「ボブディランとは………」名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN パチーノさんの映画レビュー(感想・評価)
ボブディランとは………
1964~66のディランは音楽史にとって重要な意味を持っていたのはファンだったら誰もが知るところ。65年のニューポートのライブ音源は昔から出回っていたので、映画で見て驚きは無かった。でも映像で再現されると、素直に感動した。最後に演奏したIt's all over now, baby blue の持つ意味を当時の観衆が本当に解っていたのであろうか?確かディランをノーベル賞にずっと推薦していた人物がその場に居たはず…
映画のなかであらゆるレジェンドがさりげなく出ていたのも興味深い。like a rolling stoneの録音の時、たまたま見学に来ていたアルクーパーが飛び入りでオルガンを弾いたりした場面を入れ込むあたりはさすが。マイクブルームフィールド、デイブヴァンロンク、ピーターヤーローetc…….
セリフだけですが、ドノヴァンとか…
あと65年初頭のイギリスツアーが入れば良かったかなと……まあ時間が足りないよね。
兎に角、本当にディラン愛を感じる出来だと思います。もう一回見ます。
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