「駄作だと思います。」劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室 南海ミッション drinkbarさんの映画レビュー(感想・評価)
駄作だと思います。
都合よく次から次へと困難が起こり、都合よく次から次へとおかしな方法で解決する。
話を面白くしようと作っていることが見えてしまい、現実味が全くない。
例えば、村民が尊敬する医師が重症、設備が整った場所まで船で移動しなければならない、しかし、①燃料切れ、②村民が乗っているので重くて速度が出ない。
①そこへ都合よく、村民の船が燃料を持ってやってくる。これで燃料不足は補えた。
②普通に動ける村民は、船を軽くするため、皆海に飛び込む。
②なんて、まず、そもそも効果なし。加速は遅くなるけど速度は出る。また、飛び込んだ人を放っておけば行方不明、低体温、溺死による二次災害必至。それをやられちゃ、まず、飛び込むのに時間が掛かるし、村民回収にも余計時間がかかる。
飛び込んび終わった瞬間、なぜかタイミング良く、助けを要請された漁船が船団を組んで到着。
そして、この救助の成功で、南海MERは廃止の危機を免れる。
あり得ないし、都合良過ぎです。
ベタな作り話だなぁ、って思わざるを得ませんでした。
役者も、中には大根だなー、って人もいましたし。
最後に死亡者ゼロです!と言うための映画
答えがゼロになるように作られた式、1−1=ゼロでは全然面白くないから、如何に答えがゼロになる式を大げさに作るか、そこに関係者全員、俳優が力を注ぐそんな映画なのです
そんなわかりきったことに、都合よく答えがゼロになるのはおかしい、というのはあまりかっこよく無いです
なぜ映画にリアリティーを求めるのか、実際の医療現場や自衛隊などの機関が元になってるならまだしも、MERっていう架空の機関の話なのに現実ではあり得ないというのはどうかと思います。そもそもジャンルが違うので例えにならないかもしれないですがスターウォーズにリアリティは求めないでしょう?現実味を出しすぎるとあまりにも退屈な映画になるので現実味を求めるのはナンセンスですよ
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