劇場公開日 2025年2月28日

名もなき者 A COMPLETE UNKNOWNのレビュー・感想・評価

全186件中、161~180件目を表示

4.01960年代のフォークと、その時代の空気が満喫できる音楽映画

2025年2月28日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

ドラマは、ディランが敬愛するミュージシャン、ウディガスリーが入院したという新聞記事だけを頼りに、ヒッチハイクで病院を訪ねるところから始まります。
主人公のがむしゃらな行動力、自分の音楽を聴かせたいという熱量が伝わって、秀逸なオープニングです。
その後、ピートシーガーの後押しもあってその存在が知られ、売れていきます。ピートは、自分勝手なミュージシャンが多い中、唯一とも言える人格者で、見ていてほっとする存在です。
この辺りの描写は、無駄な説明がなく、ほぼ音楽とその歌詞で、流れがわかるようになっています。
自分のやりたい音楽と、皆の求める音楽とが乖離していくとき、どう行動するか?
ここが最大のクライマックスであり、それを乗り越えたところで現在の彼が存在している。
そう納得させるエンディングでした。

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ぴのこねこ

4.0徹底した上目遣いのティモシーシャラメ

2025年2月28日
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鑑賞方法:映画館

葛藤する演技はもちろん歌声、そして高度なギターテクを魅せる部分は見せる
ティモシーシャラメのアカデミー主演男優賞かなり期待できるのでは?
とにかく美形俳優ティモシーシャラメの絵になる映像美と言ったらね!最高ですよ!
エルファニングとエドワードノートンの演技も良かったですね〜

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ひらっち〜

3.5風来坊

2025年2月28日
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鑑賞方法:映画館

ボブ・ディランの風来坊感はよく分かった。

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ouosou

2.0ディランのカッコ良さを描いてほしかった

2025年2月28日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

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きよ

5.0孤高の吟遊詩人、開眼する

2025年2月28日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

難しい

名曲をたくさん聞るだけでも儲けもの

フォーク or ロック? 「どうだっていい、ボブディランだ」

変化と進化を嫌うファン、それを受け入れ感動するファン

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AK

4.5タイトルなし

2025年2月28日
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鑑賞方法:映画館

フォーク界もしちめんどくさい歴史があったことがわかった。むちゃハイコンテクスト。

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えみり

4.0ニューヨークに降り立ってから伝説のフェスまての短い期間の映画

2025年2月28日
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鑑賞方法:映画館

ボブ・ディランはあまりよく知らないが、曲は色んな人がカバーしていて聞いたことがある。ほんとがが知ってる歌でそれだけで楽しくなる。
時代背景もあって当時を知る人がみたらとても懐かしく思うだろう。知らない人はあの感じは理解できないのかも。
人の気持ちが読めないのか分かっているのにやっちゃうのか、周りにいたら困った人だ。
ラストのフェスでは一説によると涙ぐんでたとかという話もあるが、だとしたらボブ・ディランちょっと見方が変わってくる。
全体的にボブ・ディランの詩の世界観が出ていてジョーン・バエズのモニカ・バルバロの歌声がとても心地よい。
ストーリーとしては、エルビスやロケットマン、ボヘミアンラプソディみたいな波乱の展開って感じではなかった。

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花

4.5ちょっと、もう・・

2025年2月28日
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泣ける

興奮

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トミー

4.5ディランの音楽に浸かる…

2025年2月28日
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そこに若き日のボブディランが居ました。

物心ついた頃には『フォークの神様』からロック色が強くなっている記憶しか有りませんでしたがディランの悩み?思い?が映像から強く伝わって来て感動。
とても見応えのある作品に仕上がっています。
同時代にイギリスからやって来たビートルズの事は一瞬しか触れられていないのがちょっと残念です。
ディランの音楽に少なからず影響があったはずなのに…

ノーベル文学賞授賞式に行かなかったエピソードもやって欲しかったね。
最後に魅せたボブディラン的な美学があったはずだから。

観て絶対に損は無いかと。
これらの伝記的な作品はこれからも続くでしょうがやっぱり寄せるって大事だよねー。

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REGZA521

5.01965

2025年2月28日
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鑑賞方法:映画館

ロックの歴史として必ず出てくる、1965のニューポートのフェスでの事件

本で事実関係は知っていたものの、なにぶん生まれる前のことなので、映画として観ることができ、とても興味深かった

主演のティモシー・シャラメが歌いまくって(ギターも弾きまくり)素晴らしい

しかし、自分自身アラフィフおじさんとして観ると、若きボブ・ディランの勢い(生意気さ)よりも、フォーク音楽界を大切に育てあげてきたエドワード・ノートンに哀愁を感じ感情移入してしまう

若い頃に観ていたら、圧倒的にボブ・ディラン、カツコいい!になっていただろう、が オワリ!

