「ファンタジーだけど胸アツ!迫力映像と熱演に引き込まれる」劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室 南海ミッション 観たい日は休みますさんの映画レビュー(感想・評価)
ファンタジーだけど胸アツ!迫力映像と熱演に引き込まれる
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感動作って、やっぱり何度もピンチを乗り越えてこそ…なんですよね。このシリーズはいつも九死に一生の逆転劇。フィクションだし、最後はハッピーエンドになる(はず)という安心感はあるけど、それでもドキドキしちゃう。
今回も患者の急変が同時に起こるわ、噴火の被害はなぜか人のいる方へ広がるわ、やっと進めると思ったら噴石、火砕流、燃料切れ、無線不通…トラブルのオンパレード。現実の大規模医療ってこんな感じなのかな?素人には全然わからない世界です。
噴石や火砕流の中での救助やオペは、正直「いやいや無理でしょ」と思う場面も多々。でも目の前の命を助けたいという熱い気持ちが全面に出ていて、現実じゃ無謀でも、ドラマならアリかなと思えてしまう。
ストーリーはファンタジー感が強めだけど、映像の迫力は本物。噴火や救命シーンの緊張感に息を呑みました。俳優陣の熱演もすごくて、非現実的な展開でも気持ちが引き戻されます。
そして最後のエンドロール。舞台となった離島の実際の医療従事者や患者さんの写真が映し出されます。綺麗事だと突き放すより、その理想に半歩でも近づこうとする人たちを応援したくなる──きっとそれが、この映画の一番伝えたいことなんだと思います。
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