか。

鈴木亮平さんはじめ俳優陣の演技も良かった😀
めるるも良かった😀

江口洋介さんがとても良かった😎年齢を重ねてもかっこいいですね😀

ストーリーもわかりやすくて👍

ドラマも暇があればみてみるかな。

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コタロー

4.0安定のMERな感じで良かったが、仲里依紗が全く出ずそこが寂しかった...

2025年8月8日
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泣ける

安定のMERな感じで良かったが、仲里依紗が全く出ずそこが寂しかったかな。
死者0ですはやっぱり良い!!!

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たつや

4.0めるる見直したぜ

2025年8月8日
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泣ける

興奮

ドキドキ

前作より興奮しました。
もう何度もピンチの連続で全く落ち着かない。
鈴木さん、江口さん、賀来さん、菜々緒さん、石田さん、鶴見さんはじめ皆さん安定の演技力で隙がない。
でも今回は、めるる。どうした!ショータイムセブンの時とは大違いじゃないか。南海MERでめるるの成長して行く姿は感動したぞ。
菜々緒様とのアイコンタクトもバッチリ。
父親目線で嬉しかったぞ。ようやった!
疲れたけど楽しめた作品でした。
そして玉鉄、カッコいいぜ。

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コウジ

5.0ご都合主義で何が悪い!

2025年8月8日
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興奮

いや良かったです、これはハマりました。
IMAXで見直したいと思います。

とにかく、これでもかとピンチが降り掛かってきて、その度に乗り越えてく…助っ人が都合よく現れる…
ピンチに陥るメンバー以外、何故か火山の落下物に当たらない…

いいじゃないですか!

ドラマ版からずっと見てますが、この作品は医療ドラマというよりヒーロー物として楽しんでいます。
絶対、喜多見なら最後に何とかしてくれる、何とかする。
そこに焦点を置いて鑑賞した方が楽しめると思います。

鈴木亮平、江口洋介と聞いただけで安心して見れる俳優陣ではありますが、今回驚いたのはジェシーです。すごい演技レベルアップしてますね。
SixTONESで俳優もやってるメンバーと言うと、ファンの方には怒られるかもしないですが僕は松村北斗か、強いていえば森本慎太郎のイメージでした。

役としてハマればすごく可能性が広がるだろうなと、期待します。

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さかもと

4.5ストーリーが最高でした!🤣😭🥹😃

2025年8月8日
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時かけ

4.5予想以上

2025年8月8日
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癒される

色々突っ込みどころはある。
あるけど、そんな事は小さい事。
みなさん書き込んでいるように、本当にそう。
映像も迫力も予想以上にすごかった。
自然の前には、人はただただ無力。
でもそこから逃げないで、立ち向かい、全身全霊で人を救うひた向きさに心を打たれました。

結局、『死者ゼロです』って分かっていても、はらはらドキドキの連続でとてもおもしろかったです。
もう一度鑑賞しよか迷い中です!

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つちのこやま

5.0良い映画でした。そして…

2025年8月8日
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泣ける

幸せ

驚く

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しのしの

5.0おもしろかったし、僻地医療への問題提起…かな。

2025年8月8日
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知的

驚く

ドキドキ

最初はのほほんとした場面から判断を問われる治療と搬送へと変わり、火山噴火と災害派遣医療チームへ変わる場面の差が激しい。
だが、日本は災害が多い国なのでこういうチームがあるといいと思いながら観ていた。トカラ列島の火山噴火は判断と決断が問われ、「死にたくない!危険です!」と言っていた知里看護師が自らの判断と決断で船を操舵接岸した姿に成長を感じた。火山噴火や火砕流が迫る中、そこに命の危険があるなら誰かが求めるなら…と自らの命を危険を顧みずの場面は「フロントライン」もそうだなぁと思いながらだった。
ちょっと、驚いたのは官房長官が根回しして動かして東京MERが来たこと。ここでくっつけるか〜と思ったが主役は東京だし…と思い、納得した。
南海MERの主なテーマは僻地医療じゃないだろうか。大都市に集中する医療と医療従事者の人手が足りず、僻地や地方に医療従事者を割けない医療機関と医療従事者が欲しい自治体とその人達の差は広がって…。だが、それでも南海MERを信じ、持病のある人達を把握していることで治療につなげたことがやはり、そうだったかと思った。
火山噴火と火砕流はとても怖く感じたが、どこかで撮影してきたのかと思うほど、本物に観えた。
僻地医療は自治体だけでは難しいので、国が動け!ってことかな…と思いながら観終えた。とても良くできた映画と思う。
3作目があるのなら観たいと思う。

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hiro

4.0南海と東京のタッグ

2025年8月8日
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楽しい

興奮

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セイコウウドク

5.0鈴木亮平に引き込まれました

2025年8月8日
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泣ける

幸せ

驚く

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あとひとり

5.0MERを観た後、明日も仕事に向かえる気がした。

2025年8月7日
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楽しい

興奮

幸せ

 2025年夏、日本の医療ドラマ映画がまた新たな金字塔を打ち立てた。
 『TOKYO MER 南海ミッション』は、前作を超えるスケールと濃密な人間ドラマ、そして命に向き合う者たちの“決断”を描き切った感動作だ。

 【南海の地で、新たな試練】
 物語は、MERのチーフ・喜多見(鈴木亮平)が、南海MERへ出向するところから始まる。舞台は地震と津波のリスクを抱える島嶼部。
 しかしMERの理念は変わらない——「死者を出さない」。
 この信念のもと、地方の医療格差、災害医療の限界、偏見や行政の壁を乗り越えていく姿には、ただのフィクション以上のリアリティがある。

【医療従事者への“静かなエール”】
 本作のテーマは明快だ。
「どんな小さな判断も、誰かの命を救っている」
「報われない努力も、必ず誰かが見ている」
「あきらめない姿勢が、周囲を動かす」
 これらのメッセージは、現実の医療現場で日々葛藤しながら働く看護師・医師・救命士にとって、深く刺さるはずだ。

【MERの“背中”が、私たちに教えてくれること】
 緊迫した災害シーン、判断を迫られる緊急オペ、揺れる人間関係——だがこの映画の本当の価値は「背中」にある。
 喜多見の姿勢、夏梅の覚悟、音羽の静かな支援。
「自分には無理かも」と思っているすべての人へ、「それでも動くことに意味がある」と語りかけてくる。
【 大人こそ観るべき“ヒーロー映画”】
 特撮やSFのヒーローものとは一線を画す。
 この映画が描くのは「普通の人が、他者のために動く姿」であり、それは誰もがヒーローになれるという“可能性の証明”だ。

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にこ
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