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うんこたれぞう

5.0手に負えないほどの魅力の体現

2025年2月28日
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hum

5.0よかった・・・でも長かった。

Mさん
2025年2月28日
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最初に「北国の少女」が流れた時には涙が出た。
音としては聞いたことがあったが、映像としての姿は見たことがなかったので、ティモシーを通じてではあってもずっと涙目で見ていた。
ただ、アコースティックとエレキの違いの大きさ(と意味)を感じることができない自分にとっては、それ以上のものではなかった。
ボブ・ディランについては詳しくはないが、「デザイア」(日本語訳だが)で詩の面白さを教えてもらったことにはとても感謝している。

ボブ・ディランのファンよりティモシー・シャラメのファン向きの映画なのかもしれない。

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M

4.0それでもライク・ア・ローリング・ストーンが好きだ!

2025年2月28日
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鑑賞方法:試写会

興奮

久しぶりに試写会に参加して、ボブ・ディランの映画「名もなき者」を見てきました。

アルバム「追憶のハイウェイ61」で「ライク・ア・ローリング・ストーン」を聞いて以来の大ファンですが、このアルバムにこんなエピソードがあったのは知りませんでした。

まずは、映画ファンとして本作品を見た感想ですが、ボブ・ディランを知らない人にとっては、ちょっと難しいと言うか退屈な作品になるのかな・・・・

本作品は、ボブ・ディランがデビューするきっかけとなる所から、ある意味、フォークギターからエレキギターに持ち替えた所までのお話です。

あの頃の時代背景などを知った上で見ると大変に見応えがあると思いますが、しかし、この手の作品をみて感じることですが、私自身も若い頃、俳優やミュージシャンに憧れて頑張ってきた頃があり、成れなかった自分がいて、夢を叶えた人の活躍が羨ましく思える事がありますが、しかし、夢を叶えても、それなりの格闘があるんですよね。

主演のディラン役のティモシー。シャラメは、実にボブ・ディランに成りきっていましたね。ボブ・ディランが時折みせる、刺すような目つきを完璧に再現している。

他の役者さんも関係者の役を実に自然に演じきっていて、なかなか見応えがありました。

しかし、ボブ・ディランが、フォークからエレキに持ち替えてもディランはディランと言う見方を持っていましたが、当時はやはりあれだけ騒ぎになるんですね。

しかし、誰が何と言おうとも、俺は「ライク・ア・ローリング・ストーン」が好きだ!

強いて本作品に注文をつけたいのは、「風に吹かれて」にせよ、「時代は変る」にせよ「ミスター・タンブリン・マン」にせよ、この曲が出来たエピソードがもっとしっかり欲しかったかな・・・・

私が19歳の時、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズと一緒に日本武道館のステージに立ち、「戦争の親玉」を唄う前にボブ・ディランが、MCで、「次は「戦争の親玉」を唄うよ、この曲はプロテストソングさ、今でも唄っているよ」と言って唄い出した事を思い出しました。

しかし、まだまだ、伝説になるには早い過ぎるぜ、ボブ・ディラン!

何時までも答えなんかみつけずに、歌い続けてくれ!

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sally

4.0時代は巡り、懐古も巡る中、一人の若者は「規定されない自分」を模索していた

2025年2月28日
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鑑賞方法:映画館

興奮

幸せ

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Dr.Hawk

4.0キャストがスゴイ

2025年2月27日
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鑑賞方法:映画館

ボブデュラン復活ですね。

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完

4.5ティモシーの歌がすごい👏

2025年2月26日
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鑑賞方法:試写会

楽しい

興奮

高校生の頃にボブ・ディランを聴きまくってた時期があったから、名曲が生まれる瞬間や語り草になってるニューポートフォークフェスティバルに立ち会ってる気分になり、ワクワクした
予告を観たときにボブ・ディラン本人の楽曲を使ってるのかと思っていたが、ティモシーが全て歌ってた!驚き!素晴らしかった

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NOSTOS3

3.0ファンなら良いかも⁉️

2025年2月25日
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鑑賞方法:映画館

寝られる

特別ファンではないがアカデミー賞候補だし一応観てみました。正直、全体的には退屈でした。感動するサクセスストーリーって感じでもなく、感情揺さぶる感じでもなく、芸能人の裏の姿っていうほどのエピソードもなく。フォークはちょっとキツかったが、ロックな曲になってから知ってたし良かった!
そんな感想です。

