「MERだけではなく、ひとりひとりがヒーローになれる」劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室 南海ミッション AZUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 MERだけではなく、ひとりひとりがヒーローになれる

2025年8月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

驚く

ドキドキ

前作少し足りなかった劇場版ならではのスケールの大きさがプラスされていて、前作よりもかなり好き!

今回私がすごく良いなと思ったのが、今までのMERの良さやメッセージ性は残しつつ、新たにMERだけが活躍する作品にしなかったこと。

MERのようなことはできなくても、ひとりひとりが自分より目の前の命を優先して、今自分にできることは何かの知恵を絞り行動するすることで、奇跡は起こるし、より多くの命が助かる道が切り開けることが伝わる作品になっているのが良かった。

今回はTOKYO MERメンバー全員より、新キャラの南海MERメンバーの活躍が多く描かれている。その点はTOKYO MERファンとしては少し寂しいのかなと思ったけれど、この点も杞憂だった。
新キャラがいるからこそ、よりTOKYO MERメンバーの成長や安心感が際立っていた。
今回のような感じで、各地のMERメンバーを新キャラとして出せる展開があれば、また続編のアイデアも生まれそう。
いつか各地のMERメンバーがTOKYO MERメンバーを助けに駆けつける胸熱展開も期待できそうだなと思った。

日本は自然災害が多い国なので、主要都市と同じような医療体制で考えると、今回の住民が少ない離島や、老人が多い過疎地帯などで取りこぼされる命があるんじゃないかと感じた。
全国展開するときは、その地域にあったやり方や考え方が必要というのも学べた。

MERメンバーが大好きなので、ドラマのスペシャル版とかでも良いから、また是非続編が見たい。

AZU
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