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ノブ様

5.0変人で女好き、でも芯は強い

2025年2月21日
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鑑賞方法:試写会

興奮

萌える

ボブ・ディランの事は、存在は知っていても楽曲はほとんど知らず、どっかで耳にした事あるなという認識の曲がいくつかある程度。それでもティモシー・シャラメのなりきりぶりに感服。というかティモシーもそうだが、ジョーン・バエズ役のモニカ・バルバロやピート・シーガー役のエドワード・ノートンといった、実在人物を演じたキャスト全員が自分の肉声で歌っているというのも凄い。昔から好きだったが、やっぱりノートンはいい役者だ。
特筆したいのはディランの楽曲に歌詞字幕を付けている点。そんな事で?と思うかもしれないが、著作権事情で歌詞が出ない作品も少なくない中、これはホントに有難い。
デビュー直前の1961年から始まり、シンガーソングライターとして名を成すも、フォークだけの歌手として括られるのに辟易し、65年のニューポート・フォーク・フェスティバルでエレキギターをかき鳴らすまでを描く本作。実際のディランはなんとなく変わり者というイメージを抱いていたが、本作での彼もやっぱりそう。とっつきにくくて女にだらしない。でも早世したミュージシャンのようにドラッグや酒で身を滅ぼすことなく、寝る間も惜しんでひたすら作曲活動に励む。ジャンルに囚われたくないと、ナイーブそうに見えて芯が通っているディランを描くのに、『3時10分、決断のとき』、『フォードvsフェラーリ』などタフで渋い作品を撮らせたら天下一品のジェームズ・マンゴールド監督はハマっていた。前作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』の酷さは何だったのか…
ディランをこよなく愛するファンが本作をどう評価するかは分からない。でもディランをよく知らない自分は楽しめたし、彼の曲はどれも身に染みた。

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regency

4.0ボブ・ディランのことをもっと知りたくなる!

2025年2月11日
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鑑賞方法:試写会、映画館

恥ずかしながら、ボブ・ディランは名前を知ってるノーベル賞受賞者ってぐらいしか把握してないままにティモシーの演技見たさに映画を観た。

結果、もっとボブ・ディランのことを知りたくなったし、彼が産み出した曲を聴きたくなった。

ティモシーは訛りがある喋り方で、役のために増量もして、スクリーンにいたのはティモシー・シャラメじゃなくて、ボブ・ディランだったと思う。本当に演技力がすごい。

「フォークの神様」と言われるボブ・ディラン、

有名になればなるほど、ボブが歌いたいものと聴き手がボブに求めるものの乖離が如実になってくる。

今で言うところの「解釈違い」なんだろうか。

「私の推してるボブはそんな歌歌いません!!!」

まるでそう言うかのような「ファン」の怒号、それでも歌うボブ。現代の推し活も考えさせられる場面があった。

エルが演じるシルヴィの役どころが切なくてしょうがなかった。有名な人の側にいるって尋常じゃないほど大変だよね…

伝記物として往年のスターの全てを描くのではなく、若かりし頃に特化した分、ストーリーがしっかりしてて、濃密な2時間20分だった!

音響の良い映画館でこそ観たい映画

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スクラ

4.5またなジョーン

2025年2月7日
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鑑賞方法:試写会

悲しい

楽しい

興奮

こないだサーチライトプレミア試写会に招待して頂きました🎬
本当に感謝です😁

ボブ・ディランを演じたティモシー・シャラメの演技は本物でしたね🤔
私はディランをよく知りませんが、それでも歌い方や仕草、喋り方などを似せているのはわかりましたよ。
歌唱シーンはシャラメが実際に歌っているということですが、違和感ないパフォーマンス😀
これはアカデミー主演男優賞、十分狙えます👍

ディランの恋人シルヴィにはエル・ファニング😀
エルの瞳はくりっとしてチャーミングですな🙂
破天荒な彼に振り回される感じがうまくでてました🤔

ディランを見出すピートにはエドワード・ノートン🙂
彼の演技は定評がありますが、今回は出番はそこそこながらも確かな存在感を発揮👍
「ファイト・クラブ」の頃から、私は彼が好きです😀

同業者でディランと複雑な関係になるジョーンにはモニカ・バルバロ🙂
彼女は流れる黒髪に、優しさと強さを併せ持つ瞳が印象的🤔
ディランとは一言では言い表せない関係になるのですが、この2人なら妙に納得してしまうような演技でした👍

本編上映後に嬉しいことにマンゴールド監督の登壇があったのですが…最後の撮影タイムにスマホカメラがおかしくなって、撮った写真が保存されないという事態に😰
しかし記憶には刻み込まれました💪

アカデミー賞8部門ノミネートされていますが
「監督賞」「主演男優賞」「助演女優賞」
あたりは堅いと、独断予想します🫡
シャラメのファンのみならず、伝記映画ファンもきっと楽しめるでしょう👍
一般公開は2月28日ですよ🖐️

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カズユキ